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学校へ行く

「クロノ、そろそろ学校に行きなさい!」


神父の声だ。

まあそろそろ学校にいかないとなァ、、、。

そろそろ休んでから1週間がたつ。

まあ俺が学校に行かないのは、

【魔剣術診断〕という学校で実施された、剣術と魔法にはどれくらい適性があるか、

というのを測るテスト魔法で5段階評価中の1をとった。

剣はごり押しで1は避けれたが、2をとってしまった。

そこから萎えて学校に行っていないのだ。

まあどうせ行っても冷やかされるだけなのだが。

元々俺は剣も魔法も、それ以外の武器もからっきし駄目だった。

無論、念力という武器を使えるのだが、これは家で練習しているだけで、

学校では剣の時は剣、魔法の時は魔法だけを使うことになっているので、

念力を使う機会はなかった。風の魔法と称して使えるかもしれないが、

念力を使うときは自分の周りに黒色のオーラがまとわりつくのでやっぱり使えなかった。

そのせいで、クラスメイトからはめちゃくちゃ冷やかされ、馬鹿にされてきた。

まあ自分は喧嘩が嫌いなので、手は出さなかったし、

別に手は出されなかったから放っておいた。

あと半年で進学(高校)なので、周りの奴らも手を出さないでいた。

(テストは1週間後。)

一度先生にチクったことはあったが、笑われ、冗談とされて終わった。

もうそれは裏で生徒と先生が手を組んでるだろ、というレベルで

あっさりと受け流された。

でも、自分は推薦なんかなしでもある程度の職につければよかったので、

もめ事を起こすのは避けていた。

まあ殴り合いなんてあったら退学は確定で、職探しにも困るからな。


そういえば俺には親がいない。

教会の前に置いてあったそうだ。

段ボール箱の中に入れられて。


「おい!いつになったら学校に行くんだ!?」


親(仮(神父))にはいじめ(?)られているとは言っていない。

俺は神を信じていないということで対立することはあったが、

一応これでも育ててくれたんだ。

迷惑をかけるわけにはいかない。


「今行く!」


まあとりあえず適当な返事をして、着替えながらダイニングに向かい、

朝食を食べた。


「おっ制服に着替えるとは。今日こそ学校に行くんだな。」

「ああ。そうするよ。」



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