表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/90

第10話 座敷ハタチはイケメン ⑤


 ジュンジはノブオの錯乱だとすぐに分かった。


「あっ、やばっ!!!」


 言うが早いか、ジュンジもトイレへ走った。


 ただ足は痺れているので、気持ちだけ、体はうまく反応してくれない。想像以上に、ジュンジの歩みは遅い……


 ノブオは美希果と雅親のイチャラブを目の当たりにし、感情が爆発してしまったのだろう。ジュンジにもその気持ちはよく分かった。


 待っててノブオさん! 落ち着いてノブオさん!!!




「あれぇ、ノブオさんどうしちゃったのかな? ジュンちゃん大丈夫かしら??」


「問題ないっしょ」


 美希果と雅親は何もなかったかのようにイチャイチャし続ける。




 一方、ノブオはその頃、口の両端から泡を吹かせながらトイレ前の床をゴロゴロとのたうち回っていた。


「あぁぁぁ!!! わぁあぁーー、いやぁぁ!!!! た、助け……ああぁああ!!!」


 どうやら、イチャイチャからのイライラからの、何か過去のことがフラッシュバックされたらしい。


「落ち着いて、ノブオさん!!! 大丈夫だよ!!! 戻って来て、帰ってきて!! ノブオさーーんっっ!!!」


 壁に手をつき、よろけながらやってきたジュンジは、ゆっくりかがむと転がるノブオの背中を強めにバシバシ叩いた。


 何か憑き物が落ちればいいと願いながら……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