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日本人の知るべき正しい選挙の作法

作者: ふりがな
掲載日:2025/10/23


先日、維新の会の吉村氏は、大政党優位の選挙が日本をより良くしていくんだ。

政策を細かくキャッチアップしていく小政党は潰してしまえ、例えば参政党やチーム未来みたいな政党は、日本に出て来てはならない。

それが日本の政治改革なんだ、という事で、比例代表制度側の議員定数の削減を自維連立政権で打ち出しました。

女性初の総理大臣誕生となった高市氏も、比例代表制度の議員定数削減に乗りに乗り気でして、まぁ自民党有利になるんですから、当たり前といえば当たり前なのですが。

未だにこの辺りの意図が出ない辺り、選挙の制度設計について、何にも考えてないか、言えない本音が透けて居ると言えます。


政策中心の小政党が比例代表制度から出始め、日本の小選挙区比例代表並立制という選挙制度は、長年かけて、意図した通りにようやく機能し始めました。

しかし、機能し始めた瞬間にリセットして潰したい勢力が出て来て、実際に機能を潰してしまいそうです。

党保全のために毛色の違う政策型政党を、小選挙区側の大政党が潰したくなるのは、海洋国家と大陸国家の対立と似た構図なのかもしれませんね。

日本の選挙制度そのものが、今、問われているという事です。


今回は、前提知識として、きちんとした日本の投票のやり方、というのを書いてみたいと思います。


皆さん、日本の投票に行った事はあるでしょうか?

投票に行った日本人の大凡97%くらいが、自分の好きな『政治家』に投票出来ずに、党執行部の選出した、党執行部お勧めの、何だか良くわからない議員に投票させられます。

更に、小選挙区制では、その内の過半を大きく超える票が死票になる。

つまりは、投票は無価値な行動になってしまうという事です。

何じゃこのクソ制度設計。

投票って、いったいどうやれば良いんだ、と思った人も多いのではないでしょうか。


日本人なら誰しもが感じるこの現象には、実はそれを裏付けるデータがあります。

小選挙区制度特有の、低投票率です。

投票というテストの設問自体が面白くない、かつ半数以上は無価値になるとなれば、国民の約半数が投票に行かないのは必然的な行動と言えます。

低投票率に変わる選挙制度の選択を無視し、日本の低投票率を問題だとする日本のマスメディアは、どんなプロレスをしてるのかと問いたくなる話ですね。

小選挙区制度では、教わられなければ解らない、きちんとした投票プロセスがあります。


きちんとした投票プロセスを理解するために、小選挙区制度を解剖してみましょう。


小選挙区制度は、党執行部という選挙コンシェルジュが、国民の代わりに政治家をふるいにかけ、お勧めの政治家を紹介してくれる、国民の政治リテラシーを必要としない制度です。

ですから、小選挙区制度を活用している国において、国民は必ずしも政治を知る必要はありません。

選挙コンシェルジュが全てを選んでくれるために、国民の政治リテラシーの高低は、政治に影響し難いのです。

国政に詳しい専門の選挙コンシェルジュが、きっとベストな政治家を紹介してくれます。


>コンシェルジュとは、ホテル、商業施設、マンションなどで、顧客のさまざまな要望に応える専門スタッフです。

>本来はフランス語で「門番」や「管理人」を意味しますが、現代ではレストランの予約、観光案内、チケット手配、特別な日のサプライズ演出など、顧客のニーズに寄り添い、多様なサービスを提供する案内人として広く使われています。


日本では、小選挙区制度という選挙コンシェルジュの制度設計がまともに紹介されないため、選挙コンシェルジュの選んだ議員を、わざわざ、きちんと調べたりする人も多いのではないでしょうか?


実はその投票プロセスは間違っています。

選挙コンシェルジュの紹介してくれた議員を調べる必要は、全くありません。

私たちが選択すべきなのは、選挙コンシェルジュの紹介してくれた事実上、選択肢の無い議員ではなく、より、優秀な選挙コンシェルジュです。

不動産を買うときに、不動産ではなく、まず不動産会社を調べるべきという流れと同じですね。

何故、選挙コンシェルジュを選ぶべきなのかというと、選挙コンシェルジュが、あなたが今まで選択させられてきた、事実上選択肢の無い議員を、各地域に全く同じように配置するため、日本の選挙制度における選択の余地の比重は、実は殆どが、選挙コンシェルジュにしかないからです。


かつて中選挙区制という、大選挙区制の一種だった日本の選挙制度では、国民の取るべき選択肢の比重が、党執行部という選挙コンシェルジュではなく、議員に大きくありました。

日本のメディアでは、選挙コンシェルジュの制度自体を紹介せず、30年近く昔の中選挙区制の投票のやり方を紹介しています。

選挙制度によって、投票のプロセスは違うのです。

今日は、きちんと選挙コンシェルジュの選び方を学んでおきましょう。

では、国民は、どのようにして選挙コンシェルジュを選べば良いでしょうか。


各政党の選挙コンシェルジュは、その時期の、各政党の党執行部が担当しています。

日本の投票に行く前に、党執行部を調べる人はいるでしょうか?


