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加瀬美乃の失態②
〜〜谷池公園19時50分〜〜
美乃は公園に着き、千紘を待っていた
(きっと千紘も話し合えばわかってくれるはずよ、私は幼馴染なんだし)
美乃がそう思っていた、小さい頃から翼や裕也達と一緒に皆で遊んていた仲だ
そう思い昔のことを思い出していると、近くの木からは人影が見えた、暗くて誰か分からない
「千紘!?千紘なの?」
そう美乃は声をかけ小走りでその木に向かった
その瞬間後ろから何者かに体当たりをされふっ飛ばされ、地面にうつ伏せになった
「う…………!いっ痛い!」
倒れた美乃は背中に違和感があり見ると、ナイフが自分の背中に刺さっていた
わかってから早かった、刺されたところが熱くなっていくのが分かってきた
顔を上げるとそこには、千紘がいた
「あーあ、もったいないなお前としたことが…」
「ち……ちひろ?どーして」
「あんなに言ったろ、お前は甘いんだって」




