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第六話  神器解放



 夜通し畑に残った野菜を収穫し、まとめて荷車に積み込んだあと、セルンとトアレは支度を調えて家を後にした。


 海岸を目指して森を抜けると、やがてレナスロッテたちが築いた拠点が見えてきた。海岸線に天幕が複数建ち並び、背後の海上には一隻の船が碇を下ろしている。黒塗りのかなり立派な船だ。


「海は凪、空は快晴。うむ、よき出航日和である!」


 白い一張羅に麦わら帽子を組み合わせたトアレは、いつも以上にテンションが高かった。


 なんだかんだ言って、やはりセルンが勇者選抜に参加すべく島を出ることを選んだのが嬉しいのだろう。


「トアレ。これから先、しばらくは船上で姫さんたちと一緒に過ごすことになるんだ。お前がボコボコにした人たちに会ったら、この前のこと改めて謝っておくんだぞ?」


「そう何度も注意されずともわかっておる。もめ事は起こさない。約束するぞ」


 心配だった。厄介事を起こしそうでならない。


「まあ、向こうも子供の言うことにいちいち怒ったりしないか」


 レナスロッテは理性的な人物に見えたし、よく兵たちを統率していた。あれなら、トアレがアホの子でもそうそう大きな問題は発生しないだろう。


「私はセルン殿を連れ帰ることに納得できません!」


 そう思いながら砂浜に足を踏み出したセルンたちの出鼻をくじくように、天幕の中心の方からそんな大声が聞こえてきた。


 トアレが問題を起こす前に、すでに問題は発生しているようだった。


「マスター。あんなことを言っておるがどうする?」


「どうもこうも、事情を聞くしかないだろう」


 二人は騒然となっている天幕へと近付いていき、兵士たちによる人垣の外から、輪の中と声をかけた。

 

「なあ、ここに来て、もしかして俺は連れていってもらえないのか?」


「セルン様!」


 人垣が割れ、中からレナスロッテが顔を出す。


 彼女はセルンを見つけると、安堵の吐息をつき、満面の笑みを浮かべた。


「ようこそおいで下さいました! さあ、船の方へ。歓迎いた――」


「セルン殿」


 レナスロッテの言葉を遮るように、セルンに話しかける人物がいた。


 白銀の鎧を身につけた大柄な騎士。トアレに襲われた、あの勇者候補の男だった。


 男はレナスロッテの前に出ると、セルンに対し胸に手を当てる礼を取った。


「お初にお目にかかります。私はクリフ・ゼントス。レナスロッテ様の護衛を努めている騎士です」


「初めまして。セルン・ベルクルトだ。こっちはトアレ」


「我は初めましてではないがな」


「余計なことを言わない」


 以前、一度逆襲にあったからか、トアレはこの騎士のことを好んではいないようだった。態度に棘がある。


 けれどそれは向こうも同じようだった。


 礼儀こそ弁えているが、セルンを見つめる眼差しは厳しい。


「セルン殿。ここへこうしていらっしゃったということは、勇者候補の一人として勇者を目指す覚悟を決められたと、そう受け取ってもよいのだろうか?」


「ああ。そのつもりだ。勇者になれるかどうかはともかく、目指すと決めた」


 セルンははっきりと自分の答えを述べる。勇者を目指す、と。


 その答えにトアレとレナスロッテが喜び、クリフは苦渋の表情を見せる。


「……セルン殿。我が家はレムルス王国の貴族です。騎士の家柄ではありますが、王国の片隅に小さな領地を持つ領主でもあります」


 クリフは唐突に自己紹介を始める。


 セルンはどういうつもりだと思いながらも、その話に耳を傾ける。


「我が家の領地はモンスターによる被害が大きい土地でした。私が小さい頃はよく討伐で多くの者が傷ついたものです。けれど、あなたとローリエ様がモンスターを滅ぼしてくれたことで、領地は平和になりました。本当に感謝しております」


 クリフは深々とセルンに向かって頭を下げる。その行為に一切の打算は感じさせない。心の底から、感謝している様子だった。


「姫様よりあなたの力を借りるつもりだという話を聞き、私も喜んで賛成させていただきました。経験豊富であり、魔王と戦った経験を持つあなたの協力は、何人にも勝る助力であると、ええ、今も心からそう思っております」


「協力、か。……それは勇者候補としてではなく、純粋な一人の協力者としての話だな?」


「ええ。私は出発前、姫様よりそううかがっていました。あなたが見つからなかった最後の勇者候補であり、姫様があなたを次の勇者として仰ぐつもりであるとは、先程説明されるまで一言も聞き及んでおりませんでした」


