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異世界で唯一の男魔法使い  作者: 木林森
泣かない理由、涙の理由
37/58

 そんなこんなで二日間ある休日の内の一日目の朝。

「やっほー、ヨウスケ君!」

 一昨日の夜にシエルと会った林道の大きめの岩がある場所に向かう。するとそこには、いつも見ている制服とはまた違った格好、私服のシエルがすでにいた。

「すまんな。待たせたようだ」

 俺はそう言いながらその場所へと小走りで駆け寄る。

「大丈夫大丈夫。ボクもさっき来たところだから」

 シエルはそう言うと、座っていた岩からひょい、と跳び下りる。

 その時、シエルの胸元にある二つの球が揺れた。

(ぐっ……冷静になれ……)

 そっちに目線がいきそうになるも、俺は必死に自分に言い聞かせて逸らす。

 シエルの胸は大きい。制服越しでも分かるくらいには豊満で、今まで何回か(シエルによって)味わってきたが、柔らかい。……その柔らかさの記憶には、常に脛かつま先の痛みの記憶も付きまとうのは気にしない。

 そんな胸が、今は惜しげもなくさらされていた。

 シエルが来ているのは、高原のお嬢様、と言った感じの白いノースリーブのロングワンピースに麦わら帽子。夏を少々先取りしているものの、これから人通りが多い場所に行くのだし、今日は日差しが結構きついからちょうどいいだろう。

 その格好は一見清楚だが……胸元が大胆に開いており、白い谷間が丸見えだ。

「じゃ、じゃあいくか」

 動揺しながらも、俺は街へ向かうように促す。

「ははぁーん……ヨウスケ君、『ココ』見てドキドキしちゃってる?」

 そんな俺の態度から感じ取ったのか、シエルはいたずらっぽく笑いながら、前かがみになって胸元を強調し、その部分を指さす。

 その姿勢になると余計に目だ――って俺はアホか!?

「何を馬鹿なこと言ってるんだ? いくぞ」

「はいはーい」

 自分の思考の単純さに呆れ、一周回って冷静になった俺の言葉に促され、シエルは俺の横に並んだ。


                 ■


 人通りの多い街は、照りつける陽光と相まって少々暑い。こりゃあ俺ももっと涼しい格好してくりゃ良かったな……なんて思いながら、シエルのエスコートの元、観光地を巡っていく。

 今日の予定として、午前は観光地、午後はシエルおすすめの穴場を巡るつもりだ。

「そう、で、これがあのアヤコさんが昔使ってたって言う杖で――」

「……お、おう」

 まず言った場所は全世界の立派な魔法使いを夢見る少女たちに夢が詰まった『魔法博物館』だ。

 ここは魔法に関する資料が博物館の様に置かれていて、入場料は無料、子供から大人まで和気あいあいとした雰囲気で入れるところだ。中は基本的に人だらけで、賑やかだ。

 今見ているのは綾子さんが昔使っていたと言う杖。

 魔法使いには杖は必要ないが、人によってはそれを魔法の補助に使う場合がある。そして、ある程度慣れてくると杖は荷物でしかないため使わなくなる。

 大体の魔法使いは最初から杖の補助なしでも魔法は問題なく使えることが多い。杖を使うのは初心者の中でも、魔法の知識が不十分だったり、直接的な表現をすれば才能がない人が使う。最近では杖は落ちこぼれの代名詞、とまで言われているほどだが……この杖が展示されてから、そのイメージは一変した。

 現在世界最強にして魔法使いの憧れを一身に受けているあの綾子さんが、昔は『杖を使っていた』ということは……杖を使わなければならない人にとってはまさに希望となったのだ。

 最終的には杖なしでも大丈夫な人が杖を持ち歩く、という微妙な展開になったものの、全体的に見れば魔法に対する人々の意欲が上がったため、この杖を展示したのは正解だっただろう。

 だが、綾子さんの本性を知っている俺は、この展示を見た瞬間、複雑な気持ちになった。

 その杖は黒く、手で持つ部分には血のような赤で複雑な文様が描かれている。その先には龍の翼と顎を模した雄々しい装飾が施され、目に当たる部分は夜の月のように輝いている。

 杖に名前は『月光龍ムーン・ドラゴ』。その出所、効果……何もかもが不明で、本人に聞いても意地でも明かさなかったと言うものだ。

 さて、この世界に来たばかりの綾子さんは、今のルナもびっくりなぐらいに中二病をこじらせていたらしい。そして、この杖も最初の頃……つまり、この世界に来たころに使っていたそうだ。

