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モネ・モリノ  作者: アリシア
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モネ・アリシアとケイトを呼んでのマーリー対策会議

王弟殿下邸宅に行ったその数日後の昼休み、モネはアリシア、ケイトと一緒に食事をしていた。ケイト・モッシュとアリシア・ネーデルは顔見知りであったが、モネを挟んでの付き合いは無かった。二人は改めて挨拶を交わす。

食事をしながらモネは二人に王弟殿下から聞いた話を話す。3人は顔を突き合わせて今後の事を相談だ。


ケイトは今のところマーリーとの接点はない。クラスで声を交わした事はあるが、それだけで、知り合いというほどでもなかった。モネはケイトを巻き込んでケイトに迷惑がかかるのではないかと心配していた。

モネは「ケイトさんが私やアリシアさんと一緒に行動すると、マーリーさんに目を付けられるのではないかと心配しているの。でも、クラスでも、それ以外でも、ケイトさんと一緒にいるところはマーリーさんに見られているわけで、今後の事があったらと思うと、注意喚起という事で」

心配するモネに対してケイトは割と気楽だった

「ありがとう、マーリーさんは授業で移動の時に顔を合わせるくらいで、向こうも私の事は何も注意しているようには見えないわ。大丈夫だと思うの。それと、サトコさんっていたでしょう。私、あの人と仲良しなの。サトコさんてモネさんと変わらないくらい強いらしいですわよ。」

アリシアはそれを聞いてうなずく

「先日の食堂での騒ぎをみんな見ているわけでしょう。その点で、特定の誰かというのは、私とモネさんとくらいしか認識していないと思いますわ。それと、私、今の話聞いて思いつきましたの」

アリシアは笑顔で指を立てる

「先日、父が言っておりましたけど、『輪廻転生』という宗教理念では、人はみんな転生者なのだって、で、マーリーさんは過去の記憶『悪役令嬢』『モブ』との因縁の記憶があるわけですわね。もしかしたら、『悪役令嬢』としての記憶がある人がいるんじゃないかと思いますの。

マーリーさんは私を悪役令嬢と言ってますけど、私は前の記憶がないので、たぶん、今の悪役令嬢なのでしょう。そしたら、過去の悪役令嬢の方もいらっしゃるのではないかと。

その方を探して、マーリーさん対策を話し合ってはどうかと思いますの。」

アリシアの話に二人は驚く。モネは尋ねた

「そして、どうやってその『過去の悪役令嬢』を探しますの。『あなたは過去の悪役令嬢ですか』ってちょっと私には聞けませんわ」

勢いづいていたアリシアの顔がだんだんと曇ってくる

「そうですわね、それを考えないと」

そう言ってるうちに昼休みも終わりに近づいてきた。3人は昼食を平らげ、午後の授業に向かった。



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