7脱出準備2
「腹減った。」
こっち(異世界)来てから何も食ってない。
一旦スキル[空気]を解除。(もちろん服は着ている)
近くのうまそうな匂いのする食堂に入って、この店のオススメを注文した。
料理が来る間に ステータスを確認する。
ステータス
【名前】ヨシオ トクナガ
【種族】人間族
【性別】 男
【年齢】16
[商人]
[盗賊]
[職業無し]
[職業無し]
[職業無し]
【レベル】1
【体力】30/30
【魔力】800/800
【知力】50/50
【素早さ】10/10
【能力】
固有スキル
言語理解
魔法理解
鑑定
異空間収納
完全空気
スキル
忍び足
【称号】
異世界人 引きこもり 魔法使い ヌーディスト
【魔法】なし
【加護】なし
【装備】鉄の剣、木の盾 、木綿の服、 革の靴
盗賊ってまずいよな。
このままだと普通に捕まったりするんじゃねぇか?
ステータスの「盗賊」を指で触ってみた。
あ、動く。
ステータス
【名前】ヨシオ トクナガ
【種族】人間族
【性別】 男
【年齢】16
[商人]
[職業無し]
[職業無し]
[職業無し]
[職業無し]
盗賊
【レベル】1
【体力】30/30
【魔力】760/800
【知力】50/50
【素早さ】10/10
【能力】
固有スキル
言語理解
魔法理解
鑑定
異空間収納
完全空気
スキル
なし
【称号】
異世界人 引きこもり 魔法使い ヌーディスト
【魔法】なし
【加護】なし
【装備】鉄の剣、木の盾 木綿の服 オーク革の靴
盗賊を枠からはずせた。
よくわからんが、そうしとこう。
そんな事で時間潰してたら、料理が来た。
「お待たせ。オークの煮込みね。」
ビーフシチューっぽいモノの中に野菜が数種類入ってるようだ。
それと、堅いパンと野菜スープ。
全体的にボリュームが多い。
恐る恐るシチューを口に入れた。
「うまい。」肉がトロトロでたまらん。
そこからは貪るように食べて、あっという間に食べきってしまった。
腹がパンパンだ。
食事って不思議だな…満腹になるだけで幸せ気分になってくる。
この世界に来て、やっと落ちつけた気がする。
四、五時間前までスッポンポンだった男はまったりくつろぎ出した。
「ご馳走様美味しかったよ。」
「ありがとうございます。」
「この国ってどこの国から来る商人が多い?」
「サラス公国ですね。ここから人属の国で一番近いですし。ただ、亜人も多いんですよねぇ」
「そうなんだ。ありがとう。」
少し多めに金を払い、外へ出た。
しかしこの国の人達の顔面偏差値、高ぇな。
道行く人達を見ながらそう思う。
だいたいこの国の人は白人、ラテン系、黒人っぽい人が多い。
黄色人種っぽい人は余りいない。
黒人さんもアフリカ系より肌が薄くアメリカとかヨーロッパ系?
もっと薄いかも?
気候とか環境とか影響してるんだろうけど。
とにかくどの人種っぽい人も美男、美女。
髪の色とか、肌の色とか色々あるのは良いことだ。
俺も目立たなくて済むし。
支度を整え食事すませた。
「さて、行きますか。サラス公国。」