 そう……本人は恐らく、『ただカッコイイから』と言う理由だけで使っていたのだろう。

 邪推と思うなかれ。長期休暇のある日、綾子さんがこの街について説明してくれた時にこの博物館についてだけ絶対に説明しなかった。挙句、

「この街には魔法に関する博物館があるけど絶対に行ってはいけないぞ!」

 見たことがないぐらい強い剣幕で念を押されていた。必死に説明を避けていたくせに、ここでボロが出たのだ。

 結果的に、それは三人組芸人のごとくこうしてフリに終わったわけだが……その理由がようやく分かった。

 この杖は綾子さんの黒歴史だ。

「は、ははは、ははははは……」

 この杖によってたくさんの人々に希望がもたらされた。ただ、この杖の事実を知っている俺としては、その話を聞いたところで乾いた笑いしか出ないのだ。

 そりゃあ出所は不明だよな。セナさんから聞いた話だとこの杖は元々綾子さんがゴミ捨て場にて

「我が運命の杖が見つかったぞ! 可哀想に……あまりの素晴らしさにその価値を分からない愚者に捨てられたんだな……」

 とか言いながら拾ったものらしい。しかも、セナさんによるとその杖はどっかの三流劇団が小道具として採用しかけた没小道具らしい。もうその三流劇団はとっくに潰れているし、その劇団員もこの杖の存在は忘れているはずだ。……こうして、真実は闇に葬られていくんだな……。

「ねぇ、次はあれ見ようよ!」

「っ! おう……」

 人混みの中、俺から離れないようにか、シエルは俺の腕を抱きこむようにして引っ張る。この街に着いてから終始こんな感じで、いつもより強く感じる柔らかさに頭がくらくらしてくる。さらに体が近くなっているせいか、柑橘類の爽やかな香りが鼻をくすぐり、平静を保っていられない。

 そんな俺を、周りの男たちは睨むのだった。


                 ■


 次に見に行ったのは『エフルテ劇場』という大きな劇場だった。

 今日やるらしい演目ミュージカルは『古代遺物(アンティーク)の勇者ライジン』という冒険活劇。

 聖光剣ソレイユを手に入れた青年が、その剣を持って恋人の魔法使いアミナと旅をし、遅いくる困難を蹴散らし、魔王を打ち破る、と言ったストーリーらしい。

 古代遺物(アンティーク)には、わずかな魔力を使うだけでも強力な効果を発揮する武器がある。この演目で出てくる『聖光剣ソレイユ』もその一種で、魔法が使えない男性が魔法使いと対等に戦えるということで大変人気のものだ。現実のそのような武器は、そんな理由から特に高く、一生に一度触れたらあの世で自慢できる、と冗談が生まれるほど入手困難だ。

 この演目は、冒険活劇と言う性質上、どちらかと言えば平民向けの話である。だが実際は貴族、それも男性に人気がある話だから面白い。

 この世界は、貴族の間では女尊男卑であるものの、魔法を使えない一般人の間では対等の関係だ。つまり、男性が女性に鬱憤を溜める場合は、大体が貴族なのだ。

 この演目は、魔法を使えない男性が力を手に入れ、襲いくる困難を打ち破る話。その困難の中には……魔物のほかにも、それなりの割合で魔法使いが登場する。当然その魔法使いは女であり、主人公のライジンはそれを聖光剣ソレイユの力で倒すのだ。

 魔法使いを倒す男。それはまさに、魔法が使えないと言う事で散々見下され、低い立場に追いやられ、鬱憤が溜まっている男性貴族たちの憧れだ。

 こんな単純に楽しめそうな演劇一つでも世情が表れるんだから……不思議なもんだよなぁ……。

「うわぁ、凄い凄い!」

 シエルは手を叩き、ライジンがアミナと協力して龍を打ち破ったシーンを見て歓声を上げている。

 シエルは前々からこれを見たかったそうで、もの凄く楽しんでいた。

 舞台の上のライジンとアミナが、ロマンティックで壮大な音楽と共に、龍の死体を背に抱き合う。

 この世界では大音量で流せるほどの録音技術は整っておらず、音楽はすべて生演奏だ。その臨場感は凄まじく、物語の中に引きこまれそうだ。

 その龍を倒した後、突然暗闇に支配され、重厚な魔王の声が響き渡る。暗闇が晴れるとそこには、もうアミナはいなかった。魔王に攫われたのだ。

 悲しみと絶望の歌を豊かなテノールで歌うライジン。その歌詞は、今までのアミナとの思い出をつづっている。そして、ライジンは歌っているうちに、アミナを救い出すことを決心する。

