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モネ・モリノ  作者: アリシア
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卒業

モネは卒業を前にして、親から卒業後どうするか聞かれた。

貴族の子女という事で卒業後は家で花嫁修業、社交界で良い相手が見つかれば結婚というのがよく有るパターンである。

またモネの姉アンナのように王宮で働くという事もある、この場合も王宮にて貴族の結婚相手を見つけるという事も有る。

モネは騎士としての地位を得ているので王宮騎士団に入る事もできる。王宮は女王の宮殿の警備という事で、女性の騎士団を編成したいと考えており、父を通じて相談がきていた

「実は王宮から、女王宮の騎士団として王宮で働いてほしいという要望が来ている。

まあ、決めるのはお前だから、お前の好きにしたら良い。

私は、良い話だと思ってるよ」

子爵はモネを呼び、こう伝えた

モネは、卒業したら家にいることになるが、それよりも、外に出て、仕事するのも、いいかもしれないなと考えた

自分には、家でのんびりするよりも、外で働くほうが似合ってる

数日の思案の後に、モネは父親に伝えた

「先日の、王宮からのお話、受けさせていただこうと思います」





王宮騎士団のうち、女王宮は女性の騎士団が配属される。

侍女、メイド、女性の多い王女宮では男性の騎士とのトラブルが発生することが目立ち、女性の騎士団を入れる事でそのトラブルを予防するという事を目的の一部としていた

女性で騎士の位を持ってるのは、殆どが騎士の家柄の出身のじょせいであり、学校を卒業してから騎士見習いとして働き、訓練し、そして騎士となる女性がほとんどだ。

その中でモネのように貴族で、学生のうちに騎士の位を授与されたのは珍しい、よっぽど武勲に優れた功績が無いとできない。


モネは3年時の学業を優秀な成績で修め、卒業が決定する。

卒業パーティでは新しく騎士としてのスタートという事で騎士の礼服を着用した。

それを見たジャネット・アンダーソンは顔を押さえて慌てて会場を出ていったが、多分、どっかで「萌え」とか「尊い」とかいってんじゃないかというのは作者の想像である。


アリシアはモネとフロアに出る。

アリシアがモネと最初に会ったのはいつのときだっただろうか

なんか、生まれたときから一緒にいる気分だ

これからも、私はモネを見続けるのだろうか

モネの事をお姉様と呼べる日がこないかな

モネの職場は兄の職場と遠くない

同じ王都にいるんだから。


男学生がジャネットに手をさしのべる、見た顔だ、同級生だろうか、彼女はそれを受け入れる。

ジャネットは学生にステップを合わせる。


毎年のことであるがモネには女性からのダンスの申込みが多数舞い込む。

モネが女性の手をとり、ステップを踏むのが見える


ジャネットは、転生者としての記憶がある。

ここは自分がプレイしたゲームなんかじゃない、普通の現実社会なんだ

悪役令嬢でもなかった

ゲームとは全く違う顛末、そしてゲームからはかけ離れた自分の人生

よく考えたら、生前には年間に5つくらいはゲームをクリアしていたので、全体で100近いゲームをプレイしたのではないだろうか、その中で国や名前が重なったりすることは、ある、それを、ゲーム世界に転生したと勘違いしたのだろうか。


音楽が終わり、男学生は見事な礼を

ジャネットも礼を返す

モネがこっちを見た

ジャネットが笑顔を送る


ジャネットは学園の教職者専門課程に進む予定であった。

彼女は将来は王都で教職につけたらと考えていた。

貴族の彼女が学園で教職につくとなるとそれは学園ということになる。

厳しい道であるが彼女の成績では不可能ではなかった。


モネが眼の前に立ち、手をさしのべた。

彼女は、笑顔で、モネの手に自分の手を重ねた。

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