第七話 異次元の歪み そして謎の軍団
駄文です!!なお今回の敵が登場します!そして京勇樹様のオリジナルキャラクターの防人裕也様が出ます!!ありがとうございました!
夕暮れ時廃墟の回りにはフェニックス関東支部【第2、第6部隊】増援部隊が来ていた。中岡心は応援を呼んだのであった。
ダークエルフの美女一人の為に来たと言う訳ではないが、一応彼女はフェニックスの専用【元々は普通の病院だったが、政府とフェニクスに買収されてしまった】の病院に搬送された。
ちなみに野上大輝は彼女の監視役の為に一緒に病気に向かった
応援を呼んだのは大輝が彼女を強制的に気絶をさせた後に一階の奥の部屋に入ろうとした時だった。
この世界では常識上まずあり得ない事が目の前にあったので応援を呼んだのであった。
奥の部屋は…いや部屋は等は消えていた。
有ったのを色々な色を混ざりあっているような歪んだ壁だった。なおその壁を隊員の一人が左手を壁に触ったらすり抜けてしまったのであった。
「報告は分かった……それで心お前ぶちゃけどうしたいんだ?」
外見が髪が灰色のショートヘアーで、顎髭も灰色で顔は まぁまぁであるが、目は死んだ魚のように無気力である 。後体も年のせいかだるそうである
フェニックスの紫色のコンバットスーツを身に付けている。
彼は志水良樹 フェニックス関東支部の支部長で歳が42歳で独身の男である。元陸上自衛隊一尉だった男である。
「わしはあの廃墟ごと爆破した方が良いと思うんじゃが。駄目かのう?」
心は目を細めて言った。心は廃墟に出た少女とダークエルフの女性そして奥の部屋が無くなる程の謎の歪んでいる壁を目撃をして心は思ったのは
あいつらこの世界の者ではなくあの壁らしき物から通り過ぎてやって来たのではないか?と心は思った。
心はあの壁の向こうに興味を抱いたが、それよりも
何だか嫌な予感がすると心は思っていた。
「……確かにお前の考えに一理あるがお前がそう言っても決めるのは俺ではなく本部の連中と日本政府だからな。まぁ少し本部から連絡が来るからそれまで待てや。」
「はぁ……」
志水がやる気のない顔をしてそう言うと心はあきれ顔で言った。
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廃墟の周辺は照明器で照らせれ、廃墟の一階の奥の謎の壁の付近にも発電機を使用をして照明等の機器を使っていた。
なお本当は、廃墟の内部全体に電気を通して照明【廃墟に使われているのは水銀灯】を照らしたっかたが、何せ約八年間使われていなかったのであちらこちらで配線が切れていり部品も老朽化をしていたので、一旦廃墟を配線工事及び部品交換するはめになった。フェニックスの整備員の曰く
“15人で三交代で行えば24時間以内には必ず終わる”と言っていたので現場早朝早速取りかかっていた。
さて一方その頃カイは何をしていたかというと謎の壁の近くで
「土嚢はまだあるか?」
「もう後四つでなくなりますねに。」
「そうか……寺津、阿野」
「「はい」」
「お前ら土嚢の空き袋を十袋を外に持って行って周辺の土を使って土嚢を作って来てくれ。大至急で」
「「了解」」
「カイさん。訳のわからない異次元の壁に赤外線センサーとブービートラップ3つ仕掛けましたよ。」
「おっ、ご苦労さん」
外見が黒髪の短髪で目の瞳の色も黒で顔は女性から隠れながら人気がある顔をしている男がいた。
彼の名は防人裕也【さきもりゆうや】
剣の名門で防人家の長男、剣の才能に恵まれ、防人家でも歴代でもトップになる腕を誇る特に二刀流の扱いが優れており着いた異名が剣舞者【ソードダンサー 】の異名を持つ男で歳が18歳である。
ちなみに彼がブービートラップを仕掛けたがそのブービートラップはM18クレイモアである。
M18クレイモアは、アメリカ軍の使用する指向性対人地雷の一つでクレイモアというは名称はヨーロッパのスコットランドで使実際われた大剣にちなんだ名前である。
