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モネ・モリノ  作者: アリシア
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モネ、王宮での侍女見習い

モネは一年間の予定で王宮で働くこととなった。一日目に10にんほど、執事長の前に整列させられて、配属部門を告げられる。モネは王女付きの侍女の下で働くことになった。

床の拭き掃除とかは下女、民間から王宮に働きに出ている者の仕事で彼女の仕事は主に王女の着替えやお茶の準備、または、王女の部屋に来る客に対する応対とか。

モネをしつける侍女長は細かいところまで厳しいのではじめのうちはヘトヘトだった。侍女見習いは王宮の一部に部屋があり、3人部屋である。みな、子爵や男爵の娘でモネと同じく学園の学生であった。


モネの姉のアンナが王妃の部屋で働いている筈だが、近くて遠い王妃の部屋、合うことが全然無い。

それもそのはずで、アンナは王妃に付いて回っているので、王妃の部屋に常にいるわけではない。逆にモネはどっちかというと部屋の片付けや王女のドレスの整理など、王女が部屋にいない時の仕事が多い。

そうやって過ごしているうちに、半年経つと要領もわかってくるので最初のときのようにヘトヘトになるということもなくなった。最初のときは部屋に帰って服を脱いでベッドに腰掛けた瞬間に眠気と疲労から意識が飛び気がつく夜中ということもあった。


そうして一年間の過ぎ、彼女の行儀見習いはてんてこ舞いのうちに修了する。

修了式のとき、漸く姉と合うことができた。聞くところによるとアンナは武道の腕が立つ事から王妃とほぼ一緒に地方屋隣国に行ったりしていて、本当にこの一年、王宮には殆どいなかったらしい。会えなくて当然よねと、二人で顔を合わせて苦笑する。

「モネ、一年間お勤めご苦労さま、そして無事修了おめでとう。今後はまた学業に精進しなさいね」

「ありがとうお姉さま。ところでお姉さま、次のお休みは?」

「また、時間ができたら連絡するわ。一度皆で食事したいわね。」


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