 やはり先程の大声は、この騎士の物のようだった。そしてその理由にも、セルンは察しがついた。


「俺が勇者候補として勇者を目指すのが不満なのか?」


「いいえ。それ自体には不満などありません」


「なら、俺があんたの姫さんに勇者になって欲しいと乞われたことが不満なんだな?」


「ええ、そうです。それは断じて許せない」


「クリフ!」


 レナスロッテが叱咤するように従者の名前を呼ぶ。


「あなたはなにを言っているのですか? セルン様がせっかく勇者になる決意を決めて下さったのに!」


「それはこちらの台詞です、姫様。なぜ、セルン殿に勇者になって欲しいなどと、馬鹿げたことを頼まれたのですか?」


「馬鹿げただなんて! あなただって、今の勇者選抜が停滞していることはわかっているでしょう? 我々には新しい風が必要なのです。何者にも勝る、強い風が」


「それこそがセルン殿であると?」


「そうです。わたくしはセルン様こそが次の勇者にふさわしいと信じています!」


「……そう、ですか」


 クリフは拳を強く握りしめると、悔しそうに歯を食いしばる。


 それを見て、トアレはふんっと鼻を鳴らした。


「なんだ。話を聞いていれば、嫉妬しておるのか。好いた女が、自分ではなく別の男を頼ったから腹を立てているのだな。まあしかし、その相手がマスターであれば仕方がないというもの。潔く諦めるがいい」


「違うぞ、トアレ。仕方がないのはお前の頭だ」


「なぬ? 奴は自分こそが勇者であると主張したいのではないのか?」


「まったく違うさ」


 そう、クリフはレナスロッテが付き合いの長い自分ではなく、セルンを勇者としてふさわしいと言ったから怒っているのではない。彼の怒りがそういう自分本位なものではないと、セルンには理解できた。


「あいつが怒っているのは俺にじゃない。姫さんの方になんだよ」


「それはどういう……?」


「姫様」


 クリフはおもむろにレナスロッテの前で立て膝をつくと、胸の前に聖痕を掲げて訴える。


「私は勇者候補の一人であり、あなたをリーダーに仰ぐパーティーの一員です」


「ええ、ですからあなたにも、わたくしと一緒にセルン様を支えて欲しいと思っています」


「それは無理です。私が自分の勇者として仰ぐのは、たった一人の御方のみ。それは断じて、セルン殿ではございません」


 クリフははっきりと、なにもわかっていないレナスロッテに告げる。


「私の勇者はレナスロッテ様をおいて他にいません。だから、あなたが勇者になるのを諦め、セルン殿に下るということが許せないのです」


「クリフ。わたくしは……」


「姫様。あなたが勇者になることを無理だと思っていることは薄々勘付いておりました。けれど、それでも、私はあなたこそが勇者にふさわしいと信じているのです。誰よりもこの世界を思い、誰よりも勇者選抜が上手くいくように苦心し、そして誰よりも人々を救わんと足掻いているあなたこそが勇者にふさわしいのだと!」


「…………」


 レナスロッテは押し黙り、なんの言葉も返せずにいた。恐らくはそこまでクリフが自分のことを信じていたとは思っていなかったのだろう。


 けれど、彼女以外はこの展開を予想していたようだった。兵士たちは皆、クリフに倣うようにその場に跪く。


「姫様。どうか勇者を目指すことを諦めないでください。それが我々の総意です」


「……あなたたちの気持ちはよくわかりました。けれど、それはできない相談です。この世界を思えばこそ、わたくしは諦めるべきなのですから」


 クリフはしばしレナスロッテの顔を見つめていたが、やがて立ち上がると、セルンの方に向き直って一歩前に出る。


 それに応えるように、セルンも一歩前に出た。


「そうだよな。そんなこと突然言われても、納得できるはずがないよな」


 誰しも自分の信じる理想の勇者の姿がある。セルンにはクリフの気持ちがよくわかった。自分を許容できない理由にも、納得がいった。


 けれど、セルンはすでに決めている。勇者を目指すと決めている。クリフが拒もうと、あの船に乗って勇者候補たちの戦場に向かわなければならない。


 だから――邪魔だ。立ち塞がるのなら、排除しなければならない。


 それが同じ勇者候補でも。いや、勇者候補だからこそ。


「クリフ、だったな。勇者候補同士、意見がぶつかりあったとき、他の勇者候補たちはどうやって決着をつけているんだ?」


「……感謝を」


 セルンの言葉に一度目を閉じ、頭を下げて礼を口にしたあと、クリフはカッと目を見開き、敵意を剥きだしにして吼える。


「勇者候補同士の意見が対立したとき、決闘をもってこれに決着をつける! セルン・ベルクルト! クリフ・ゼントスが、あなたに決闘を申し込む! 私が勝ったら、あなたは姫様の下で私と轡を並べるのだ!」


