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料理の鉄人が異世界に転生した件。続編①

作者: 明地雫

縛りワード 毒りんご フランケンシュタイン 料理長


料理人、周としあきが異世界に転生して1ヶ月が経った。周が料理長に、リザードマンが副料理長、その他従業員も15人となり盤石の体制となり店は今日も大繁盛している。



酔っ払い『おいねぇちゃん〜かーわいいねぇ。

あっちでオレと一緒に飲まねぇか?』


女性『やめてください…!』


リザードマンがホールでメニューを運んでると

乱暴されそうになっている若い女性がいた。


酔っ払い『いいじゃねぇかちょっとくらい…』


リザードマン『おいやめろ‼︎店内で暴れるな!』


酔っ払い『うるせぇ!!』


なんと酔っ払い、隠し持ってたナイフで

リザードマンを突き刺そうとする。

慌てて両手でガードしようとするリザードマン。


しかしその瞬間、大男が自らの手を犠牲にしてナイフを止める。


そして…


酔っ払い『ぎゃあああッ‼︎いででででッッ‼︎』



周『何事だ?』


周としあきかホールに出ると、大男が酔っ払いの頭をタマゴのように片手で一掴みにして持ち上げている。


女性『ダーリン♡‼︎もうっトイレ長いわよー‼︎』


大男『ゴ、ゴメン白雪…』


周は驚いた。

子供の頃から知らない人はいないほどのメジャーな童話のキャラクター、白雪姫とフランケンシュタインも異世界にはいるのか…しかもその2人がどうやらカップルでご来店されているようだ。


『驚いた…白雪姫とフランケンシュタインも異世界にはいるのか。しかもその2人がカップルとは』


リザードマン『おい、アンタ…手は大丈夫か?』


フランケン『ああ、おれ、人造人間だから痛くない。気にするな』


周『一体何があった?』


リザードマンがことの経緯を周に説明する


周『そうでしたか。服料理長の大事な手を守ってくれてありがとう。お礼と言ってはなんですが、どれでも一品好きなメニューをご馳走しましょう。代金は気になさらず』


フランケン『ほ、ほんとうですか…ではこ、これを…』


リザードマン『お、オーダーメイド⁈オイオイ、とっさに助けてくれたのはありがたいが、遠慮がなさすぎじゃないか?』


オーダーメイドはお店のメニューにないものでも客が自由に指定できるサービスで、混雑時などに頼まれると大変なので、普通のメニューが銅貨5枚〜10枚(日本円にして500円〜1000円)に対してオーダーメイドは銀貨15枚(日本円にして15万円)もかかる。


周『まぁまぁいいじゃないですか服料理長。

オーダーメイドで承りました。どういったメニューがお望みで?』


フランケン『り、りんごの…リンゴの料理を…』


周&リザード『リンゴの料理…?』



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