始まりのとき
主人公の名前がかわります。
そして冒頭に戻ったのである。
どうやら俺がいる場所は祭壇っぽいところの魔法陣にたっている状態だ
。そして下を向くとまず魔王っぽい黒髪ロングの10中9人は可愛らしいと言うような美少女がひざまつき、
その2歩後ろで俺から見て左から青髪でメイド服を着た身体が透けている女性と、
全身鎧を身につけ中が全くみえない黒鎧に、
紫色のローブを纏って宝石をつけた杖を持つガイコツがひざまつき、
そのはるか後ろに多種多様な魔物たちが控えている状態である。
このままでは話が進まないので話しかけてみることにする。
「えー、そこの魔王っぽい女、これはどういう状況か話せ。」何故かでた声は威厳のある声であった。そのせいでか怯えてしまったようである。
「怯えなくてよい、状況は神からある程度聞いている。
お前たちを助けるためにここにきたのだ、今いる場所、敵の位置。それに今いる戦力、それを教えてくれ。」
そう言い放つと少し落ち着いた。どうやら魔王っぽい美少女が話すようだ。
「私は現魔王ハルバスタ=マルティアと申します。よろしくお願いいたします。」
「前置きはいい、話せ。」
「畏まりました、今いる場所は[太古の森]の中心部の[英雄おろしの祭壇]と呼ばれる場所です。敵である人間は[太古の森]を包囲されております。夜に襲撃にかけるつもりでしょう。」
「数は6000。教会から聖騎士と僧侶が500、魔導士ギルドから1500。冒険者ギルドから2000、東の大国ルマイトから騎士団と宮廷魔導士が3000来るそうです。」
かなり数で来るな。
「対して我々は10000いますが力を失った者や傷つきうごけぬ者ばかりで戦えるのは1500もいないかと。」
「真ん中におられる騎士団長のリビングアーマーのエルフェル=バルス率いる騎士団が約600。」
「騎士団長エルフェル=バルスと申します。我ら騎士団は閣下にお仕え致します。」
「右側におられる魔導老長リッチのクリムデウス率いる魔導士連隊が約400。」
「カカカッ、わしら魔導士連隊は魔法の神髄を解き明かすまでは死ねぬ、わしらの目的果たすため汝に仕えましょうぞカカカッ。
」
「最後に左側におられるメイド長マリベル=ランド率いる魔軍混合団が約99000。うち約98500は動けぬため約500での参戦となります。」「私たち魔軍混合団は未来の為ならばあなた様の手足となって働きましょう。」
「以下約1500、あなた様の兵となり、身を尽くして戦い抜きましょう!!」
フム、敵の数は味方の2倍。だが士気を上げて神からもらったチート能力を使えば・・・・、いける!勝てるぞこの戦いは!!
「わかった。今から呼ぶものは私の元にこい、指示する。それ以外は周囲の警戒に当たり、負傷者は祭壇に隠れていろ。」「魔王ハルバスタ=マルティア!」
「仰せのままに!
」「騎士団長エルフェル=バルスと騎士団500!」
「「「はっ!」」」
魔導老長クリムデウスと魔導連隊250!」
「了解じゃわい。」
「メイド長マリベル=ランドと魔軍混合団!」
「出来る限りの事を尽くしましょう。」
さて戦う者は決まった。後はどうやって士気を上げようか、
う~む、よし!
名乗りでもするか!ただこの世界は日本の名前は目立ちそうだな、何かからひねって・・・・これだ!
「さぁ、先祖から今まで人間にやられた分を返してやるぞ!家族を殺された者はやつらの家族を殺せ!友を殺された者はやつらの友を殺せ!愛する者を殺された者はやつらの愛する者を殺せ!
やつらに殺されたらその分やつらを殺し返せ!
さぁ今からお前たちを従えやつらを殺す者の名を伝える!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「我は名はカーラント!」
「カーラント=ユージである!」
「この名を己の胸に刻みこめ!」
「そしてこの戦いに勝利してやつら人間を共に殺していつかお前たちと共に歴史に名を刻む者の名だ!」
「「「「「オオオオォォォォ!!!!!!」」」」」
「さぁ、己の武器をもて!牙をもて!!腐ったやつらを大地に引きずり落としてやるぞ!!!!」
「「「「「「「「オオオオオオォォォォォォ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」
今ここに魔族と魔物たちの逆襲が始まろうとしている・・・・・・。
あらすじを変更しました。