 壮大な音楽と共に、ライジンは襲いくる脅威を薙ぎ払い、ついに魔王の元に着く。

 そこで行われる最終決戦。ライジンのテノールと魔王のバスが、まるで激しい音楽をバックに、戦っているかのようにぶつかり合う。

「頑張れ! 頑張れ!」

 シエルは完全に物語の世界に引き込まれていた。頬を紅潮させ、『俺の腕を抱きこんで』声を上げている。周りでも結構な数が物語に引き込まれ、舞台俳優の動きに一喜一憂している。

 俺もその仲間に入りたいところだが……さっきから微妙に冷静なのは、シエルが俺の腕を抱きこんでいることだ。

 その柔らかくて豊満な胸の感触が腕にずっと伝わってきて、舞台上に今一つ集中できない。また、隣にいるせいかシエルの柑橘類のような香りが漂ってきて……ある意味冷静になれない。

 舞台上では、ついにライジンが魔王を倒し、感動的な音楽をバックにアミナと抱き合っていた。

 それを見たシエルの腕に力が籠り、さらに俺の腕は胸に押し付けられる。

 感動のシーン! 感動のシーンだぞ! ここぐらい自重しろシエル! ちょ、ちょっと嬉しいけど!

 そしてライジンとアミナはお互いを見つめ合うと、ゆっくり、ゆっくりと唇を近づけ――ああああもう! シエル抱き込みすぎ! 感動しているのは分かったから! 

 もはやシエルの速い鼓動すら感じるほど胸に押し付けられた腕は、柔らかくて温かい感触に包まれている。

 その感触に混乱しているうちに感動のラブシーンは終わり、ハッピーエンディングに入る。そしてその後にカーテンコールを終え、ミュージカルは終了した。

 明かりが付くととも(光属性魔法使いが照明担当だ)にざわざわざわ、と劇場内が俄かに騒がしくなる。

「いやー、いい話だったね!」

「お、おう……」

 シエルは頬を紅潮させながら、俺を見上げて興奮気味に問いかけてきた。

 ――俺の腕を抱えたまま。


                 ■


 胸が当たっていて気まずいので離してください……などとは当然言えるはずもなく、俺は腕を抱えられたまま、シエルは腕を抱えたまま、シエルオススメの喫茶店に向かう。

「おいおい、あの子超可愛くね?」

「ほんとだ。……大きいな……」

「あの男マジ羨ましいな。押し付けられてるぜ」

「……当の本人は俺たちの会話が丸聞こえな上に、腕が痺れていそうだけどな……」

「「「あ……」」」

 道の端で串焼き片手に休憩していた、革鎧を着た青年四人の会話が思い切り耳に入ってくる。

 四人目の人の気遣いのおかげでいらぬ嫉妬を買わずに済んだ。実際腕は痺れているし、あのまま会話を続けられていたら気まずかっただろう。

「~♪」

 そしてシエルはと言うと、そんな俺に気付かず、俺の腕を抱えたまま鼻歌を歌って上機嫌そうだ。……ってこのメロディーはさっきのミュージカルのエンディングだな。相当気に入ったようだ。

「あ、あそこあそこ!」

 そんなシエルが、いきなり道行く先にある喫茶店を指さしてそう言った。

 ふぅ……やっと腕を離して貰えたよ……。

「喫茶店『シャローム』か……」

 ほう、外観はいい感じだな。中世ヨーロッパ風の……って周りの建物みんなそうだよな。俺にとってはこの街そのものが異国だからなぁ。どの建物見ても『中世ヨーロッパ風の風情がある建物』という感想しか出てこない。

「さ、入ろう! ここの二階テラス席はすっごくいいところなんだよ!」

 シエルはそう言って、俺を先導してその店のドアを開けた。

「いらっしゃませ。何名様でしょうか?」

「二人でお願いします」

「かしこまりました。席はどちらがよろしいですか?」

「二階テラス席をお願いします」

 店員とシエルが話を進めていく。

 ちょいちょいとメニューを見た限り、ここは少し値段が高めの店の様だ。その分店員の教育がしっかりされていて、シエルも快活さを残しつつも御淑やかなお嬢様モードで話しているため、そばに居づらい感じだった。俺が気にしすぎなんだろうが……シエルもやっぱりお嬢様なんだな……。

「じゃあいこ、ヨウスケ」

「あいよ」

 シエルに先導されて階段を上り、テラス席に出る。

「ほう……」

 そこから見える景色は中々のものだった。

 真っ直ぐ見れば様々な建物の屋根とその向こうに見える青い空が、下を見れば賑やかな通りと風情のある建物が、上を見上げれば青いカンバスに描いたような立体的な白い雲が見える。

