第五夜
どごん!
稲荷神社出張所に、攻撃魔法が叩き込まれた。
雪尾:うわーッ!
結界が、振動してる!
萌黄:相当の魔法使いです!
がちゃッ・・・
そこに、黒いローブを着た、猫耳女性が。
猫耳:おらーッ!稲荷雪尾!運営に代わって、懲罰しにきたぞぉッ!
雪尾:ぎゃあッ!ぼ・・・僕・・・今ここで、DJしてるだけですってばーッ!
猫耳:よろしい。
私は、キティルハルム女王ミリアリア・キティルハルムです。
今日は、国旗に使用されている「紋章」についてお話にまいりました。
雪尾:は・・・はあ・・・
ミリアム:どうです?
ミリアムは、黒いローブを着た「司書女王」の画を見せる。
萌黄:かわいいですう!
雪尾:・・・かわいいは「正義」・・・ですか?
ミリアム:ちがいます。(きっぱり)
これは、初代女王にその友人が贈った画がもとになっています。
初代女王の鶴の一声で「紋章」に採用されました。
萌黄:宇宙戦艦のエンブレムにも使用されてるとか。
ミリアム:ええ。「紋章印」にも使われています。
雪尾:他の国の「印璽」って奴ですね。
ミリアム:そーいうこと。
女王しか、使用権限がない。
雪尾:そーいうものを使うのは、戦時であっても平時であっても「国民の士気」を高めるもんだとパパが言ってましたけど。
ミリアム:そーいうこと。
まあ、昔の武将や貴族は、一代でなり上がった場合、自分の趣味でデザインを決めてますし。豊臣秀吉の「ひょうたん」が有名でしょう!
ただ、外国からのツッコミがものすごい。
萌黄:かわいいってツッコミもあるみたいですよ。特に女性や子供から。
ミリアム:ま・・・まあ、それはそれで・・・
雪尾:ところで、陛下はキングコブラすら食べていらっしゃいますよね・・・
ミリアム:まあね・・・
昔から、キティルハルムの民は悪食って言われてるし。
萌黄:「山くらげ」ってなんですか・・・わけわかんない・・・
雪尾:エノキコックスって、SHINが活動報告で、他の作家さんがネタにあげたものを採用したらしいよ。
ミリアム:アリアにネタ振りしていたのは、SHINだったか・・・
三人:まだ早いですが、また今度。
またねーッ!