「受けよう。俺はもう、同じところで足踏みするつもりはない」


 セルンは背負った荷物を放り投げると、ぐっと聖痕を宿した右手の拳を握りしめて前に出す。


「俺が勝ったら、お前には俺が勇者を目指す協力をしてもらう。俺の仲間になる必要はないが、一人の男として協力は約束してもらうぞ」


「承った!」


 クリフも同じように右手の拳を握りしめて前に出すと、腰を落とし、戦いの構えを取った。


「……わかりました。では、わたくしが審判を務めましょう」


 対峙する二人の顔を見て、レナスロッテは制止できないと理解した。ならばせめて、と審判として二人の間に立つことにした。他の兵士たちも二人から離れ、見守るように取り囲む。


「この決闘は勇者選抜の決闘のルールに基づいて行います。勝敗は本人による棄権か、どちらかが戦闘続行不可能になったときにのみ決せられます。また決闘開始前の神器の解放は認められません」


 そう述べながら、レナスロッテはセルンとその傍らに立つトアレに確認の眼差しを送る。


「問題ない。こいつの今のこの状態は封印状態に該当する。真名解放はしてない」


「では、この戦いを聖戦に捧げる――」


 レナスロッテが祝詞を唱えながら手を挙げ――そして振り下ろされた。


「決闘開始!」


「行くぞぉおおお!」


 戦いが始まるや否や、まずそう叫んで行動に出たのはクリフの方だった。


 彼は聖痕をまばゆく輝かせながら、その身に宿る力を解放せんとする。


 セルンは手を出すことなく、それを見守る。本来ならば、相手が神器を解放する前に叩くのが、勇者候補を相手にする上でのひとつの大原則であるが、それでは勝ってもしこりが残る。


 これは勇者候補同士の決闘であると同時に、男同士の意地をかけた戦いでもあるのだ。全力を出した相手を真正面から潰さなければ意味がない。


 そう考えているのはクリフも同じであり、だからこそ、彼は先んじて神器を解放する必要があった。


 なぜなら、彼の神器はそういうもの。全力で潰そうとしてくる相手を、全力で防ぎきることこそが、彼にとっての勝利なれば。


「神器解放――」


 そして此処に、クリフ・ゼントスは自分の魂を映す神器の真名を告げる。


「――『忠誠の王盾ロイヤルグランド』!」


 瞬間、彼の目の前に巨大な壁が出現した。


 潔癖な忠誠心を思わせる白亜の、それは巨大すぎる盾であった。縦にも横にも広く、分厚い、さながら城壁のような盾だ。


「見よ! これが我が神器! 我が忠義! 姫様を守る『忠誠の王盾ロイヤルグランド』である!」


「巨大な盾……武装携帯型ウェポンタイプの神器か」


 神器には、その形状から大まかに分けて四つの型が存在する。


 武器の形を取る『武装携帯型ウェポンタイプ』。


 手で操るのではなく、身につけることで能力を獲得する『発動媒体型アミュレットタイプ』。


 上記二つとは異なり、直接勇者候補の肉体を覆い、時に肉体そのものが変質する形で展開される『融合装着型アーマードタイプ』。


 逆に勇者候補からは完全に別れて、単体で機能する『守護独立型ガーディアンタイプ』。


 稀にそのいずれにも当てはまらない特殊な形も存在するが、概ねこの四つに分けられる。


 クリフの神器は武具である盾の形をもった『武装携帯型ウェポンタイプ』であった。だがその大きさ、規模は盾の範疇を大きく超えており、普通ならばまともに取り回すことなどできないだろう。


