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モネ・モリノ  作者: アリシア
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幼年期

モネはモリノ子爵家の二女である。アンナという姉とトーマスという兄がいる。モネ6歳、アンナ12歳トーマス9歳である。

モリノ子爵は王国に領地を持つ、山と、広い耕地、農業に熱心な子爵のおかげで領地の経営は安定していた。


モネは6歳から領地の教会が開く学校で地域の子供たちと学校に通って勉強していた。領地の子供たちは6歳の時には既に親の手伝いをしていたが教会の学校に行くと昼食が出るので親は学校に通うのを良しとしていた。

50歳くらいの神父が教師役で、若い頃は中央の教会で研究に没頭していたが、歳をとって体が追い付かなくなり、親交のあった子爵の元にやってきた。

教会は領地に3か所あって、神父はそれぞれの教会で読み書きと算数を教えていた。


子爵は子供たちを教会で勉強させるのと同時に自分の世話している騎士や、騎士の子供を家に迎えて外国語、読み書き、歴史を教えていた。子供たちは勉強が済むと食事が出るので勉強を楽しみにしていた。




モネは騎士のアルバートの子供、ジョーンと仲が良かった。騎士アルバートは子爵の抱える騎士団の副団長である。アルバートの剣術は国内でも有力で、西地方の10程の騎士団で優勝したりもしている。

騎士団長マイクは50過ぎのがっしりした男性である。

子爵は若い頃、彼の娘と恋仲であった。

子爵は一度、都に住む侯爵令嬢との縁談が持ち上がったがその時にはマイクの娘が子爵の子供を宿している事がわかったのでそのまま騎士団長の娘を妻に迎えた。


モネは10歳になる。10歳から貴族の子供は都の国立学園に入学する事が出来る。簡単なテストがあるがそれはどの程度読み書きできるかのテストで、よほどの事がない限り入学できないという事は無い。現に兄姉もその学校に通っていた。

モネ10歳、姉兄と同じく学園に入学する。



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