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2 いつもの通学路で

2話目無事投稿完了!

"ピンポーン"


協也が朝の用意も済まし、準備万端といったところで、まるで合わせたように家のインターホンが鳴った。


「協也くーん、海斗くん来たわよー?」


インターホンを押した人物をカメラで確認した薫子が呼んでいる。


協也はその声に答えつつ、「いってきます」と挨拶してから家の玄関を開けた。


「よっ。おはよう協。」


と、挨拶する彼は長谷川海斗、かなりがっしりした体でスポーツマンといった雰囲気で、なおかつかなりの男前で女なら見つめられただけでクラりと来てしまいそうである彼は、協也のクラスメイトであり、親友である。


学校へ行く途中いつものように協也を迎えに来たのである。

「おはよう海斗、それじゃあ早く行こっか。」




2人は家が近く、なおかつ親友なので基本的には一緒に学校へ登校している。

傍から見れば美男美女が並んで歩いているようである。だが、両方とも男である。


「なあ、そういえば昨日のあいつどうなったんだろうな?」

「? あ~、あれね。...できればあれはもう忘れたいんだけど。」


と、何気ない感じで海斗が聞けば、げんなりした様子できれいな顔であからさまにいやそうしつつに答えた。


「そうなのか?こっちから見たらちょっと面白かったけどな。なんだかアニメかドラマを見ているみたいで。」


「やられたこっちは全然面白くもないし、ただただ怖いだけだったけど...。」


彼らが話しているのは、昨日仲のいい友達4人と少し遠くのデパートにいこうと駅のホームに着いたとき、突然見知らぬ小太りの眼鏡をかけたぼさぼさ髪の男に後ろから協也が声をかけられたと思えば、いきなり熱烈な告白を受けたのである。


普段なら、いつも通り自分は男であることを告げ早々にあきらめてもらうのだが、なぜかその男は協也の言葉には耳を貸さずただひたすらに血走った目で協也の肩をつかんでいたのである。

最終的には異変に気付いた駅員に連れていただき事なきを得たのだが...


「まあ、それもそうか。もし今度あの変な奴が来たときは俺や俊と晶が早めに助けてやるよ。」


「うん、そう言ってくれると助かるよ。本当、この顔のせいで毎日のように男から告白させるし、女の子からは時々親の敵を見るような目で見られるし...もう、マジで疲れたよ。」


励ましてくれる親友に、少し安心したように協也が礼を言った時、海斗が遠くの何かを見るように目を細めた。


「ん?噂をすれば、あいつ昨日の奴じゃないか?」


「えっ!?ど、どこ?」


協也が少しおびえたような表情で海斗の見つけた相手を探す。普通の男なら思わずドキっときてつい守ってあげたくなるだろう。


まあ、協也を男だと知っていて、なおかつ親友である海斗にとっては少しも動揺はしないが流石におびえる親友を助けなければと思いとりあえず落ち着かせようとすれば、男がどうやらこちらに気付いたようだった。


「あっ、あいつこっちに気付いたみたいだぞ?」


「ええ!?は、早く逃げないとっ!」


どうやら昨日の出来事がトラウマになりかけているらしい協也は半ばパニックに陥っているようだったが、通行人を押しのけながらこちらに向かってくる男を見て雰囲気が変わった。


そして目の前まで来た男が


「あ、紅葉、ちゃん。お、お、お、おはよう。な、な、なんで男の...せ、制服着てるんだい?で、でもと、とても、に、似合ってるよ?そ、それで、き、昨日は、聞けなかったけど僕の告白への、へ、返事を聞かせてくれるかな?」


と、目の前に来るや否や目を血走らせつつ一方的に話し始めたのであった。

いかがだったでしょうか?転生までまだあと少しかかります。

とっとと本編始めろや!とか思っているかもしれませんが、もう少しだけ、もう少しだけ待ってください!

さて、なんかやばそうなやつが出てきましたね...。

次回、おびえる協也ちゃ――、協也くんはストーカー野郎をどうするのか、そしていつになったら転生するのか、こうご期待!

では、作者はもう眠いので、おやすみなさーい。

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