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サバイバルしてたらステータスに目覚めた  作者: 角谷 樹
第一章 目覚めと現代ファンタジーの始まり
12/18

暴れたら合法的に解決した

連続投稿で、今回もちょっと短めです。

 薬を嗅がされ、車で連れ去られた俺と紗織さん。


 紗織さんは薬で眠らされているが俺には薬物は効かないので、起きたままだ。勿論襲われた時に〈精神感応〉で、組織の連中には連絡してある。そして現在地もどこであるか、奴らの目的も報告済みだ。


 奴らの目的、それは紗織さんだ。奴らの誰かが偶然紗織さんが〈時空操作〉で、何もない空間からものを取り出すところを目撃、カメラで撮影して、それを奴らのボスに報告、そしてそのボスは紗織さんの能力を使えば麻薬を大量に持ち込むことが出来ると考え、今回の拉致を計画。


 俺が捕まっているのは紗織さんと仲が良く、俺を使えば、紗織を従わせることが出来ると思ったからだ。


 俺が、車の中で奴らの記憶や、考えを探っていると漸く到着したようだ。念のため、紗織さんには結界を張っておき、安全を確保しておく。


 そして、俺たちはバラバラに分かれて引き離された。どうやら先に俺をボコボコにしておき、後でボコボコ姿の俺を紗織さんに見せ、心を弱らす作戦らしい。


 そして、建物に入って人の気配がたくさんする部屋に入った。そこでは堅気のモンには見えないヤクザ連中がおり、一人だけヤクザモンには見えない男が柔らかそうな椅子に座っていた。


「若、目的の女、連れてきましたぜ!」

「それと、交渉材料のガキも!」


 俺達を捕まえている男たちが叫ぶ。


「オセェじゃねぇか!いつまで待たせてやがる、さっさと男は連れて行って、準備したろ!」


 若と呼ばれていた男の後ろにいたイカツイ男が捕まえている男達に叫ぶ。


 てかさっきから叫んでばっかりでうるさいな!


 そしてその部屋を通って一つ隣の部屋に入る。ここにいるのは俺と俺を持っていた男二人だけ。部屋の外からは中を見ることは出来ず、こちらからも見ることはできない。

 これから、ここで俺をボコボコにするのだろう。


 なら、早速。


「〈雷神〉……」

「ギャッ!!?」


「ん?今さっきなんか聞こえたような」

「ガキの声だろ。今頃ボロボロのボロ雑巾になってるんだろ」


 部屋の前にいた男に音を聞かれたが、別の男が勘違いをして、部屋の中を確認することはなかった。




 そして部屋の外で行われる紗織とヤクザ達の交渉を俺は隣の部屋から聞いていた。


「私供貴女の力を使い儲けていきたいのです。貴女の力を使えば運び屋として、成功して行くでしょう。貴女も儲けて、私らも儲けれる。お互いにwin winな関係だと思いますよ。まああと、貴女と一緒にいた彼、今どこにいるのでしょうね?」


 と言ってニヤリと嫌らしいかおをする。


 オブラートに包んでヤクザの達は話しているが、結局は「お前の能力で薬を運べ。断れば一緒にいたガキがどうなっても知らねえぞ?」だった。

 このことは紗織さんも気付いているし、俺がどうにかなるとも思っていないので、余裕の笑みをしている。


 それを見てイラついてきたのか、ヤクザ達は部屋から俺を出して紗織さんに見せつけるようにいう。


 そして俺は部屋の中で気絶させた、男二人を持ってヤクザ達のいる部屋に入って行った。


 ヤクザ達は俺が、ボロ雑巾になって出てくると思っていたのか、その場にいる俺と紗織さん以外の全員が驚愕の表情で突っ立っていた。


「やあ、やあ、君たち。どちら様知らないし、興味もないけど、俺らを拐ってくるタァ、いい度胸してんじゃあねえかぁ!」


 バアァァアン!


 俺が〈雷神〉で一気に放電しながらヤクザ達に叫ぶとヤクザ達はそれぞれが武器を取り出した。

 パイプやメリケンサック、刀に銃まで、こりゃ完全にアウトですわ!


「ガキ、テメェ!どうやって放電してやがる!?」

「そんなの紗織さんが能力使えるんだから、一緒にいた俺も使えてもおかしくないだろ」


 まあ、俺と一緒にいたから紗織も異能に目覚めたのだが。


「野郎男はどうなろうどうでもいい!女は生きたまま捕まえろ!」


 そして若と呼ばれていた男の指示により一斉にヤクザ達が襲いかかってくる。


「〈雷神・感電〉」


 そして、〈雷神〉の感電により、俺の近くにいた男達が雷に当てられ、感電。更にその近くにいた男達も感電させられていく。これは近くにいるものに反応してどんどん雷が広がり感電させていく技だ。


「「「「ギャギャギャギャギャギャ!!!!!」」」」」


 そして奴らが持っているのは金属。電気を誘導しやすく、避雷針の役割も持ってしまうので、武器のチョイスが悪かったね。


 バババババン!

 ダダダダダ!


 そして俺から距離を置いてからの発砲。

 しかし銃から出た鉛玉は俺には届かずに空中を動きが止まり落ちていく。


「「「イヤアァァァァアアア!!っごふっ!?」」」


 何を経ち狂ったのか、数人の男達が紗織さんに向けてパイプを振り下ろしたが、紗織さんの〈時空操作〉で振り下ろされたパイプは、空間をいじられ、パイプを振り下ろした男たちの頭に直撃した。



 そして、残りは若と呼ばれていた男だけになった。


「ば、化け物!お前たちは一体何者だ!?」

「化け物って、俺達はただの異能を持った人間だよ。てか、お前は運がないな。選ぶ人間を間違えた」


 この男も〈雷神〉の餌食となり気絶させられた。


「よしっ、あとはこれからどうするかだけど、とにかく外に放り出して置こう。紗織さんお願いね」

「りょーかい!」


 当然銃の弾は抜いた状態で、紗織さんにヤクザ達を外に転移させてもらう。


 ヤクザ達は近隣住民の方の通報により、銃刀法違反、薬物所持などによる現行犯で逮捕。それから奴らのアジトからの犯罪関与の証拠と死体の発見によりヤクザ達の全員が刑務所行き、一部死刑と無期懲役となった。


 あとで調べたら、どうやらこのヤクザ達が紗織に薬を売っていた大本だったようで、紗織さんが薬物を買っていた売人の親玉らしい。その売人は今頃どこかで薬物漬けになって、ブタ箱に行ってるよ、フハハハハ!(悪い顔)



「良かった、良かった。小さいが、悪は滅びた。しかしまだ俺達を狙う者たちは多い。まずは裏社会から俺達の害となるものを排除していこう」


 そして現在、俺は組織の定例会議で集まってくれたメンバーにこれからの計画を話し合っていくのだった。


「俺達はこれから、手始めに日本の裏社会を牛耳って行こうと思う」


 まずは手始めに、日本の裏社会の支配だ!



ーーーーーーーー


裏話

紗織さんを裏切った、元親友ですが、主人公が、その人を社会的抹殺しようとしてたのですが、ある理由からそれをしませんでした。その理由次回わかります。


誤字脱字を教えていただければありがたいです。

感想、高評価、ブックマークがあれば嬉しいです。

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