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儚き強き想い  作者: 玉川 言葉
1/3

いつもの日常

この作品は5年以上前にふとしたきっかけで生まれました。

最初は掛け合いのセリフ、その後にワンシーン、そこから短編と

経緯は簡単です。その当時の人達が良いと言ってくれたから書けた作品です。

その想いにつられてどんどんと書くのが楽しくなり拙いながら書いていけばどんどんと文章ができたからです、

今回この作品を投稿しようとしたのは未完成のままではなく作品として完成させたい想いがありました!

この作品を誰かが読んで楽しんで頂ければと思い素人の自己満足ですが完成まで頑張ります



僕は貴女を愛してる、

貴方は私を愛してくれた、

お互いの気持ちが一つになって幸せを生む、だけどその気持ちがあっても幸せを生むとは限らない…それでも想い合う事は大切なこと…


 


暗い闇に飲まれていく

深く…深く…沈んでいく…そんな中でも小さく眩い光が僕にも見えた

その光を追いかけ続ける…いつまでもどこまでも…



ーいつもの日常ー

意識がはっきりしていくと鳥の声 風の匂い 声が聞こえる

目を細めながら手探りで時計を探した

時計を見つけてまた余裕があると確認するとまた布団の中に潜る


すると寝室に向かって徐々に足音が近づいてくる

「ねぇ!いつまで寝てるの!?そろそろ起きて仕事行かなくていいの?」

とおたまを持ちながら頬を膨らませて怒る女性がベッドの側で言い放つ


僕は布団から顔を出して目を擦りながら

「ん〜そう急かさなくても大丈夫だよ、時間はちゃんと見てるから」

「そんな事言ってないで、早く起きて朝ご飯食べてくれないかしら片付けが遅くなっちゃうじゃない」

彼女の怒った顔を見ながらしぶしぶと

布団から出て欠伸をしながら着替えを開始する

「すぐに準備するよ」

僕が起きたのを見てステラは大袈裟に怒ったような素振りをみて

「早く支度してねー!一緒に食べましょう!遅かったらチェロの分も食べてしまうわよ」

と怒りながらキッチンに向かっていった

「まったくステラはせっかちだな〜」

「何言ってるのよ、チェロがゆっくりし過ぎなのよ」


僕の名前はチェロ・スオーノ

そして彼女が最愛にして僕の大切な人ステラ・レガーロ


彼女の小言を聴きながら僕は顔を洗い

ふと横の小窓から少し遠くの方に見える湖の丘を見て笑みを浮かべこの幸せを噛み締めていた


支度を済ませてリビングに向かうと食器などを運びながらステラが遅い遅いと文句を言っていた

文句を言う彼女をなだめつつ残りの料理を運び謝り席につく

「さ、温かい内に早く食べましょう!いただきます」

「そうだね、いただきます」

料理を食べて彼女の顔を見て満面の笑みで言った

「うん!!今日も美味しい!流石ステラだね♫」


「褒めても何も出ないけどね!…ありがとう♫」

そういうと彼女の顔が笑顔になっていくのを見てまた嬉しく思った

「思った事を言っただけだよ、そういえばステラ今日はお仕事だっけ?」

「そうよ!街まで出るわ、帰りに買い物も行くから何か欲しい物とかあるなら買ってこようか?」

「いや、別に無いから大丈夫だよ、気を付けていってくるんだよ」


「うん!帰る時間が一緒だったら荷物持ちお願いね!」

「仕事終わりの人間に荷物持つをやらせるのかい?」

「あら?男性が居てるのに女性に荷物を持たせるの?」

「ごめん!ごめん!喜んで荷物持ちやらせて頂きます」

「ふふ、いつもありがとう!」

「僕に出来る事ならなんでも手伝うよ!」

2人で朝ごはんを食べる

この日々が心地よくて楽しくて幸せで永遠に続いていってほしい

そんな事を思いながら美味しい食事をまた一口頬張った

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