地獄の続きの地獄
レプリカな未来の続きで、1話だけの短編です
猫大長老は転生した。記憶はやはり無い。
長老「おぎゃー!おぎゃー!フハハハハ!」
最初の方はちょっと飛ばして、長老は小学生になった。
長老「明日裏山の池に釣りに行こうぜ!」
友人A「おー!」
翌日、友人Aは裏山で首を吊っていた。
長老「.......................自殺か。」
友人B「お前が殺したんだろ。昨日裏山に誘ってるの見たぜ?」
長老「そんなわけないだろう、そんなこと言うやつは友人Bでも何でもない。ただのBさんだ。」
それから二年、長老は中学生になった。
友人C(ヲタク系)「この〜が〜でね、〜で萌え萌えなんですよ!」
長老「そうだね、萌えるね」
友人C「うん!」
やはり友人Cは死んだ。家が火事になったそうだ。
長老「もしかしたら、、、」
Bさん「お前いつもCと一緒にいたよな。何か知ってるんじゃないのか?」
長老「もしかしたら、俺の言葉が死に通じてるのかもしれない!」
Bさん「じゃあ試しに言ってみろよ」
長老「言えるわけないだろう」
B「ホラを吹くのもいい加減にしろよ」
その帰り道、長老はカツアゲにあった。
バカA「ジャンプしてみろよー」
ぴょんぴょん、ぴょんぴょん
バカB「なんで持ってねえんだよ!」
長老は殴られた。
長老(こんなやつが死んでも誰にも迷惑は掛からないだろう。試してみるか。)
長老「燃えろ!!!」
バカB「!!!」
何も起こらない。
長老「バカな!」
バカC「オレの名を、読んだか?」
長老「お前らみんなバカだろうが!」
長老は暴れまくった。
バカA「おい!俺の車のフェンダーミラー壊してんじゃねぇよ!」
また殴られた。しっかし、古い車乗ってんなー。
長老「首を吊れ!!!」
バカA「さっきから何言ってんだよ!」
何回殴るんだ。バカども。なんで効かないんだ。
長老は高校生になった。
友人D「お前さっき寝てたろ」
長老「ああ、いきなり指されてびっくりしたよ」
先生が歩いてきた。こんな話してるのはまずい。長老は目をそらした。
え!?
先生がいきなり刺してきた。これは........鉛筆!?
長老「なんで........居眠りしたからか........」
泣いている先生
「分からないの........急に刺さなきゃいけないような気がして........」
長老「そんな理由で死んでたまるか、、」バタッ
友人D「八百屋さーん!!」
先生「八百屋さーん!!」
長老「ふざ、、ける、、、な」
友人D「おお!!八百屋さんまだ生きてたか!救急車呼ぶからな!」
長老「俺は、もうダメだ、もう死ぬ、、先生を必ず、、厳罰に、、処し、、」バタッ
先生「あれ?私はなんで赤鉛筆を持っているの?」
友人D「あんたが殺したんだろうが!!」
先生「はい?私はなにも?」
友人D「記憶がないのか」
結局長老は死んだ。何回目かは分からないが、死んだ。
閻魔「おかえりー!前回は未来地獄!今回は言葉地獄!どうだった??」
長老「言葉地獄??」
閻魔「自分の言った死につながる言葉が本当になるんだ」
長老「不良に燃えろって言ったけど燃えなかったぞ」
閻魔「同音異義語って知ってるか?それでしか発動しないんだ。」
長老「うまく使えてたら最強だったわけか。地獄も楽なもんだな。そういえば未来地獄ってのは?」
閻魔「そうか、記憶が消えてるんだったな。お前は何回か転生してるんだ。毎回違うタイプの地獄としてな」
長老「でもさ、今回は悪気があって人を殺してたわけじゃないだろ?なのになんで地獄なんだ?」
閻魔「今回はな。最初の罪が重すぎたのだ。だから転生500回となっている。」
長老「ひょえー」
閻魔「理解したか?」
長老「記憶を無くした人に地獄に行ってもらっても、罰にならないんじゃないか?」
閻魔「そんなことはないんだな。記憶を消したほうが自分が今されていることの理不尽さがより分かるはずだ。」
長老「確かにそれはあったな」
閻魔「全てお前が人にした理不尽が返ってきたものだと思え。」
長老「そうか、次の地獄はなんだ。」
閻魔「どれにしようかな〜」
次はちゃんとしたやつ書こうかなー(*Φ∀Φ)