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サバイバルしてたらステータスに目覚めた  作者: 角谷 樹
第一章 目覚めと現代ファンタジーの始まり
13/18

閑話:報復しに行ったら目標変更

 組織を完成する少し前まで遡る。


 学園の部室で、俺は紗織さんが来るのを待っていた。


「こんにちは初君」

「こんにちーー、どうしたんですか紗織!?びしょ濡れですよ!」


 やっと来たか、思ったらびしょ濡れで部室に現れてきたのだ。


「いや、なんでもないんだよ。ただどじっちゃっただけだから」


 とは言っていたが、あからさまな嘘だ。とてもそうわ見えないくらいに彼女は落ち込んでいたのだから。




 彼女はそれ以上教えてくれなそうだったので、学園中を走り回り、どうして彼女があのようなことになったのか調べた。

 そしたら、彼女の元親友の橋本英恵がまた、学園に復帰して来たので嫌がらせをしたと言う情報を入手した。


 心優しい紗織さんを騙して、彼女の尊厳を踏みにじったアイツには地獄を見てもらおう。


 そう誓い、俺は橋本英恵を探した。彼女はもう自宅に帰っているようなので、すぐに彼女の自宅に向かった。


 橋本英恵の住んでいる高いマンションに着いた。彼女の親は金持ちらしく、セキュリティ能力の高いマンションに彼女を住まわしているようだった。

 彼女に紗織さんの報復をしに来たが、気が変わった。


 彼女は″取り憑かれていた″からだ。

 何故わかるかって?それは先日獲得した〈怪異感知〉が彼女いると聞いた場所からビンビンに反応してるからだ。それもかなり強力な奴が。


 だから、今回の標的は彼女ではなく奴だ。たまたま彼女にも攻撃に巻き込まれるかもしれんが知ったこっちゃないね。




 というわけでやってまいりました。橋本英恵の部屋です。


 あっさり入れました。なんか普通に橋本英恵の部屋に連絡入れた「入っていいよ!」と言われましてね?入れちゃいました。


 そして彼女の部屋に入ってすぐにしな垂れ掛かってくる。


「ふふ、君、あの紗織と仲いいんだってね?あんなのやめてさ、私の良いことしない?」


 彼女の顔は良く、男を唆る良い身体をしているか俺みたいに密着されていると、ナニとは言わないが立って、盛っていただろう。


 しかし、俺はそんなことはない。


「お前、悪魔だろ?さっさと正体を現せよ」


 先程、彼女は取り憑かれていると言ったが。彼女に取り憑いているのは悪魔だった。


「へぇ、気付いてたんだ」


 彼女はゆっくり俺から距離を取り、前に倒れた。そして彼女の背中が裂け、頭と下半身が山羊で背中から蝙蝠の羽が生えた残り人の人が思い浮かべる悪魔が出てきた。


「私の正体に気がついたなら仕方ない。元々こうするつもりだったが貴様を喰らうでやろう」


 どうやらこの山羊は肉食?みたいだな


 冗談だ。


「俺も元々はそこの女にようがあったが、目的変更だ。山羊頭、お前を滅す」


 〈治療〉で彼女の背中の傷を一瞬で直し、近くに置いてあった傘立てから傘を抜き取り、山羊頭に向けて〈投擲〉を使い、投げる。


『〈治療〉〈投擲〉のレベルがMaxになりました!』


 いきなり今使用したスキルのレベルが急上昇した。まさか今はあの経験値エリアか!


