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終末列車  作者: カオル
1/1

砂漠

カオルと申します。

これから細々とですが、投稿していきたいと思います。

よろしくお願いします。

ただただ続く砂漠の中、その列車は大きく砂煙を上げながら進む。

その列車の名はホープ(希望)。

人類最後の対異界獣用列車型要塞である。

…………………………………………………………………………………………

列車の上の見張り台からゴーグルとマスクを付け、全身を布で覆った男が身を乗り出して遠くを見つめ始める。

そして小さく呟く。

「来たな。」

男は徐に、そして慣れた手つきで足元に転がっている鎖を手に取ると、思い切り引っ張る。

ガチンッと大きな音が鳴る。

そして見張り台のすぐ後ろにあるハッチが開いて、大柄な男が半身を出して、見張り台の男に聞く。

「バリー、今回はなんだ?」

「鳥だ。」

見張り台の男が答える。

「わかった、急いで準備する。」

そう言って男がハッチを閉めた頃、大きな大きな鳥のような影が列車を包み込み始めていた。

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