誕生!?転生?!どっち?
ああ、文才ほしい。
誰か分けて。
なぜ人は、魔法に憧れるのだろ?
そもそも、ファイアボールが使えるから、なんだと思う。
強化版のフレイアボールも属性が違う、ウォーターボール、ウィンドカッターなども同様に思う。
唯一、使える魔法といったら、錬金や時空魔法、回復、補助系などだろう。
現代に住むから感じるのかもしれない。
むしろ魔法より、銃や科学兵器、大量破壊兵器に比べると見劣りする。【時空、錬金、回復、補助系など除く】
そしてなにより魔法≦体術だろ。
総ては、体が基本だ。
体がしっかりしていないと、肝心のときで使えないことが多い。
よし、さらに言おう。
攻撃魔法は、どうしても音が出てしまう。【風を除く】
暗殺には適さないし、魔力を使う。
例え、補助魔法で音を消したとしても、さらに魔力が食う。
大規模魔法は使えると考える人がいるだろう。
ところが時間が掛かる上に、大量に魔力を消費する。
それなら私が思う、魔法は────────。
私は、死んだらしい。
今さっき、神様に言われた。
記憶が知識だけなのは運悪く、魂の感情の部分を傷つけてしまったらしい。
そうそう今、私は魂だけだ。
ボヤけた青い玉が浮かんでると考えてくれ。
神様の姿は、見えない。
何かの気配するのだが、どこにいるか、わからない。
空間は、草原どこまでも広がっていて、太陽が暖かい。
四方八方から声が響く。
『修理は完了してた。ところでお主、転生に興味はあるか?』
これが神様だ。
「輪廻転生のことか?」
ほとんどの人が記憶を失われる。
あれで、自分と言えるのか?少々、疑問に思う。
『そうとも言えるが、違うとも言える』
「どうゆうことだ?」
『今の記憶を引き継いで、転生させ、能力はお主が選んでよいとする』
今の記憶ね。
そもそも、昔の感情は、修理したため、知識しかない。
「でデメリットは?」
おいしい話しには裏がある。
むしろ、裏があってほしいものだ。
『特にない、強いてあげるなら、一般常識が通用しないということかのう』
「一般常識が通用しない?」
場合によっては、転生を止めよう。
『異世界でな、魔法が使える生物がいると生物がこことは違うことなどが挙げられる。そして、時代が古いと言うことも挙げられるかのう』
ファンタジーの世界に入れということか?
「はい、わかりました。私は、能力を見て決めたいと思います。能力は、何と何がありますか?」
『今、お主の頭に直接、入れた』
「お、おう」
勝手に頭の中にいれるなと思いつつ、検索開始する。
とその前に気になる物を見つけた。
[この転生について
これから、あなたは、転生するでしょう。
こちら世界と異世界はほとんど変わりません。
魔法と違う生物がいるぐらいしか変わりません。
転生といても、誰かの子供になるわけではありません。
年齢は、17歳、青年とも、少年とも言える年齢です。
人によっては、年を取ったり、若返ったりするでしょう。
容姿は、変わったりしないので心配しないでください。
そして、あなたは、これから能力を選ぶでしょう。
能力は、ポイント制です。
今の状態は、その世界の平均です。
それにプラス100ポイントが付きます。
普通は、神様が平均にするポイントをランダムに決めるとことなんですがこれは特別です。
慎重に選んでください。]
なるほど、私は、人より100多くもらえるということか?
能力選びが始まった。
[項目]
【体系】
【知識系】
【魔法系】
【特殊系】
【職業系】
とここから枝分かれするみたいだ。
【体系】を選ぶ。
[項目]
【体】
【体術】
【剣術】
【斧術】
【棒術】
・
・
・
とどんどん続いている。
まずは、体を選んだ。
【体 ±0】
ポイント -3
平均。
病気、毒なども普通に掛かる。
迷わずMAXまで上げる。
残りの70ポイント
【体 +10】
MAX
身体は、鉄より固い。
病気、毒を無効化。
怪我も4倍早さで治る。
何事も体が資本。
一旦、戻って【体術】を選択。
【体術 ±0】
ポイント -2
平均。
体と相乗効果する。
努力すれば師範くらいにはなれる。
もちろんMAXに。
残り50ポイント。
【体術 +10】
MAX
体術ならどんな技も覚えられる。
体と相乗効果する。
体術の世界では最強クラス。
うん、これだけあれば異世界でも普通に生きていく分には十分だろ。
普通に生きるなら。
私は、普通に生きるつもりがないのでさらに続ける。
【斧術】と【棒術】を全て-10にした
ポイント残り、80
【知識系】を選ぶ。
[項目]
【知識】
【知恵】
【観察】
【ひらめき】
【予測】
【判断】
【把握】
・
・
・
この中で【観察】と【判断】と【把握】をMAXにして。
【予測】は+5上げた。
残りが45。
【魔法系】を選択して。
[項目]
【魔法系】
【火系】
【風系】
【水系】
【木系】
【土系】
【錬金系】
【時空系】
【補助系】
【回復系】
【魔法系】と【錬金系】と【回復系】をMAXしたら、ポイントが-25になった。
【火系】と【風系】と【水系】と【木系】と【土系】を-10にして85ポイント。
系統魔法は私は、努力しても使えなくなってしまった。
時空がかなり気になって見てみる。
【時空系 ±0】
ポイント ー20
時空魔法など、時間と空間を操る。
今の状態なら、かなり努力したら少々覚えられる可能性がある。
もっとも時間は操れない。
ポイント使い上げる。
【時空系 +1】
ポイント ー20
時空魔法など、時間と空間を操る。
今の状態なら、覚えられる。
もっとも時間は、努力が必要だ。
魔法は、これくらいで、いいだろう。
もっとも私は、錬金さえできれば、特に問題はない。
錬金こそ、地味に最強の魔法と思うのは私だけだろうか?
時空魔法は、攻撃に使うためではない。
移動、倉庫などに使うためだ。
[項目]
【魔眼系】
【超能力系】
【武器系】
【防具系】
【道具系】
・
・
・
【分類不明】
特殊の項目を一通りみて、最後の【分類不明】が気になった。
どんなものがあるのかと子供のように私は、目をかがえせながら。
[項目]
【透明化】
【肉体変化】
【不老】
【不死】
・
【原子操作】
【運】
・
【リスク排除】
・
・
・
【原子操作 なし】
ポイント 30
原子を操作する。
魔力をつかい、原子を動かすことが出来る。
【リスク排除 残り0】
ポイント 15
そのものリスクを無くす。
効果は、永久に続く。
異世界に行った後から選択も出来る。
【原子操作】と【リスク排除】×2の選択、残り5ポイント。
【職業系】は、面倒くさいなったので、終わりにした。
ポイントが余ったので、適当に神に選んでもらった。
「終わった」
『で、転生するのか?しないのか?』
「もちろん、転生しますとも」
と自信満々に答えて。
新しい人生が始まった。
選択肢 巫山戯る、冗談
「そうだな、転生をしない」
「そうか」
そうして、私の存在は、次の瞬間に消えていた。
BAD END