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モネ・モリノ  作者: アリシア
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アリシアがマーリーに拉致される。モネ達による必死の救出劇!!

試験が終わって結果が帰ってきた日、私達は今季の単位を無事修得したことを喜んだ。

明日から休暇

後は卒業パーティである。

卒業パーティとか言ってるけと、在校生、卒業生みんなごちゃまぜのダンスパーティ。

正規のダンスパーティならパートナー同伴が必須だけど、そこは学生、女同士のグループでということもある。女同士で踊ることもある。

たまーに男同士で踊って、その近いのを皆で脳内SSDに記録していたりする。

この「脳内SSD」というのはジャネットのいた世界で、忘れたくない風景を頭に絵の如く記憶する意味らしい。

よくわからんが。


ということで、今日、放課後、トイレから戻ってくると、前からケイトが泣きそうな顔をして走ってくる。


まあ、レデイは廊下を走るもんではありませんわ・・・なんて言ってられない雰囲気。

「大変!さっき、いきなり、男子数人が来て、アリシアが、「断罪する!」「悪役令嬢!」とか言われて連れて行かれたの!」

「な!何ですってーーー!」

「上級生もいたわ、私、やめるように行ったら突き飛ばされて、ウー・・・ゴメンナサイ」

「とにかく探さなくっちゃ、どっち行ったかわかる?」

「わからない!!でも東の廊下の方に行った!!あ!と!ジャネット様ぁ!」

ジャネットを見つけたケイトが走り出す。

ケイトがアリシアが誘拐されたことを話すと、あわててこちらに来た。

「大変、みんな手分けして探して!!みんなアリシアさんの顔は知ってるよね!!」

ジャネットの取り巻きがぱあっと散らばる

モネは武道場に行って木刀を掴んで戻ってくる

「他のみんなも授業終わって集まってきたの!今手分けして探してるわ!」

その一人が戻ってきた

「見つけた!こっち!」

全員、その方向に走る。

「絶対にここ!あーでも、中から鍵がかかってるみたい」

「カーテンかかってるけど、普通、中から鍵がかけるなんてありえないから!」

「アリシア様、アリシア様」

どんどんどんどん!!ジャネットが必死で叩く

中で暴れる気配がするから確かにここだ。

「ジャネットさん!先生と警察呼んできて!」

「はい!」

ジャネット達が走り出す

「みんな、扉を突き破るわよ、せーの!で体当たりするの、いくわよ!!」

どんガッシャーン!

扉が内側に倒れた、3人はそのまま部屋に転げこむ。

と、そこには4人の男学生、抑え込まれてるアリシア、そしてマーリーがいた。

モネは立ち上がると上級生が立ち上がる

「あーお前らもやられたいのか」

次の瞬間男を叩きのめすモネ。

男三人一緒にかかってもナイフの倍の速度で繰り出されるモネの突きに男は全員うずくまる。

「結構野蛮じゃない、あんた達、前世はごリラか牛だったんじゃない?」

マーリーは腕を組むとアリシア達を見下ろした。

「クッソ、この女が暴れるから、おとなしくされてりゃあいいのにさ、男がいるのにさ。何か処女ぶっちゃってさ」

ケイト達に体を支えられてアリシアが上半身を起こす。

服が破られていた。

殴られたのだろうか、頬が赤くなっている

モネはそれを見て、頭に血が上るのを感じた

ドン!ドン!ドン!ドン!

モネの血が滾る

「キサマぁ・・・ココで死ね」

木刀をマーリーにつきつけるモネ


ようやく先生と警察がやってきた。

「みんなあ、おとなしくしなさぁーい」

警官が声を張り上げる。

「もう、これで・・・ぐうううううおーつ!!」

マーリーがナイフを構えてでアリシアに突っ込む。

アリシアを庇うケイト。

ケイトにマーリーのナイフが届くかという瞬間に、モネがナイフを弾き飛ばす。

モネがマーリーを蹴り飛ばす。

壁に激突するマーリー

「だめ!!モネさんストーップ!だめー!!」

ケイトが叫ぶ

モネの木刀がマーリーの喉元横の壁に突き刺さる


「ちくしょー、殺せー殺せー」

警官は男学生たちとマーリーに手錠をかけて連行した

最後に残った警官がモネに身分証を見せる

「担当官のスミスです。えーと、どういうことなんかお話しいただけますかー」

そしてモネとケイトと、みんなはアリシアが連れ去られた事を警官に説明した。

「あっ!隊長の妹さんでありますかっ!お兄さん!いえ!隊長にはお世話になっておりますっ!」

ヌルヌルしていた態度がいきなりシャキシャキに、その変化に笑ってしまいそうになるみんな。

「モネさんのお兄さんって、怖い人なの?」

みんなの尋ねる目が笑ってる

「しらんわ」

モネも笑いながら応える。




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