 山羊頭に飛んで行った傘は先端が金属で細い。なので強い力が加われば突き刺さるだろう。しかし、その傘は山羊の頭には吸い込まれるが、山羊の頭には傷痕はなく、山羊の後ろの、奥の壁に突き刺さった。


「ふむ、あれ程の威力の傘が我に刺さっていれば、我は死んでいたであろうな」


 山羊が振り向き、例え話をする様に言う。

 そしてまた俺に向かい合い、ニヤリ(たぶん)と笑う。


「だがしかし、我に貴様の攻撃は効かん!何故なら、我はエネルギー精神体であるからな!例え剣槍で切り突きされようとも鉄板で押し付けられようとも効かんよ、フッ、ハハハハ!」


 まるで魔王のように笑う山羊。


 なら


「〈豪炎〉!」

「ギャアァァァァアアア!!!!」


 業火が山羊以外を燃やさないように山羊だけ包み込む。


「オノレー!キサマ、異能使いか!」


 山羊の身体は黒く、煙を出して焦げていたが、まだ生きていたようだ。


「キサマ、楽には死なせんぞ!」

「っ!?」


 山羊は一瞬で俺の前まで近付き、足の蹄で俺を蹴飛ばした。


 ドガッーン!


 俺の腹にドデカイ一撃を入れられる大穴が開き、俺は玄関のドアと一緒に吹っ飛んで行った。


 一瞬意識が飛びかけたが、なんとか意識を保ち、〈治療〉で傷を治す。

 初めてダメージを負った気がする


 ーーーー


 HP:1,023/3,900

 MP:2,080/2,080


 ーーーー


 マジかよ、たったの一撃だけで半分以上HP持ってかれてる。


「む、まだ生きてたのか、殺したと思っていたのだがな。まあ良い、次で最後だ!」


 目の前まできた山羊がそう言いながらその蹄を振り下ろすために持ち上げる。その時見えた奴の姿は俺が〈豪炎〉を出す前と変わっていなかった。


「貴様の異能、確かに効いたが、この通りすぐに再生したわ!貴様を食ろうた後で貴様と一緒に女も後ろにいる女も、皆食ろうてやるから、絶望して死ね!」


 山羊が俺を踏み潰そうとした瞬間、山羊の後ろから横に蹴飛ばすように脚が出てきた。


「フゴオォァァォ!!」


 山羊は吹き飛んで行った。


「大丈夫、君!?」


 そして、山羊を蹴飛ばしたのは先程まで山羊に取り憑かれていた橋本英恵だった。


「あんた、どうやって」

「君があの時助けてくれなかったら私はあの世行きだったよ、ありがとう!」


 俺はどうやってあの山羊に攻撃に当てたのか聞きたかったのだが、どうやら彼女はどうやって動けるようになったのかを聞かれたと思ったようだ。


「クソ!キサマ、いつのまに、回復していた?!キサマのあの傷では死んでいた筈だ!」

「この少年に助けてもらったのよ。お陰でアンタをぶっ殺せる!」


 〈精神感応〉で二人の精神と記憶を見た。橋本英恵は紗織さん並みの綺麗な精神をしていた。そして二人の関係は完全な宿敵同士。


 橋本英恵は〈英雄〉を持ち、数々の化け物、悪魔を葬ってきた。そしてあの山羊頭と戦い、身体を乗っ取られてしまった。そして山羊頭は自分の同胞の敵討ち、ではなく、単に自分の食事、人を食べること、を邪魔した腹いせと自分の趣味で、彼女の人生を破滅させてやろうと彼女に人生に汚点を付けてきた。その一つが紗織さんとの関係悪化と、親友の人生を潰すこと、だ。


「アンタは絶対に許さない。私の大切な親友を傷つけた、私の大切なものを傷つけたお前だけは!ーー」

「死ね、クソゴミがぁぁぁぁああああ!!!!!」


 俺は彼女達の記憶を見て、自分の怒りを押さえ込まれず、自分の持つ力を全て使い、山羊頭の悪魔に向けて、全て放った。


「イギャイイアアアアアァァァァァーーーー……………」


 ドカアアアァァァァァァアアアン!


 俺が放った光が、悪魔とその周り全てを吹き飛ばし、山羊が立っていた方の壁に綺麗に消え去り、悪魔が作り出していた空間の壁にも穴が開いていた。




 翌日、テレビで橋本英恵が住むマンションの近くから光が飛び出し、地球に接近していた小惑星を破壊し、地球が救われたと報道されていたが、偶然てすごいね!


