僕の作ったヒーロー

小学生のころ、文待晃（ふみまつあきら）はイラストが描けることでクラスの人気者になっていた。

晃は小学生のころ、ノートに「紅の鬼炎刀」というオリジナル漫画を描く。だが、周りの興味がしだいに変わっていき、その漫画を完結させられないまま、高校生になった。

高校生になり、押し入れから、すっかり忘れていたその漫画を見付けた晃は、その漫画を清書し、完結させた。

漫画を描き上げ、眠りについた晃の部屋に、漫画の主人公、黒羽（くろば）が実体を持って現れ「最終決戦についてきてほしい」と言い出し…。

どこか懐かしい、創作好きな方に送る胸熱な青春文芸です。

※他サイトに上げたものを修正しました。