19話 異常な少年(戸部陽乃視点)
こんにちは、なっとぅーです。
文を考えるのは下手くそですが、暖かい目で見てくださると幸いですm(_ _)m
私は静岡にある陰陽師の名家、戸部家の人間だ。
そんな私はこの春から県外にある辻山高校に通うことになった。
入学式を終え、クラスメイトと顔合わせをした。
その中に異質な人物がいた。
私は家柄によって霊や妖怪といったものに詳しい。
その人物、名を青藍といっていた人物には動物の霊が二体も憑いていたのだ。
普通、霊に憑かれているといい影響を及ぼさない。
それが二体なんてどんな影響があるかわかったものじゃない。
私は放課後、青藍くんに話しかける。
「ねえ、青藍くんって最近体の調子が悪かったりしない?」
青藍くんはキョトンとした顔をした。
「どうゆうこと?」
「答えて!」
青藍くんは少し考えて答える。
「特にそんな感じはしないけど?」
体調は悪くない? 最近憑かれた?
様々な思考が頭を巡る。
青藍くんは少し困惑した様子で私に尋ねる。
「あの、戸部さんだったよね? どうしたの急に」
確かに、変だよね。正直に話そう。
「あ、ごめんね。私の家は代々陰陽師をやってるんだけど、貴方が二匹の動物の霊に取り憑かれてるのを見て心配になったの」
陰陽師なんて、笑われるかな。
でも意外にも青藍くんは私のことを笑わなかった。
「その霊、私が祓うわ」
「いや、いいよ。この霊達は俺の家族だから」
青藍くんは自分に取り憑いている霊のことを家族といった。
もしかして、前に飼っていたペットとかなのかな?
でも、霊が取り憑いている状況は看過できない。
「あなた、死ぬわよ?」
「今のところ特に不調はないから大丈夫だよ」
死ぬといっても、青藍くんは一切動揺しなかった。
心が強いひとだと思った。
そして、翌日。私は青藍くんを巻き込んでしまった。
香取に私たちは誘拐されたのだ。
でも、青藍くんは私の想像を超える人だった。
香取が出した日本刀を持った上級式神。
一般人なら何も出来ずに殺される。
けど、青藍くんは源力を使い上級式神と互角以上に戦った。
青藍くん、あなたは一体何者なの?
人間に宿る源力は気力。私たち陰陽師は違うけど、一般人には気力が宿っている。
けど、青藍くんの源力は気力ではないような気がした。
そして、私のせいで青藍くんが傷ついてしまう。
もうダメだ。二人揃って香取に殺されるんだ。
私が諦めかけた時、この場に妖怪が現れた。
白髪で美しい女性の妖怪だった。
よく見ると、狐の耳に九つもある尾。
その妖怪は青藍くんの知り合いのようで、青藍くんが傷つけられていることに激怒した。
式神を一瞬で倒し香取に殺気を飛ばす。
私に向けて放っていないと分かっていても魂が震える程の悪寒。
「なめるな! 『召喚 螭』!」
「な!? 螭!? A級の妖怪じゃないか!?」
妖怪や霊と言ったものは、EからAの五段階の階級がある。
Eから階級が上がって行くほど強いのが基本だ。
白髪の妖怪に向かって牙を剥く螭。
けど、気がついたら螭は倒されていた。
白髪の妖怪の手にはいつの間にか薙刀が握られていた。
な、この一瞬でA級の妖怪を倒した!?
白髪の妖怪は香取への落とし前をつけ、青藍くんを連れて消えてしまう。
「あれ、もしかして私は放置?」
そう思ったけど、白髪の妖怪はすぐに戻ってきて私を家まで送ってくれた。
■ ■ ■
風呂に入り、寝巻きに着替えて今日を振り返る。
「今日は大変だったな」
誘拐され、一度は諦めたりもした。
けど結局何とかなった。
「青藍くん、かっこよかったな・・・・・・」
青藍くんのことを考えると胸が苦しくなる。
もしかして、これって・・・・・・。
「いや、ないない。青藍くんがかっこよかったのは事実だけど、さすがにない」
明日、ちゃんとお礼を言わなきゃな・・・・・・。
面白かった、続きが気になると思ったらまた見てください。
今回は僕の作品を読んで頂きありがとうございます!