 そして学園では、


「ごめんなざい!紗織ざおり〜!ごべんよ〜!」

「もういいから!ほんっとうに気にしてないから!こんなところ謝罪するのはやめてー!」


 橋本英恵が紗織さんに土下座アンド足をに下がり付きながら謝罪し、公衆の面前で謝罪されている。


 始めは顔を合わせた時の紗織さんの顔は暗かったが、

 英恵が紗織さんの顔を見たら速攻で倒しており、今までの態度とは違いすぎたので、何か取り憑かれていたのだとすぐに気付いて許したのだ。


 俺と一緒に行動してたらそういうのもいたからすぐに気付いたのだろう。


「ハジメ君もありがどう!あのままだったら自分が許せなくで、死んでだよ!」


 そしてあの事件の後、俺は英恵さんのそれなりに仲良くなれたと思う。紗織の人生をめちゃくちゃしたので最初は少し不信感を持っていたが、あれは悪魔のせいだったのだ。だから彼女を、責める気はないのだけど、彼女を見ると少しイラついてしまう。


「さっさと離れろ、雌ブタが!そんなに足が好きなら俺がふんでやろうか!?ああん!」


 少しではないですね。かなり不機嫌になります。


「はい!私は卑しい雌ブタです!足が大好きで、踏まれることに喜びを感じる嫌らしい女なんです!だからドンドン踏んでください!」


 そして、罪の意識からか、彼女このようなドMになってしまったのだった。


「あっ、紗織を私を踏んでください。その蔑んだ目で見ながら踏まれることで私の心は洗われるのー!だからお願いー!」


 しかし彼女は、俺だけでなく紗織さんに対してもドMなのは問題だ。


「あ″あ″、何見てんだクソウジ虫どもが、こっち見てんじゃねぇぞ。クソ○ンが!」


 俺達以外に対してはドMではないことは救いだが、俺以外の男に対しては、かなり扱いが悪い。

 どうやら悪魔によって彼女は男遊びにさせられ、それがトラウマと言うか、俺以外の男に対して嫌悪感を激しく感じてしまうようだ。


「あっ、ハジメ君、私、君のところの部活に入るからこれからもよろしくね!」


 英恵もこれから俺と行動を共にして行くことになるが、とてもうまくいけるかわからない。



ーーーーーーーー


裏話

異能〈英雄〉は複合型能力でこれも複数の能力を持ちます。その能力は、能力超強化、全種特効、感情変換、の三種類が主です。

能力超強化は無意識での自分に備わるあらゆる能力を超強化してくれて、超人の上位版です。

全種特効はあらゆる種族、対して影響を与えることができる。悪魔の物理無効を貫通し、実体に触ることができたので、悪魔は蹴飛ばされ、ダメージを負った。

感情変化は気持ちを力に変えることができる。山羊頭の悪魔に対して彼女は激しい激情と復讐心を持っていたので、能力超強化と感情変化が合わされば、悪魔を完全に塵すら残さず滅殺していただろう。

二人目?のヒロインになるかもしれない。


裏話

異能〈英雄〉は複合型能力でこれも複数の能力を持ちます。その能力は、能力超強化、全種特効、感情変換、の三種類が主です。

能力超強化は無意識での自分に備わるあらゆる能力を超強化してくれて、超人の上位版です。

全種特効はあらゆる種族、対して影響を与えることができる。悪魔の物理無効を貫通し、実体に触ることができたので、悪魔は蹴飛ばされ、ダメージを負った。

感情変化は気持ちを力に変えることができる。山羊頭の悪魔に対して彼女は激しい激情と復讐心を持っていたので、能力超強化と感情変化が合わされば、悪魔を完全に塵すら残さず滅殺していただろう。


誤字脱字を教えていただければありがたいです。

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