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姉の結婚
モネの姉の婚約が決まる
モネは、アンナがなかなか男に慎重な方で、また、婚約話もないことから心配していた。
然し、実際には、ちゃんと親しい男性がいたようで、グレッグ・コールマンはコールマン伯爵の息子で、軍部に勤務していた。
貴族の婚約というのは、結婚とほぼ一緒で、解消となると何かといらぬ噂をたてられるものである。であるから、二人は結婚するという意志が固まるまで秘密にしていたようだ。
アンナはモネや家族にグレッグを紹介した。
真面目そうで、アンナが選びそうな人だって思った。
モリノ子爵はアンナから話を聞いたときにすぐにグレッグの身辺調査をしている。そして、問題が無いとの確証を得て、結婚を許可した。
来年、二人が休みを取れる日が決まった。
結婚すると、二人は王都にて一軒の屋敷で住む予定らしい。
先日からいろんな屋敷を見て回ってる。二人の給金はまだそんなに多いわけではないので、そんなに大きな屋敷を買うことはできないけど。「まあ、必要なくなったら売ったらいい」とのコールマン伯の意見もあって、少し頑張って買うことにしているらしい。




