みんな八対二の法則が支配しているこの世界をもっと恐怖するべき
この世界は恐ろしい
八割の人間が不幸になり、二割しか幸福になれないのだから
幸福と不幸なんて感じ方の問題、だからこそ、それが致命的な問題なのだ
人間は感情の生き物であり、感受性と感応を身の回りはもちろん、社会全体を俯瞰してフルに発揮する事によって、最大幸福を追求する存在だ
つまり人間なんて、自分よりも不幸な人間を知っていれば、大抵は幸福なのだ、それが真理だ
だから、そのような世界では上位に立つ事が、感情的な勝者として君臨し、真なる幸福を享受できるかどうかが重要
人間の感情を支配するゲームとして考えれば、分かり易くなるだろう
世界において日本は、感情的な勝者である
日本人というだけで、己が優れているという実感を持たない人間は、おそらく少ないだろう
それだけで既に、真なる幸福の、断片程度は手に入れているだろう
自覚が無くても、いつしか自覚する時が来るだろう、
だがこれだけは、あまりにも当たり前に感じすぎて、己が感情的に勝者であるという確信を持続するのは難しいかもしれない
だから次に、日本においての感情的勝者である必要が出てくるだろう
恐ろしい事に、八割が敗者になるのが必然だ
己が敗者でないと思いこむ事は不可能
己が天才である確信を、もたない天才はいないように
自分が負けていないと、錯覚できるわけがない、逆もまたしかり
負けてる人間は、自分が発展途上国の人間レベルで、恵まれない、不幸な、なんの意味も価値もない人間である確信を抱き
結果、自己愛も自尊心も無くなる、奪われるのだ
これが、感情的敗者の末路である
自らに絶望し、自暴自棄になり、人間をやめるしか、なくなるのだ
だがしかし、勝者になれば、こういう事は全て裏がえり、全てを踏み台にして有り余る高みから己を確信する事ができる
己は、敗者を糧として、自己愛と自尊心に満たされた、幸福で恵まれた存在である、という確信
だからこそ、敗者を報わせるためにも、
そして、己が罪悪と背徳の犠牲の上に成り立っている、ゆえに、尊き価値と意味の集約存在
真に恐怖すべきは、このような法則を自覚し、全てに意味と価値を見失った、虚無的な視点なのだ