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11話 これからもずっと

こんにちは、なっとぅーです。

文を考えるのは下手くそですが、暖かい目で見てくださると幸いですm(_ _)m

翌日、八雲さんの権能『瞬間移動』を使って送ってくれることになった。


「『瞬間移動』を使って学校周辺の人気のない場所に飛びます。そこで颯斗さんの影武者が待機しているはずなので私が回収します」


「わかった。ところで、楓様は?」


八雲さんは困ったような顔をして、


「楓様は朝が弱いのです。朝ごはんは食べて欲しいのですが・・・・・・」


そうだったのか、いつもは俺の修行があったから頑張って起きてたんだな。


改めて楓様に感謝の念を送る。


「では、飛びます!」


八雲さんが宣言した瞬間、体が浮く感覚と共に視界が切り替わる。


「お待ちしていました」


聞き覚えのある声が聞こえた方向に視線を飛ばす。


俺がいた。これが俺の影武者か・・・・・・。


「では、私はこれで。頑張ってください!」


そう言い残し、八雲さんは消えていった。


「これが瞬間移動移動か、便利でいいな」


俺も早く権能が使えるようにならないかな。


「学校に向かわないと」


ここはどうやら、学校の近所にある公園の茂みのようだ。


なら道は分かるぞ。


教室への道を歩いていると、俺を蹴る人物がいた。


「よお、青藍。お前今日も校舎裏に来いよ」


加藤である。殺意が湧いてくる。


ダメだ。今ここで殴りかかったら。


「う、うん。分かったよ」


湧き上がる殺意を堪えて、答える。


加藤は先に教室に消える。


「ふう・・・・・・」


危なかった。思わず殴りかかるところだった。


「俺もまだまだだな」


こんなところを見られてしまったら、楓様に笑われてしまうな。



─────放課後



何事もなく授業も終わり、約束の校舎裏に向かう。


校舎裏に着くと、加藤と取り巻きが3人。


俺は加藤に向かって駆け出す。


「来たな青藍、今日もお前を・・・・・・フベラッ!?」


加藤の顔面に平手打ちを放つ。


グーで殴ったら気絶しちゃうからね。それじゃつまらない。


俺は聞きたかったことを問う。


「お前はポメとシバを殺したことを償うつもりはないか?」


加藤は醜悪に吠える。


「あのクソ犬を殺したくらいで何ほざいてんだ! あんな野犬死んで当然だ! お前ら、殺れ!」


その加藤の宣言と共に加藤の取り巻き達が殴りかかってくる。


1ヶ月前の俺だったらボコされていただろう。


でも今の俺は楓様達に鍛えられているからこんな雑魚には負けない。


取り巻きの1人が俺の顔にパンチを放つが、それを首を傾け避けカウンターのアッパーカットを食らわせ意識を刈り取る。


「死ねぇ!」


俺の腹部を狙った蹴りを半身になり躱し、そのままの勢いの回し蹴りで吹き飛ばす。


「なっ!?」


俺の動きが予想外だったのだろう。硬直している最後の取り巻きに膝蹴りを放ち沈める。


「お、お前・・・・・・!?」


加藤は衝撃だったのか口をパクパクさせている。


「さあ、後はお前だけだ」


俺は加藤に向けて殺気を放ちながら一歩を踏み出す。


「く、来るな」


一歩。


「おい! 来るな!」


一歩。


「聞いているのか!! 来るなよ!!」


加藤の言っていることを無視して加藤の目の前まで行く。


「さあ、死ぬ覚悟はできてるんだよな?」


「や、やめ──


「『神掌破』」


加藤の顔をすぐ横に向かい、全力の『神掌破』を放つ。


すごい衝撃だったのだろう。


加藤は白目を剥いて気絶している。


そしてその股は濡れてしまっている。


「ポメ、シバ。これでよかっただろう?」


空を見上げそんなことを言う。


『見事じゃったのじゃ!』


楓様の声が聞こえたと思ったら、八雲さんと一緒に現れた。


「お疲れ様です、颯斗さん!」


『息の根までは止めてないな! まあ、妾は信じておったがの?』


満足そうな楓様に対して、八雲さんが、


「楓様は途中とても心配してたんですよ」


『それは言わない約束じゃろう!?』


楓様と八雲さんとで笑った。


ひとしきり笑った後、八雲さんがスマホを取り写真を撮り出した。


「八雲さん、何してるの?」


「この男の痴態を学校中に貼り付けてやろうと思い」


八雲さんの行動に楓様の楽しそうに同調し、


『それは面白いな、妾も協力するのじゃ』


結局この日は、夜中まで校内に写真を貼り続け帰るのは夜中になった。


その後、加藤は貼られた写真によって居場所が無くなり不登校にまでなったようだ。


ざまあみろ! と素直に思う。



────そうして時がたち、翌年。



俺は都内の高校に通うことになった。


高校の近くに楓様の配下の妖怪がいるらしく、そこでお世話になることになった。


ただ、思わなかったのは。


『当然妾も着いてゆくのじゃ!』


「私も行きますよ!」


楓様と八雲さんも着いてくるらしい。


「大丈夫なの? その人の家に行くんでしょ?」


『安心せい。奴はまあ・・・・・・見ればわかるのじゃ』


なにそれすごい不安。


でも、俺はこれからも生きていく。ポメとシバの分まで。


『颯斗、行かないの?』


『そうだよ! 行こうよ!』


ポメとシバの分まで!


「では、行きましょう!」


八雲さんの『瞬間移動』で境内を後にする。


俺は死ぬつもりで、この神社に来た。


けど実際ここは人生の終わりではなく始まりだった。


ありがとう楓様、八雲さん、後皆。

これで物語は一段落着きました。けど、まだまだ話は続きます。もしよろしければ、これからも見てやってください

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