4話 哀れな少年(楓視点)
こんにちは、なっとぅーです。
文を考えるのは下手くそですが、暖かい目で見てくださると幸いですm(_ _)m
妾は楓、この朝霧山神社に祀られている神じゃ。
訳あって、この神社を禁足地にして500年。
この神社に入ってきた人間はことごとく殺してきた。
そんなある日、配下の者が妾を呼んでいるようだった。
事情を聞くと、人間が入ってきた。けど、犬の霊が殺すのは待って欲しいと懇願しているようだった。
霊は基本的に生前の記憶がない。動物の霊なら尚更。
妾は面白いと思い、現場に行くことにした。
現場に行くと、縄を持った人間の少年が木を物色している所だった。
『のう、そこの犬の霊よ。何故この人間を守る?』
妾はその人間の傍にいる2匹の犬の霊に話しかける。
『貴方は神様ですね? 僕達は颯斗に救われたんだ! 僕達は殺されちゃったけど、この恩を返したいんだ! お願いします、颯斗を助けてください』
『お願いします!』
2匹の犬の霊は妾に頭を下げ懇願してきた。
霊がここまで生前の記憶があるとは、余程この人間に恩義を感じているのだろう。
『まあ、事情は理解した。だが助けるかはこの人間の話を聞いてからじゃ』
『『ありがとうございます!』』
今まさに首を括ろうとしている人間に話しかける。
『なあ、お主・・・・・・』
「え、誰!?」
妾が話しかけると人間は驚いた様子で辺りを見渡す。
更に言葉を投げかける。
『何故この場所で死のうとしとる? なあ、何とか言ったらどうじゃ?』
人間は妾に気付いたのか妾の顔を見て硬直する。
妾の顔になにか着いてるのだろうか?
「もしかして、神様ですか?」
『そうだ。妾はこの神社に祀られている神、楓とでも言っておくのじゃ』
驚いている人間を急かす。
『それで、妾の質問に答えよ』
人間は全てを諦めたような顔をして言葉を発する。
「まあ、俺がここで死のうとしている理由、ですか?
それは神様への嫌がらせですよ」
神への嫌がらせ? それを隠しもせず妾に対して言うか・・・・・・。
この人間、面白い。
『ハハハッ!神のの前でそれを言うか?どれ、興が乗ったから殺す前にお主の事情とやらを聞いてやろう。神を相手に嫌がらせをしたくなる理由とやら、をな』
そうして、人間はここで首を吊ろうとしている理由を話し出した。
そして、この人間は妾が思っていたより壮絶な人生を歩んでいるようだった。
妾の能力を使い、この人間の人生を追体験していき妾は実感した。
この人間が背負ってきた辛く悲しい人生を。
それでも、辛くてもなお2匹の犬の為に毎日を必死に生きて来たその健気さを。
妾は気が付いたらこの人間を抱きしめていた。
妾は決めた。これから先は妾がこの人間を守ると。
居なくなったポメとシバの分まで。
面白かった、続きが気になると思ったらまた見てください。
今回は僕の作品を読んで頂きありがとうございます!




