第一夜
ここは、稲荷町の祭神・稲荷小狐の神社の分室の出張所。
あれ?
小学生くらいの男女の狐耳の子供が・・・
男の子:「DJを務めます、稲荷雪尾です。」
女の子:「同じく、立川萌黄です。」
二人:「これより、誰も聞いちゃいない設定の紹介をいたします!」
雪尾が、九本の尻尾を振りつつ、ファイルをめくる。
雪尾:「「猫耳王女」についての質問ですね・・・
「ホントにキティルハルムの人たちは、悪食ですね・・・」
ホントに悪食ですね・・・
毒蛇すら食ってる・・・」
萌黄:「でも、他国の人たちは、食べないそうですよ。」
雪尾:「そりゃそうだよ。
あれ?
コレ・・・
関係ないと思うんだけど・・・」
萌黄:「「腹パン」と、「ウンコフィギュア」・・・雪尾君が作ったんですか?」ですって。」
雪尾:「はい。
僕、幼稚園児の頃から、パパからフィギュア製作を習っていて、その練習で「ウンコフィギュア」を大量生産して悪ガキ仲間に配布してました。なつかしいなあ・・・」
萌黄:「あれ?「お二人はどういう関係ですか?」ですって。」
雪尾:「「法令上」は、「許婚」です。」
萌黄:「「法令上」はね・・・」
雪尾:SHINにご質問があったら、この出張所の感想欄か活動報告にお願いします。」
二人:「またねーッ!」