3話 絶望の最中
こんにちは、なっとぅーです。
文を考えるのは下手くそですが、暖かい目で見てくださると幸いですm(_ _)m
翌日、目が覚め気づく。
「夢じゃないのか・・・・・・」
ポメとシバはもう居ない。そんな世界に生きる価値はあるのだろうか。
「死んでやる」
俺は死ぬことを決意した。
でもどうやって死のうか・・・・・・。
通学中、死ぬことについて考えた。
「・・・・・・朝霧山神社」
そう、隣町にある有名な禁足地。
入った者はことごとく行方不明になっていると噂の。
「行くか、朝霧山神社」
■ ■ ■
そうして現在に至る。
俺は朝霧山神社の境内入った。
何故朝霧山神社にしたかと言うと、神様がいるならその領域で死んで迷惑を掛けてやろうという魂胆だ。
いいだろう別に、神様は一切助けてくれなかったしね。
縄を持って、いい感じの高さの木を探す。
「よし、この木なら縄をかけても大丈夫そうだね」
『なあ、お主・・・・・・』
「え、誰!?」
辺りを見渡しても誰もいない。
『何故この場所で死のうとしとる?』
あ、上から聞こえる気がする。
『なあ、何とか言ったらどうじゃ?』
上を見上げると、白の和服を来た美少女が枝に座っていた。
綺麗な黒髪に赤色の瞳、小顔の割に大きな三白眼。
髪は腰まで伸ばされており、とても艶やかである。
「もしかして、神様ですか?」
『そうだ。妾はこの朝霧山神社に祀られる神、楓とでも言っておくのじゃ』
「神様、本当にいたんだ・・・・・・」
神様にしては可愛いななんて考えていると、
『それで、妾の質問に答えよ』
急かされてしまった。
「まあ、俺がここで死のうとしている理由、ですか? それは神様への嫌がらせですよ」
神様、楓様は何が面白いのか笑いだした。
『ハハハッ! 神の妾の前でそれを言うか? どれ、興が乗ったから殺す前にお主の事情とやらを聞いてやろう。神を相手に嫌がらせをしたくなる理由とやら、をな』
「それは・・・・・・」
俺は話した。これまでの人生の事、ポメとシバのことについても。
話していて辛くなり、思わず涙してしまう。
俺の話を黙って聞いていた楓様は突然、俺を抱きしめた。
『お主・・・・・・。本当に不憫じゃのう、よしよし』
久方振りの人の温もりに俺は感極まって慟哭をあげた。
「何故! 何故ポメとシバが死ななくちゃならない! なんでだよ・・・・・・」
『そうか、辛かったよの。よしよし』
俺が泣いている間、楓様は俺の頭を撫で続けてくれた。
■ ■ ■
『落ち着いたか?』
「ええ、もう大丈夫です」
恥ずかしい所を見られたから、少し小っ恥ずかしい。
『お主、名前は?』
「俺ですか? 俺は青藍颯斗です」
『そうか、颯斗か・・・・・・うむ』
少し悩む素振りを見せた楓様は境内全体に聞こえるように大きな声で告げる。
『妾達、この朝霧山神社一同はお主青藍颯斗を庇護することとする! 異論は認めん!』
俺を、庇護する? なんで?
『不思議そうにしておるな颯斗よ』
「それはそうですよ、何で俺なんかを?」
『この神社に入ったものは配下の者が殺すことになっておる』
え、そうだったの!?
『でも、お主を殺そうとする配下の者に必死に訴えかけた小さき霊がおった』
その霊は俺を殺すのは待って欲しいと配下の者に頼み込んだそうだ。
「その霊って・・・・・・!」
『そうじゃ、お主が可愛がっておった犬。ポメとシバじゃ』
ポメとシバは楓様の配下の者と交渉をして、楓様を呼んできてもらったそうだ。
『妾が出てみれば・・・・・・。そうして妾はお主のその辛き人生の歩みに同情し、手を貸してやろうと思ったのじゃ』
つくづく思う。
「俺は、ポメとシバに助けられてばっかりだな・・・・・・」
その言葉を聞いた楓様はニッと笑う。
『安心するがよい。これからは妾達が守ってやるのじゃ。ポメとシバの分もな』
面白かった、続きが気になると思ったらまた見てください。
今回は僕の作品を読んで頂きありがとうございます!




