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【死ぬほど頑張る】を極めてしまった 〜社畜は異世界でやり直す〜  作者: 汚醜
魔女の追憶

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第11話 マリーの誕生

なろうって半角全般が書けないんですね……

3年前……。




 騒々しい。爆発音、叫び声、金属音、逾樔ス楢i螳ケ蝎ィ、風声。様々な空気の振動が入り混じっている。

 目を開けると、閻先キキ濶イの空が辺り一面に広がっていた。私の周りは透明な膜で覆われている。横たわる私を支えている床は、金属とも木ともつかない(どちらかというと驢憺橿)、得体の知れないゴツゴツとした物体だ。

 隣を見ると、同じく人が横たわっていた。

 触れてみる。砕ける。腕が豁サ鮑夐オの砂岩で形成されていた。

 首が酷く痛む。痛い、痛い、痛い。蠖薙◆繧雁燕縺?縲∝?縺ヲ螂ェ縺」縺。

 そんな中、2つの声が強く響く。


「……どうかしましたか?。」


 女の声。


「そうか、ここか。今助けてやるからな。」


 男の声。空間が裂ける。青い空が見えた。


「なんですか?この空間は。それに人が……。」

「誰だ?いや……そういうことか。」


 鉄に腕を掴まれる。男は全身鎧を着ているようだ。隣に居た陌夂ゥコ縲∵?縺ッ遘も、女に回収される。


「これは……人間?心臓は動いていません。でも生きている……。」


 首が痛い。何度も刃物で切りつけられているような鋭い痛みだ。縺ソ繧薙↑縺斐a繧薙↑縺輔>。


「バーバラッ!!これは酷い……早く来てくれ!!」


 男が焦り叫ぶ。女が走って近づいてくる衝撃が地面に響く。痛い。


「首に傷が……いえ、さっきまでは無かったのに……。兎に角治療を開始します。」


 女が私の首近くに手を添えると、光が発生する。痛みが多少和らぐも、根本的に解決するとは思えない。それを見た女もより強く光を発生させる。


「駄目です!私にはとても手に負えません……!」

「仕方がない。ここで“確定”しよう。」

「……了解しました。」


 一瞬大きく光輝くと、首の痛みは収まった。自然と意識が途切れそうになる。


 蟄ヲ蝨偵?∝?豸亥?縲∵浙蜿……霑斐&縺ェ縺阪c…………!

 

 ――――――――――――。




「推定18歳……いや、局所的な老化が……。」


 背中がフカフカとした感触に包まれる。ベッドで仰向けになっているようだ。目を開けると、当然だが知らない天井。

 首に触れてみると、何かが巻き付いているみたいに、首に出っ張りがある。


「マット!!起きましたよ彼女!!」


 ガチャガチャ音がして奥の階段に目をやると、先程の男が降りてきた。


「おはよう。調子は悪そうだね。」

「……確かに良いとは言えない。ここは?」

「ガラハシア王国の首都、ジパランです。」


 女から水が入ったカップを受け取る。頭が痛い。平衡感覚が狂ったような気持ち悪さだ。

 

「ガラハジア王国?どうしてそんな遠方に……。」

「アンタはどこからきたんだ?」


 さっきまでは覚えていた筈なのに、元々なかったかの様に記憶が抜け落ちる。一度開いてしまった扉からは、水が押し寄せて止まらない。

 記憶もそうらしい。次々と喪失感が押し寄せてくる。


「アーセア、魔王、ガイラム、柴マタ……?」

「こりゃ駄目だったか?」


 抜けていく記憶を拾い集めるため、頭に浮かんだ言葉を精一杯口に出してみる。然し、その試みも直ぐに終わる事となった。

 この男には、私の精神がおかしくなったと思われているようだ。いや、私も自身それを否定することはできない。

 

「ああ……すまないね。私の記憶が徐々に抜け落ちているようだ。先程の質問にも最早答えることはできない。」


 何やら予想外なことが起きたように、珍妙不可思議な甲冑姿の男は考え込む。


「まあ、暫くはここに滞在してください。もしかすると、直ぐに記憶が戻るかもしれません。貴方、名前は分かりますか?」

「……いやぁ、思い出せないね。」


 依然として戻ることのない気持ち悪さを洗い流す様に、水を口に入れた。


「呼ぶ名前が無いってのも嫌だな。仮に『マリー』ってのはどうだ?ありふれた名前だがな。」

「マリー?」


 マリー。頭の中心に深く沈み込むような響きだ。頭の中で何度も反芻する。私の過去に何か関係しているのだろうか。


「マリー……マリーか。とても気に入ったよ。」



 その次の日、甲冑の男と共に、外で買い出しをすることとなった。


「マリー、好きな食べ物は?」

「それも思い出せないねぇ。」


 私の記憶を拾い集める為か、目についた物と関連する質問を次々ぶつけてくる。

 それにしても流石は国の首都だ。市場の規模や人の密度がとてつもなく大きい。ふむ、そう感じたということは辺境にでも住んでいたのだろうか。

 しかし、どんなに煌びやかに見えるモノでも影がつくという摂理がある。


「おい、そこの君。それは直ぐに返すべきだよ。」


 私は一人の男の手を掴んだ。

 スリだ。左手には硬貨入りの袋が握られていた。

 周りは騒々しいが、私達の間だけ静寂に包まれる。

 次の瞬間、男が振り返りざまにナイフを振り回してきた。私は回避したものの、周りの誰かへと突き刺さったようでパニックに包まれる。


「ふぅん……重罪だね。スリで止めておけば良かったものを。」

「うるせぇッ!!」

 

 次々とナイフが襲ってくる。相手は強化魔法を使っているようだが、素でも躱せる。

 それより少し不満なことがあった。


「君、騎士じゃないのかい?さっさとこれを処分して欲しいのだが。」

「マリーの戦闘スタイルを見ておこうと思ってね。人間、危機に差し掛かった時は本質が出てくるもんだ。記憶が戻れば嬉しいだろ?」


 なんて無茶苦茶な理論だ。まあいい。

 私はナイフの男から大きく距離を取り、自然と手を地面に置く。体か魂が覚えていた動作だ。これによって何が起こるかも分からない。


「……肉体朽ち尚残る無敵の魂よ。私に勝利を与え給え。来たれ、古代の勇者よ!!」

今、執筆メモを見返して来たら転生者の設定が、今の僕が思ってるのとは違うことに気づきました。うーん、物語の進行に問題ないけど表現の仕方が困った。

個人的に、マリーの過去は結構面白いと思うので感想お聞かせください。面白くなかったらすみません……。

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