17/34
探偵開始②
7月25日〜午後18時あべこ屋〜
時は進み現在に至る
「この中に殺人鬼がいる」
賢治が単刀直入に言った
今この場にいるのは、私、賢治、怜、龍、
亜美、天音、由香、歩美
来ていないのは、理絵、千鶴、一郎、隼人だ
「このなかに!?何いってんの賢治!」
友香が叫びながら言った
私もこのなかにいてほしくなかったよ
「分かってる俺も思いたくねえ!だからこそ俺の話を聞いてくれ!」
「いっいやだ殺人鬼なんて」
龍が震えている
「まず最初に殺された大樹だが、犯行は計画的ではなく感情的にやってしまった殺人だ」
「大樹を!?」
「じゃあ大樹のことを恨んでた人なの……」
大樹は皆の人気者で、恨まれるような人ではなかった
「そして、2人目の郁也……そうこの殺人こそ今回の連続殺人の始まりだったんだ」
「郁也くん!?でもあの子は大人しくてなにかするような子とは思わないよ!」
歩美が叫んだ
「そうだ大人しいんだ、だけどお前らあいつが熱くなって話してた時覚えてるかな?」
「え?なんだっけ?」
「それって……文化祭の時かな?」
亜美が答えた
「確か衣装とか小道具をコンテストに出したりしてるって聞いたよ?」
「それ本当か?聞いたことないな」
龍が言った
「ほんと!ほんと!あんな笑顔だったから覚えられるもん!」
そうか、やっぱり…………




