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一話 ゴリラwith女子友

とまぁ、こんな感じでクラス替えをしたわけですよ。


中学三年で初めてこの世に生まれてとても嬉しかったことが起きたんだ。


なんと、わたしにれっきとした女の子友達ができた。



かれこれ幼い頃から私の見た目はゴリラということもあって、

小さい頃はご近所から某動物園の生まれたてのゴリラを見ようと多くのおじいちゃんおばあちゃんが家に攻め込んできたからとても人気だった。

あれよあれよと赤ちゃんなのにみんなバナナや太鼓やりんごをもってくるわけ。


両親もそれを受け取るのよ

いや食べれないから

今赤ちゃんだから私

太鼓ってなに?ゴリラ=ドラミングだと思ってるの??

え?誰一人人間と思ってないの??

って最初は一回ツッコミ赤ちゃんだろうが自分に入れたけどもうどうでもいいよね。


次は外で遊ぶようになってからはゴリラだから周りの子より体格が大きいのよ。

体格が大きいと体力があるからいろんな遊びができる

だから私とても人気だったの。

みんなとても優しかったな〜。

それが小学生と続きあの町はとても暖かかったんだなと今でも思う。

でも所詮あだ名は生きてるうちはずっとゴリラ


そうよ!そうなのよ!

なにが言いたいかというと!

とっても可愛らしい友達ができたのよ!!

私がさっきからなんでこんな大人しい喋り方をしてるって!?

少しでも可愛らしい友達といて女子力あげたいからよ!!

おい

必死だなと思った奴締めるからな


まぁそんな友達のおかけで、

私の最後の中学生活のあだ名は

あかりん

になったわけ

そのおかげか周りの女の子からもあかりんと呼ばれるようになり初めて人間の女の子らしい学校生活を手に入れたってわけよ!!



いや一応人間なんだけどね。



とまぁその親友の女の子名前は

西園寺亜美

亜美ちゃんはとっても大きな財閥のお嬢様らしい

まぁそれ以上亜美ちゃん言いたがらないの

何故かっていうと


「亜美が財閥の事を友達にいうと、いつも仲良しだった友達から見る目が変わるの」

としょんぼりいう亜美ちゃん


それを聞いた瞬間色々と修羅場を掻い潜ってきた私が思うには

あ〜色々ひがみやお金目的なんだろうな〜とは思ったからあんまり深くは聞かないでいた。

亜美ちゃんが言いたいタイミングで聞こうと思ったし、

そんなに無理強いもしたくないから

と亜美ちゃんにそれとなくいうと


「ありがとう…!そんな事言われたの初めてだよ。これから一年間一緒のクラスだけど仲良くしてね!」


涙が出るかと思ったよ。

可愛いとても可愛い

後ろが光ってるもの神々しいもの。


「わたしもこんな毛むくじゃらな見た目だけど仲良くしてくれると嬉しいな」

と言うと亜美ちゃんは


「そんなことないもの。とっても可愛いチャームポイントじゃない。ところで私すごい気になってたんだけどタイツすごくあったかそうだね。そのファーのタイツどこで売ってるの??」





わたしの毛だよ。




まぁこんな天然な亜美ちゃんですが

とっても楽しく中学生活を過ごしていたわけ。

まさかあんなことになるとは思ってなかった。

冗談はゴリラだけにしておいてほしかったウホ



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