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モネ・モリノ  作者: アリシア
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学校・後期

夏期休暇がすぎると新学期が始まる

新学期になるとどうしても忙しくなり、モネはアリシアの家に行く事が少なくなった。それは、アリシアからジョーとの事を問いただされ、今までアリシアの兄としか思っていなかったジョーの事をあらためて意識するようになったからだ。

兄、姉もまだ独身なのに、自分が先に結婚するというのは、何か順番というかルール違反のような気がして、悶々と考えてる。

これを家族にいうと、多分みんな大喜びしてあっという間に婚約式、結婚式になってしまうだろう。

結婚式の事を考えて、頭が破裂するモネであった。


学校が始まって一ヶ月経つと、モネは冷静を取り戻してきて、やはり自分のあの気持ちは一時的なものだったのだろうという気持ちに落ち着きつつあった。

アリシアがそのことに全く触れて来ない事も、またあれは夢だったのかと思う気持ちになる。

落ち着いた雰囲気。優しい目

まるで夢のようだった


学校は、夏休みを挟んで前期と後期とあるが、前期が短いので、前期・後期とある授業は、前期に基本的な授業を、後期に難易度の高い、専門的な授業を行う。

学生達は授業の専念していた。

そうして今年の試験は終わり、モネたちは自分の希む成績を全うしたので、それぞれ満足感に浸っていた。

今年も卒業式がやってきて、そして最上級生が卒業すると、来年はモネ達が卒業する事になる。

卒業式の在校生代表がサチコ・キリシアという女学生だった

モネはサトコという名前を聞いて、どっかで聞いた名前だと思っていたが、中級の時の同級生だという事を思い出した

サトコは外交官キリシア男爵の令嬢である。サコトは東洋の国で生まれ、育って、10歳でこの国に帰って来た時に中級クラスからスタートしたが、言葉がほとんどできなかったので、初級クラスでやり直す事となった。

それから中級・上級、サトコは努力の人で、良い成績をとっていた



卒業式の後はパーティである

今年はモネは女性向けのドレスでパーティに臨むつもりである。

パーティのドレスは今年は新調することにして、母の馴染みにしているデザイナーのお願いした。

最初に見たデザインが、十分に女性らしいデザインだったので、それが気に入ったモネはそれを注文した。


ドレスを着て現れたモネを男学生達はダンスに誘いたがった

しかし、最初に彼女とダンスを踊ったのはアリシアだった

去年と同じく・・・今年は二輪の花の舞、同級生の目はハート型に輝いていた


「なんか、みんなの目が生暖かいんだけど」

「こんなことなら、去年の騎士礼服でも良かったんじゃないの」

「あれは恥ずかしいわよ。新学期になってしばらくはハートの目に追っかけられた」

「ドレスの方がまし?」

「そうであってほしい」


くるくると大輪の花は巴に舞う



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