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推理小説好きは名探偵を超える  作者: ちーさん
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地元へ

チュンチュン♪


7月2日の午後14時、翼は大好きな推理小説を読んでは寝ての繰り返しの休日を過ごしていた。

「はぁ〜幸せ♪やっぱ推理小説は米澤信男に限るー!」

休日と堪能してるとはいっても、推理小説を読んでいると、どうしてもクラスメイトの死が頭を過ぎる。

そんなことを考えていたら、電話が鳴った。

相手は加瀬美乃の母親、加瀬美玖さんからだ。

なんの用だろうと、不思議に思いながら電話に出た。

「あ、翼ちゃん?久しぶり…今大丈夫?」

「お久しぶりです美玖さん!大丈夫ですよ」

話すのは何年ぶりだろう、高校を卒業してから話していなかったか7年ぶりくらいだろうか、久しぶりの声だがやけに暗い声をしていた。

「単刀直入に言うわね、昨日の夜、美乃が谷池公園で何者かに殺されたの…」

「え、美乃が?」

美乃とは昨日電話で話したばかりだ。

電話したのは18時頃だからその後ということになる。

「嘘でしょ…どうして一体誰に?!」

「ごめんなさい警察も調べてくれているけどまだ何も分からなくて」

「あ、そうですか、すいません大声をだして…」

そうだ、一番悲しいのは美玖さんだ、我が子が自分よりも早くなくなってしまったのだから。

それから通夜が来週にあることを聞き電話を切った。

なぜ美乃が…恨まれるような子でもないし、困った人をほっとけないような優しくて明るい子がなぜ、いったい誰に……。



〜7月9日〜

私は美乃のお通夜に地元に戻って来た。

これが私とクラスメイト達の悲劇の始まりともしらずに。


自己紹介

鳥越翼:女性25歳

身長157 体系痩せ型

髪型はボブカットのストレート

趣味はお酒と本を読むこと

中学時代一番仲の良かった人:加瀬美乃

中学時代一番仲の悪かった人:笹本日奈


加瀬美乃:女性25歳

身長164:体系スリ厶

髪型はロングヘアーのストレート

趣味はジムとヨガ通い

中学時代一番仲の良かった人:鳥越翼

中学時代一番仲の悪かった人:笹本日奈


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