第七話 幕間
初めに謝らせてもらいます。ごめんなさい。今度は早く更新できましたが、内容が拙すぎました。やってしまいました。そんな文でよければお付き合いください。ちなみに次回からいろいろ出てきます
時間とは時に無情である。楽しい時間を過ごしていると時間はすぐに過ぎてしまい、退屈だと時間はとてもおそく過ぎる。・・・なんでボクがいきなりこんなワケの分からないことを言っているかと言うとそれは寝坊したからである。
「侑希はよせい!もうとっくに一時限目始まっとるで!」
「ごめん待って!今髪セットしてるから」
ホントになんでこんなに女の人が準備に時間がかかるのか女になってみてやっと分かった。どうしても手を抜けないのである。女は毎日が戦争だ。
「よし、とりあえずこれでOKかな?」
「侑希ーーー!」
「今行く!」
急いでカバンに教科書をつっこみ玄関に急ぐ。
「あ〜昨日お酒なんて飲まなければ良かった!頭いたいよ」
「ワインボトル2本近く開けりゃそんなんトーゼンやで。今日学校だっつーのに」
「だって桐也と飲むの久しぶりで嬉しかったんだもん」
「グッ・・・・・・・頼むからそないな可愛い顔でそないな台詞言わんといてや。ドキドキするやないか」
「うわキモ」
「・・・こいつ」
「ほら早く行こうよ」
「コンニャロ、いつか泣かす」
なんか放送コードに引っかかりそう顔してる気がするけど気のせいだよね。とりあえず今は学校に着くことだけに集中しよう。
「う〜ん、だぶん一時限目終わりギリギリに着けそうだよ」
「・・・・・・・・・」
アレ?返事が帰ってこない。
「桐也聞いてる?」
振り返ると桐也はしゃがみこんだ口元を押さえていた。
「ギヴォジヴァルイ」
「桐也!大丈夫!?オンドゥル語喋ってるけど!」
「ハギゾウ、ダジゲデ」
「ヒッ!こわ!」
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グ〇ンギと化した桐也!どうする?
1.桐也はしゃがんでいるので、シャイニングウィザードをかます
2.交首破顔拳を使う
3.目を覚まさせるためにキスをする
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「いや3はないよね。だって初めてが桐也なんて・・・・別に桐也とキスするのがイヤっていうワケじゃないんだけど、こういう流れでするのは・・・・」
侑希は混乱状態におちいった!
桐也の攻撃!
「オヴェーーー!」
ゲロった!
「キャー!!服にかかった!服にかかったって!!」
侑希はキレた
「絶対ゆるさない!!」
「オヴェーー」
桐也はまだ吐いている。だけど侑希は怯まない。
「範馬の血をなめるなー!」
この時たまたまその場に居合わせた鈴木君は後にこう語る。
「いや〜初めてみましたよ。あれが本当の戦いなんですね。テレビとかでやってるK-1とかの比じゃないですよ」
この時いろいろあったのだけどそれを語るとこの作品のジャンルがかわってしまうので以下略
「スイマセン取り乱しました」
正気を取り戻した桐也はコンクリに土下座んして謝った。
「まったく桐也のせいで完全に大遅刻だよ!どうしてくれるのさ!?」
「ならワシの体で・・・」
「アンパ〇チ」
ゴフ!バキバキ
「ゲフ!アッアバラが・・・・!」
「あ〜なんかもう学校行く気なくなっちゃったな〜、サボろっかな?」
「お!ほな駅近くのゲーセン行かへん?新しい格ゲー出たらしいんや」
回復が早いヤツも!もう回復したようだ。殺す気でやったのに
「あの〜もう暴力は堪忍な?」
心の中まで読めるようになって
「何言ってるのさ〜、暴力なんて振るうわけないでしょ?バカじゃないの?ホラ早く行こ?」
桐也の手を無理やり掴んで駅に走り出すと
「ちょ!?そんないきなり走ったらまた・・・・」
「え?」
「オゲーー!」
またゲロった。
「キャー!今度は手にかかった!」
「今度こそ本気で殺す!」
結局この日桐也と二人で遊びほうけてしまった。明日先生になんて言われるか・・・鬱だ。