 なるほど……確かに、かなり景色がいいな。中の雰囲気はムーディーで、テラス席はさわやかな感じか。……シエルがおすすめするのも分かるな。

 一番柵際の席に座り、置いてあった手書きのメニュー表を見る。

 この世界に印刷技術は一般には出回っていない。古代遺物(アンティーク)の中に地球のにちょっと劣るレベルぐらいの、魔法で動く印刷機はあるが、当然そんなのを持っているのは一部の金持ちぐらいだ。マギア学園は学校設備としてそれを持っているため、自分たちで小冊子やプリントを作れる。だが、他の学校はそんなのはないため、書類は個人に配らず、どこかに書いておいてそれを各自がメモをする感じだ。

 ちなみに、マギア学園は独自のものを使っているが、他の学校の教科書は国が発行したものを使っているらしい。

「あ、見て見て、このコースで選ぶと安いよ!」

 シエルはそう言って手元のメニューを指さす。

「カップルフェア? ……カップルランチセット……」

 確かに、これを頼めば二人で別々のものを頼むよりは安い。安いが……

「お、俺らはカップルでいいのか?」

 そう、俺らはカップルじゃない。

「別にいいんじゃない? 昨日の人も言っていたけど十分カップルに見えるって。ほら!」

 シエルはそう言って、立ち上がって俺の横に回って腕に抱きつく。ふよ、と柔らかい胸に腕が当たる感触が再来してきた。

 頬を赤らめ、太陽のような笑みで俺の事を見上げてくるシエル。その姿はとても可愛くて……意識せずとも、心拍数が高まってきて、顔が熱くなる。

「わ、分かったよ。……じゃあこのカップルランチセットでいいんだな?」

「うん!」

 改めてシエルに確認を取った後、テーブルの端にあったベルを鳴らして店員を呼ぶ。

「ご注文はお決まりですか」

「このカップルランチセットをお願いします」

「畏まりました。そちらのセットを頼まれる場合、何かカップルであることを行動で証明するのが決まりとなっております」

「っ!? ゲホゲホッ!」

 カップルであることを行動で証明する!? なんじゃそりゃ!?

「そ、そんな、行動で証明だなんて……」

 シエルは赤らめた頬を両手で包み、体をくねくねとさせて照れたように見せる。だが、その視線はこちらをチラッ、チラッと見てきているため、どう考えても俺をからかっているようにしか見えない。

 一方、店員は俺たちの反応が初々しいと見ているのか、温かい笑みで、嫌そうな顔一つせず待っていてくれている。

「……どうする?」

 咳が落ち着いたため、息を整えながらシエルに問いかける。

「うーん……こうしちゃえ!」

 シエルはそう言ってまた俺の腕を持ち、今までの中で一番強く抱き込んだ。つまり、今までの中で一番強くその『胸に押し付けられた』。

「男性の方からも何かアプローチをお願いします」

 店員は俺の反応を見て笑いをこらえている。表情自体は微笑みだが、これで店員じゃなかったら大爆笑していただろうと思うほど。

 あー、もう……ここまで来たら突き進んじまえ。毒を食らわば皿までだ。

「シエル、ちょっと済まんな」

 俺はそう言いながら、シエルの背中に腕を回して、そのまま自分の方に寄せて抱き込んだ。途端、シエルのいい匂いが漂ってきて激しく後悔したが、ここでカップルじゃないとばれたらただの赤っ恥なため演技を続ける。

「え、え? え、ちょ!」

 シエルは散々意図的に胸を押し付けてくるくせに、何故か抱き込まれたら狼狽えていた。手から伝わる感触で体温が上がっているのがわかるし、さらさらの髪から覗く耳も赤い。声も上ずっていて言葉を発せず、体ももじもじさせている。

「はい、大丈夫ですね。それでは少々お待ちください」

 店員はそれを見て「頂きました!」的な表情を作り、それを隠すように背を向けてその場を去った。

 それに合わせて俺もシエルを解放し、シエルも顔を赤くしたまま対面の席に戻る。

「い、いやー、びっくりしたよ。い、意外とヨウスケ君は大胆なんだねーあはははは」

 まだ声が上ずっており、顔が赤く態度もぎこちない。

「仕方ないだろ……それよりも自分からアグレッシブに腕を抱きこんでくる方が驚きだ」

 俺は気温のせいか照れのせいか、火照った体を冷やすために用意されていたコップにお冷をついで飲む。

「あっれー? もしかして、ヨウスケ君照れちゃってる? どう、ドキドキした?」

 シエルは若干調子を取り戻し、いたずらっぽい笑みを浮かべて問いかけてくる。とはいえ、まだ自分の照れを誤魔化す感じが強い。

「はいはい、ドキドキしたした」

 俺は内心のドキドキを隠すため、冷静なふりを装ってそう言った。

 そしてなんとなく手持無沙汰になり、もう一口お冷を飲んだ。

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