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地獄の鎮魂歌  作者: サイコーRIO
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血みどろの闘い

これは人間界より遠く離れた、地獄界で起こった

支配者達の悲しく虚しい物語である。

プロローグ

ここは地獄界のほぼ中心に位置する獄都フレイ・ヘイムのある城の地下の部屋の入り口でボロボロのフードとマントを着た男がほぼ瀕死の状態の衛兵を冷たい眼で見つめていた。「き…貴様、何者だ…ガッ…ガフッ!。」そう言って大量の血を吐きながら最後の力を振り絞り衛兵は剣を持って謎の男に斬りかかった…

がその剣で男を死に至らしめる事は出来なかった。

何故なら男はその剣を素手で受け止めており、

さらに数秒後にはその剣の刀身を跡形もなく砕き割っていたからである。その光景を眼にした衛兵は、絶望すると同時に最後の力を使い果たし、男がとどめを刺すまでもなく、うつ伏せに床に突っ伏して息絶えた。

その無惨な死体を置き去りにして男はさらに奥の部屋に行き、部屋の真ん中にあった巨大な鏡の前で止まった。「フッ。ようやく見つけたぞ…」と言い、笑みを浮かべた瞬間、瞬時に手にエネルギー弾を出現させ鏡に向かって放った。トゴォン!!と大きな爆発音がして床に鏡の破片が飛び散った。

そのひび割れた鏡を見て「チッ、やっぱり先代のヤツラが強化していたから…、完全破壊は無理か…。」と呟き「まぁいい。この欠片で充分だ。」と言い、

欠片を浮遊させ天井をぶち抜き空の彼方へ、放ち上空で色々な方向へ流れ星のように去って行った。

「フハハッ!。これで地獄の全てが狂う…。」と言い

「それでは…。恵まれた者があの欠片を全て集めるまで…。我はじっくりと力を蓄えるとしよう…。フハハッ!ハハハッ!アーハハッハ!!」

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