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誓い
そんなことを思い出しながら千紘は言った
「美乃が甘い奴じゃなかったら今頃俺は刑務所行きだったのにな」
「………今ここであなたを捕まえると言ったら?」
「それは無理だな!もう龍という犯人は捕まったわけだ。」
「………」
「さてさてさーて、飛行機がそろそろ出るからな俺は行くとするか」
「私はあなたを必ず捕まえるわ」
「てことはまた会えるわけか!その時を楽しみにしてるぜ、小説好きの探偵さん?」
千紘はそう言って消えて行った。
「絶対に美乃の仇はとるわ……たとえ殺してでも」
翼はそう言って元来た道に戻っていった。
憎しみと復讐の心に染まりながら。