M18クレイモアの外見は湾曲した箱の形状をしている。これが起爆すると爆発で、M18クレイモアの内部の鉄球が扇状の範囲に発射される。内部は700個の鉄球と炸薬代わりのC-4 (プラチック爆弾に使われている)が入っており、重量は約1.6kgである。最大加害距離は約250m、有効加害距離 は約50m、加害範囲は60°最大仰角・俯角共に18°。と言われている。
M18クレイモアの頂部に二箇所の信管挿入口があり、目的に応じて1,2個の信管を装着する事が可能である。 リモコン指令やワイヤートラップと連動してワイ ヤーへの引張力による起爆する信管等が出来る。
威力は強力な空気銃の威力と同じで、一 発でも当たれば致命傷なダメージを与えることが可能
ただしこの兵器は爆薬【C-4】を使う性質上、前方 180°・半径16m圏内は立入禁止エリアとなっている ほか、加害範囲外半径100m圏内は危険区域とされ ている。
ちなみにこれは余談だがワイヤートラップと連動する場合は、接近する人員を無差別に殺傷できるた為に、対人地雷禁止条約による規制対象になる。だがリモコン操作による場合は、無差別殺傷の恐れが少ないため、条約の規制対象では無くなるそうだ。
今回は防人裕也がM18クレイモアに付けた信管はリモコン操作が可能な信管である。
「さてと後は土嚢を完成させるだけだな。」
ちなみに異次元の壁?らしきから土嚢までの距離約11mでM18クレイモアが設置されている土嚢までの距離は約10mである。
M18クレイモアが爆発した際には土嚢に隠れるが念には念のためにフェニックスの隊員を守る結界を発動することにしている。
「カイさん。」
「ん?どうした?」
「ここまで設置をして本当に俺達に仇なす奴等が来るんですかね?」
防人裕也が本当に異次元からフェニックスに仇なる敵が来るのかと思っていた。
「さぁな…もし来なかったら杞憂で終わるだろうが、今度来て俺達がここを死守しなければ被害者が増えるだろうな。」
カイはそう言うとポケットの中にある。煙草を出し火を付けた吸った。
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一方ここはカイ達がいる世界とは全く異なる世界パレキニムのとある荒野におびただしい軍勢が駐屯していた。
人間、 コブリン、オーク、リザートマン、トロールワーウルフ、等々のもの達が中世の騎士の如くの鎧を着けていた。その数約20万の軍勢である。
この軍勢の名前はドストロス帝国
このドストロイ帝国は数々の異世界を征服をしていた。この世界はまだ統一はしていなかたが次もう虫の息と同じ状態だったのでなる異なる世界の侵略の為に荒野に集まっていた。
その荒野のど真ん中にはカイ達の世界と同じ異次元の壁があった。
「カルーム卿いよいよですな。」
「うむ、そうだな。」
約20万の軍勢の後方の荒野の丘には派手な鎧を身に纏っている数名の騎士がいた。
カムール卿と言われている男の外見は白髪のオールバックの長髪で立派な顎髭も白髪な男で、肥満体型の男である。歳が60位の初老な男性である。
「我がドストロス帝国が野蛮な蛮族の住む新たな異世界を平定をしなければなりませんな。」
「そうだな。そうすればドストロス帝国はもう敵はいないも同然だな。」
「いかなる敵がいようとも我らが王の為!!死力を尽くすべし!!」
「これもすべて我が王と異世界からやって来た学者のお陰だ!!」
カムール卿の他に数名の騎士【カムール卿の家来達が】が話していたが、カムール卿は内心ではもうこれ以上戦はしなくても良いのではないかと思っていた。
しかしドストロス帝国と王に忠誠を誓っているので、命令ならば仕方ないと思っていた。
「ゴブリン200、オーク400、人350の兵を先陣として異次元に向かえ、もし敵がいたら殺せ!そしてその地を制圧が完了したらドストロス帝国の旗を掲げよ!!」
20万の軍勢なのに先陣の数が少ないなと作者は思いました。……これって先陣というか威力偵察の間違えではないかと作者は思いますがどうでしょうか?
以上です!!