プロローグ2
俺は神様たちの手違いで死んだのは分かった。
でも、それだけだったら俺がここにいる理由にならない。
(他にも何か理由があるに違いない)
そう考えた俺は、アンリに質問をした。
「アンリ様、俺がここにいる理由って他にもあるのか?」
「あるよ、君に剣と魔法の世界、君たちの言うところの異世界に
転生してもらって、第2の人生を生きてみないかって提案するため」
「第2の人生」
「そう、第2の人生、私たちが君の人生を奪ってしまった
せめてもの償い」
俺は考えた、異世界では普通に魔物や犯罪者が沢山いるはずである。
そんな中で俺は生きていくことが出来るのかが心配だった。
異世界に興味がないと言えば嘘になる、でも、
(行ってみたい、でも大丈夫なのか?)
その思いが、俺の本音だった。
「君が心配なのは分かる、だから君にスキルを3つあげるよ。
まず1つめが魔力操作」
魔力操作:異世界の住人は全員持っているスキル、
魔法を使用する際に必要
「で次が、鑑定Lv Max」
鑑定:生物に使うと生物の名前、レベル、ステータス、スキルを
見ることが出来る。
物に使うと物の名前、耐久力、効果、材料を見ることが出来る。
鑑定Lv1~2 生物の場合名前、レベル、を見ることが出来る。
物の場合名前を見ることが出来る。
鑑定Lv3~4 生物の場合名前、レベル、ステータスを見ることが出来る。
物の場合名前、耐久力を見ることが出来る。
鑑定Lv5~7 生物の場合名前、レベル、ステータス、スキルを見ることが
出来る。
物の場合名前、耐久力、効果を見ることが出来る。
鑑定Lv8~9 生物の場合名前、レベル、ステータス、スキルを見ることが
出来る。
物の場合名前、耐久力、効果、材料、を見ることが出来る。
そして、スキルなどにもう一度鑑定する事で効果を見ることが、
出来る。
鑑定Lv Max 生物の場合隠蔽していても関係なしに、
本当のステータスを見たりする事が出来る。
「これが、魔力操作と鑑定の説明だよ」
そう言ってアンリは俺にスキルの説明をした。
鑑定のレベルがMaxで貰えるのは有難い。
「? そう言えばさっき3つって言ってなかったか?」
そう、まだ俺が貰えるスキルは2つしか聞いていない。
そう思ってアンリに聞いてみると答えが返ってきた。
「3つめはね、君が欲しいと思ったスキルをあげるよ、
さあ自分が欲しいと思ったスキルを言ってみてくれ」
急にそんなこと言われても困る、う~んどうしたものか。
異世界で生き残る為に必要なスキルのほうが良いよな。
(う~ん、これは迷うな)
「なあ、アンリ様スキルって何でも良いんだよな?」
「うん、何でも良いよ、時間はたっぷりあるし頑張って考えてね」
さっきアンリ様は何でも良いって言ったよなてことは、
このスキルがいいな。
「アンリ様決まったぞ」
「意外に早かったね、で君が欲しいスキルは何かな?」
「それは、スキル作成だ」
「え、いやスキル作成って」
「さっきアンリ様は何でも良いって言ったよな、だから俺は自分でスキルが作れる、
スキル作成にした」
「う~ん」
俺は異世界で生き残る為に必要なものは、強いスキルを
手に入れるのが良いと思った。
けれど、俺が欲しいスキルは沢山ある、だから自分でスキルを作成する事が
出来ればと思った、でもスキル作成何てチートスキルは貰えないかと思って
アンリにスキルは何でもいいのかって聞いてみると、良いっていってたから
俺が欲しいのはスキル作成だって言うことが出来た。
「はぁ~、分かっただけど制限を着けるよ」
「制限か分かったそれでいい」
「じゃあ、スキル作成の説明をするよ」
俺にはアンリが凄く疲れているように見えた。