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幕末の加賀藩藩主に転生しました。  作者: きんかんなまなま(死語)
1 幼少期編
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幼少期編登場人物・用語

前田まえだ犬千代いぬちよ

 本作の主人公。

 1830年生。幼少期編終了時点で数え6歳。

 血統的には徳川将軍の孫であり、外様最大の藩の嫡子という、かなり恵まれた境遇にある。

 それを良いことに、家臣たちを困らせる事もしばしば。


 しかし、芳春院(お松の方)の巾着の逸話に類似した夢を見た(ということになっている)ことにより、耳ざとい一部家臣から「御藩祖様の生まれ変わり」と言われつつある。もちろん、本人の預かり知らないところで。一体誰が言い出したんだ。


・前田加賀守(左近衛中将)斉泰なりやす

 主人公の実父。

 主人公が知らない裏で、夢見の話を広めつつある張本人。早く隠居するために利用できないか画策中。

 相談役だった奥村丹後守を酷使し過ぎたかもしれないと反省中だが、他の八家の当主は扱いにくすぎるから仕方ないね。(反乱分子の在地領主崩れ、虎視眈々と本家を狙う分家、徳川のスパイ容疑者etc)


 隠居できた後は江戸で溶姫と「くんずほぐれつ」するつもり。もっと弟妹が増える模様。

 さすがは槍の又左の子孫。槍使いは剛勇無双である。


溶姫ようひめ

 主人公の実母

 斉泰にゾッコンラブ(死語)の人妻。

 藩と女中の板挟みになっている不遇の人だが、そのストレスを斉泰とのスキンシップで発散している。(意味深)



銭屋五兵衛ぜにやごへえ

 加賀国宮腰(現在の金沢市金石)の御用商人。

 史実でのチートっぷりは、是非とも調べてみてほしい。

 史実では河北潟の埋め立てを提案し、流言により獄死するが、この世界線では河北潟埋め立てを提案することはないため、もう少しだけ長生きする。


 自由奔放な三男が悩みの種。

 今は猫千代(犬千代)が手に入れたかった絵図面をもとに、洋式船を建造中。大船建造の禁?

 あれは軍船限定だから、商船には適用されないよ。やったねゴヘえもん。

 ついでに大野弁吉を活用すれば、蒸気船もすぐに作れそう。



・徳川家斉

 主人公の祖父。

 孫にさして興味がないため、孫に関してはお美代の方の言いなり。

 幼少期編終了時点で62歳。精力お化け。もげろ。


・お美代の方

 主人公の祖母。

 色々と腹黒い事を考えている大奥の黒幕的存在。

 史実通りの結末を辿る模様。



奥村丹後守栄実おくむらたんごのかみてるざね

 苦労人その1。

 史実では斉泰からの信頼厚く、干されていた後に藩政に復帰する。

 しかしこの世界線では、主人公の動静に目が離せない。誰か代わりになってくれる家老(過労)を募集中である。



松平勝千代まつだいらかつちよ(大弐家)

 犠牲者その1。

 史実では第二家老。禁門の変で撤退した事で責任を取り切腹する。

 この世界線ではどうなることやら。

 ようやく増えた犠牲者(仲間)に泣いて喜んだ。


山崎庄兵衛範古やまざきしょうべえのりひさ

 犠牲者その2。

 知行は5500石。史実では後継息子が第一家老となるが、禁門の変で責任を取らなかったために「第一に、死ぬべきものが死なずして、大弐が死んでなんと庄兵衛」と歌われた。

 先祖は越前朝倉家臣(後、柴田家臣)の山崎長徳。


 泣いて喜ばれた人員(人柱)の一人。

 珪藻土担当。


寺島蔵人兢てらしまくらんどつよし

 犠牲者その3。

 史実では奥村丹後守と対立し、能登島に配流となる。知行は450石。(他の登場人物に比べて知行がかわいいね。)

 この世界線では、奥村丹後守から生暖かく見守られている模様。


 燐鉱石担当。


・加賀藩

 言わずと知れた外様大名最大の藩。

 領地は加賀国(江沼郡と一部天領を除く)、能登国(一部天領を除く全域)、越中国(婦負郡と新川郡の一部を除く)と近江国高島郡の一部で、石高は102万5千石あまり。


 天保年間、度重なる賦役と飢饉により一時的に年間30万石の赤字を叩き出すが、能登で見つかった金山と五郎島金時(甘薯)のおかげで持ち直しつつある。

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