 だがそれを成し遂げてこそ、神器であり勇者候補。


 クリフは盾の後ろにある光り輝く取っ手に触れると、盾を持ち上げて前進する。


 突撃チャージ――盾の防御力と圧倒的な質量を前面に押し出した、唯一にして最強の攻撃だった。


「さあ、行くぞ! 我が神器、破れるものなら破ってみせるがいい!」


「もちろんそうさせてもらおう!」


 クリフの言葉に、トアレが雷撃をもって答える。


 その手のひらから放たれる強烈な雷撃。それは間違いなく、並の守りであれば一撃で打ち砕くほどの破壊力を秘めていた。


 実際、神器を解放する前のクリフを倒して見せた一撃であり――


「くっ!」


 しかし、今のクリフの盾に対しては、わずかに表面を焦がすことくらいしか出来なかった。


「ええい、硬すぎる! なんだあれは!? 防御に全力を振りすぎだろう!」


「よく言われる! 勇者候補の癖に、攻撃ではなく防御に力を回すとはなにごとだとな!」


 勇者は魔王を倒さなければならない。ならば当然、手にするべきは強大な敵を倒す力である。守る力ではない。


 つまり勇者候補が手に入れるべき神器としては、クリフの神器の評価は低いものとなる。


 だが勇者ではなく、勇者と共に魔王に戦いを挑む仲間が持つ神器として考えれば、間違いなくクリフのそれは強力無比な神器であった。


「だがこれでいい! 私が願った神器は、最初から勇者となった姫様を守るためのもの! それに私の魂は、最高の形で応えてくれた!」


 勇者候補としてはある意味失格に等しい発言を、誇らしげに謳いあげながら、忠義の騎士は前へ前へと突き進む。


「姫様を守る! 私は、姫様をお守りするのだ! 絶対に!」


「見事」


 セルンは素直な賞賛を口にした。


 神器とはその勇者候補の魂が形になったもの。つまりクリフ・ゼントスは、魂からの忠誠をレナスロッテ・レムルスに捧げているということなのだ。


「守る。絶対に守る。……勇者の仲間として、間違いなくその魂の在り方は素晴らしい。俺もあのとき、お前みたいな神器があればよかったよ」


 そうすれば、セルンは自分の勇者を守れたかも知れない。死なせずに済んだかも知れない。


 けれど……それはすべて終わってしまったこと。過去は戻らず、セルンはもう、魂からの守護の念は抱けない。自分は勇者を殺したのだと、セルン・ベルクルトは永遠に後悔し続けるだろう。


 だから――その魂が生み出した神器もまた、そういうもので。


「トアレ。目の前のあいつは、全力をもって戦うに値する勇者候補だ」


 自分の神器を、セルンは呼ぶ。


「だから、お前を使うぞ」


 それを受けて、神器の少女は攻撃の手をとめて振り返った。


 その顔に浮かんでいるのは微笑みだった。その言葉こそを待っていたと、そう言わんばかりに、心から幸せそうに彼女は笑う。


「はい。マイマスター!」」


「ああ。行くぞ、トアレ!」


 すぐ目の前まで迫った圧倒的なる盾に対し、怖気付くことなく、二人は声を揃え、魂を共鳴させる。


「神器解放ーー」


 そして、そこから先は一瞬の出来事だった。


「――『勇者殺しトゥルーレクイエム』」


 セルンがトアレの真名を告げた刹那、一直線に放たれた雷光が、クリフの神器の上半分を真正面から消し飛ばしていた。


 さらに光はクリフの背後にあった海を割り、遥か彼方で巨大な爆発を起こす。その威力に大気が揺れ、雲がすべて蹴散らされてしまった。


「馬鹿な。一体、なにが……?」


 一瞬たりとも防ぐことができずに破られた自分の盾を見下ろしながら、クリフは呆然とつぶやく。


「我が盾は、勇者候補序列十位以内の者の攻撃でも防いで見せるというのに……」


 信じられないという表情で顔をあげたクリフは、セルンの変化にようやく気づく。


 神器を解放したセルンは、その右手に雷光を凝縮したかのような、光り輝く槍を握りしめていた。それだけではなく、右腕から肩口にかけてを、槍の柄からのびた光が茨のように絡みついている。


 その傍に、先程までいた純白の少女の姿はない。


「セルン殿、その姿は……?」


「これが俺の神器を解放させた姿だよ」


 セルンは槍の切っ先を、クリフに突きつける。


「神器『勇者殺しトゥルーレクイエム』……雷を操る雷光の槍であり、あらゆる神器を滅ぼす勇者殺しの神器だ」


 勇者候補でありながら、勇者を滅ぼす神器を産み落とした少年は、静かに告げる。


「まだやるか?」


「……いや」


 クリフは首を横に振ると、神器を消し、どこから晴れやかに笑って言った。


「完敗だ。まさか一撃も防ぎきれないとは」


「そうか」


 セルンは神器を解除する。槍は光の粒子となって解けると、主の傍に少女の姿で現れる。


 一瞬の、しかし全員の心に刻み込む決着であった。


 そして勝者を讃えるべく、レナスロッテが高らかにその名を呼ぶ。


「勝者! セルン・ベルクルト!」


 それは見る者すべてに、新たな伝説を予感させた瞬間であった。

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