選挙コンシェルジュの選び方の一つ目。

まずは、党執行部の顔を見る事です。

生き方は顔にでるので、人の顔は重要です。

党執行部の顔を見て、選挙コンシェルジュを選びましょう。

一方、選挙コンシェルジュの紹介してくれた議員の顔を見ても、実は殆どが、その辺の派遣されたコンビニのバイト君と権限が変わらないので、意味がありません。

生まれて初めて、党執行部を調べて見たら、全員が全員、聞いた事もない人相の悪いお爺ちゃんだった、なんて事も良くあります。

選挙コンシェルジュの顔ぶれを一目見て、この党執行部頼みで、日本の未来はあるでしょうか、と心の中に問いましょう。

そうして、日本の未来を託せるなと思った選挙コンシェルジュを選ぶのが、最も賢い選挙コンシェルジュ制度での選択なのです。


選挙コンシェルジュの選び方二つ目。

もうちょっと深く、選挙コンシェルジュを知りたいと思ったら、何も知らない、権限もないバイト君ではなく、政党執行部の人の考えを調べてみましょう。

実は、選挙コンシェルジュを選ぶ時に、各政党の政策を調べる意味はあまりありません。

投票の際、各政党の政策を調べる人は居るでしょうか?

政策がちゃんと達成されるか、疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

選挙コンシェルジュを調べれば、達成されるか解らない政策ではなく、自分たちの普段の考えをきちんと教えてくれます。

選挙コンシェルジュである党執行部の考えは、権限のないバイト君個人の考えや、政党による人気取りの建前的な政策ではなく、実際の政策に繋がっているのです。

実際の政策に繋がる考えとなれば、選挙コンシェルジュの人の考えを調べないまま、投票するのは勿体ないですよね。

そして、されるかどうか解らない政策の取捨選択ではなく、より良い議員を選んでくれる、優秀な選挙コンシェルジュを選んでいれば、いちいち政策など考えなくとも、勝手に日本は良くなるのです。

こう聞くと、選挙のたびに政策について考えるのが、何だかバカバカしくなりますよね。

政策中心で党を選ぶ比例代表制度と、優秀な選挙コンシェルジュを選択ぶ小選挙区制度では、役割が大きく違うため、本来すべき投票のプロセスは大きく変わるのです。

小選挙区比例代表並立制は、取るべきプロセスの違う、二度手間の必要な選挙制度なのかもしれません。


選挙コンシェルジュの選び方三つ目。

優秀な選挙コンシェルジュを選択出来ていると、議員の質はより良くなっていきますし、日本の生活もより良くなっていきます。

選挙コンシェルジュの日本の生活への影響は、特に、与党の寄与が大きいですから、日本の生活がより悪くなっていると思ったのなら、その時期の与党に国民が選んだ選挙コンシェルジュは失敗しているかもしれません。

選挙コンシェルジュの党の全体の議員の質が、前より良くなっていっているか、それとも悪くなっているかは、選挙コンシェルジュを選ぶ際の重要な指標です。

前の選挙より議員の質は良くなって居るでしょうか?

今の議員の質は良いでしょうか?

優秀な選挙コンシェルジュを選べば、今の議員の質は当然良いですし、議員の質は賢い選択によって更に上がります。

選挙コンシェルジュの紹介した議員の不祥事を調べて見ても良いかもしれません。

不祥事の有無で、まともな議員を国民に紹介出来る選挙コンシェルジュかどうかが解るからです。

議員の質がより良くなっていくのが優秀な選挙コンシェルジュです。


以上が、小選挙区制度という名の、選挙コンシェルジュ制度における投票の作法となります。

あたかも秘密のように説明されない作法なので、もし、身内に日本の投票の作法を知らない方が居ましたら、共有してみてください。


選挙制度を正確に知れば、投票の作法はより良く変わり、きっと、日本はより良くなっていきますよ。


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