第八話 物語とは違う未来へ①(公爵令息ティル視点)
またまたティル視点です。
次はカロリスか元王子か?どっちにしよう?
それではお楽しみください。
誤字脱字報告、ありがとうございました。
感想もありがとうございました。
あの騒動から3か月が過ぎた…。
今、俺たちは王太女宮の一室でお茶している。俺たちって言うのは学園中等部の生徒会メンバーな。生徒会長はダリ王女だ。
「全く、とばっちりもいいところね。王太女なんて。」
チョコレートをつまみながらぼやくダリ王女。
「まぁ、うすうす勘づいてはいたんだけど。だって明らかに勉強内容変わったんだもの。それにあのお兄様はいつか何かしそうだな~って思ってたし?」
意外だな。やらかす前から資質無しの烙印押されてたのか。
「お兄様はどうでもいいけど、カロリス様をお義姉様って呼べなくなったのは痛いかな~?美人で頭も良くって立ち振る舞いもキレイで性格も良くって、近くにいるといい香りがしたのよね~♡」
カロ姉様を思い出したのか、ほほを染めながらお茶をのむ王女。それに「わかる~」と共感する生徒会女子メンバー。カロ姉様は学園生徒憧れの淑女なんだ。俺も鼻が高い。
「ダリ様も大変ですね。生徒会長の業務に王太女教育もでしょ?体、大丈夫?」
「気遣ってくれてありがとう。でも、それほどでもないのよ?昨今、国のトップだからって何でもかんでも一番でなきゃいけないってわけでもないでしょ?優秀な脇で固めりゃいいんだから。要は適材適所に人員を振り分ける能力でいいのよ。だからって無知無能でいるわけじゃないし、知識は入れとくに越したことはないからちゃんと勉強しているけど。」
この歳で自分が学ぶべきものを理解しているのか。国は将来安泰だろうけど、女王の側近になったらこき使われそうだ。
「だから、王太子教育がそれほど苦だとは思わないのよね~。お兄様は「お前は王女だから楽でいいよな。」って仰ってたけど、この程度でヒーヒー言うのって情けなくない?あの王妃様の息子とは思えないわ。」
「なるほど~、で?そろそろ我々を王宮に呼んだ理由聞かせてもらっても?」
メガネキャラの宰相家の次男アポロがメガネをクイクイしながら聞いてくる。
「だからね~手足となって動いてくれる優秀な人材はもうたっくさんいるじゃない?私に足りないものって王配になってくれる人だと思うわけ。」
「あっ、俺ちょっと腹の調子が…。」
「私も帰って課題をしなければ…。」
「ちょっと待ちなさい。」
「会長が困ってんのよ?手伝うのがメンバーの務めでしょうが?」
王女の言葉を聞いて席を立とうとする生徒会男子メンバーに対し、引き留める生徒会女子メンバー。
「いや、生徒会の困りごとなら喜んで手伝うけど、王家の困りごとはちょっと荷が重いというか…。」
「王宮内に優秀な人材いっぱいいるんでしょ?適任者いないの?」
「それがねぇ、いるにはいるんだけど、皆、金や権力目当てって思われても気にしないけど、少女趣味な目で見られるのは嫌なんですって。」
「あ~~。」(←生徒会メンバー一同納得の声)
「ちょっと上狙っては?元王子だって正式に婚約結んだの15歳なんですから、探せばいますって。そういえば元王子の側近って今、どうしているんだっけ?」
「あ~あいつらはダメだよ。元王子と一緒に女遊びに耽っていたのがバレて軒並み婚約破棄されてる。」
「うわっ、最低~~。」
「いくらフリーだからってあんな不良債権引き取る気ないし。私ってウン百年ぶりの女王になるでしょ?どんなものかわからない王配教育が不安なのか皆早々に婚約者決めようとして、今、貴族間で婚活旋風巻き起こっているのよ?私、ちょっとしたキューピッド扱いよ?」
「同年代か下で探すのが確実ってわけですね。」
「でも、何でそんなに焦る必要が?」
「…来年度から周辺国からの留学生が増えるわ。それも男ばっかり。」
「あ~~。」(←生徒会メンバー一同納得の声)
「私が女王に成れば妊娠中は王配が国王代理。友好国の男であっても他国のものに国璽は渡せないわよ。」
「それは確かに…。」
パンッと手を打ち、王女が満面の笑みで言う。
「と、いう事で、『ダリ王女の王配はだれにする?』婚活お茶会の始まり始まり~♡」
わっと拍手で盛り上げる生徒会女性メンバーに対し、めちゃくちゃ帰りたそうな生徒会男子メンバー。無論俺も帰りたい。
「何で僕(俺)たち~?」
「だって、生徒会メンバーに選ばれるほど優秀で、歳も近くて、他の女の手垢が付いていない優良物件じゃない?家柄も問題ないし、私とも顔見知りだし、もうこの中から選ぶのが手っ取り早くていいかなって♡あっ、これ陛下と側妃、了承済だから♡」
了承済みって、これ断れんやつじゃん!テヘペロすんなよっ!いや可愛いけど!ダリ王女めっちゃ可愛いけどっ!
「えっと、エントリーNO1は、黒髪メガネのアポロ君。家は公爵家で御父上はご存知宰相様。首席入学で座学はピカイチですね。」
プレゼンシートを読み上げるエミ伯爵令嬢。(生徒会書記)いつの間に作ったんだ?
「で、でも私みたいな頭でっかちよりバショ―みたいな腕っぷしのいい男の方がいいんじゃないかな~?」
目を泳がせて隣を指さすアポロ。
「はぁ?アポロ!こっちに振んなよ!」
「エントリーNO2は、ツンツン赤髪のバショ―君。家は辺境伯家で御父上は騎士団副団長。この年齢で魔獣討伐にも参加経験アリで騎士として有望株。暗殺者が来ても安心っと。」
「いやいや、確かに腕っぷしじゃ同学年には負けないけど、パブスカルの魔法の方が攻撃力あるぜっ!」
「え~?とっさにだったら剣でぶった切った方が早いってば。」
アポロ同様、隣に座っているパブスカルの肩を叩いて猛プッシュするバショーに、面倒くさそうに肩の手を払いのけるパブスカル。
「エントリーNO3、銀髪ストレートのパブスカル君。家は侯爵家で御父上は魔術師師団長。魔法は攻守共にバランス良く使えるオールラウンダー。」
「オールラウンダーってティルみたいなのを言うんだよ。全てにおいて平均以上、周辺3国の言葉憶えるのだって一番早かったし、コイツ最近ジュピッタ諸島の方言まで習得したって言ってたし。」
「エントリーNO4は、桃色まき毛のティル君。家は公爵家で御父上は外務大臣。語学力はNO1,諸外国事情にも詳しい情報通っと。」
だから、プレゼンシート読むなってんの!
「何であんな田舎の言葉覚えたの?」
「あ~いや、前に市井に行ったときに食った屋台飯がめちゃ旨でさ。本場のはもっと美味しいって聞いたから、いつか現地まで行けたらなと…。」
「公爵家のシェフならどんな料理も作れんじゃん?」
「作れるけどコッチ用にアレンジしたのより本場の味が食べたいの!」
「飯の為にそこまで…食い意地張りすぎだろ?」
人一倍菓子食ってるバショーに言われたくないんだけど?
「人間の三大欲求だぞ?活力の源だ!追求してどこが悪い?」
「公爵家の嫡男がフラフラ外国行っていいの?」
「ん~いいんじゃね?公爵家はカロ姉様が婿取って継いだっていいんだし?」
「あら?じゃあ、婿に来てもらっても問題ないわけね♡」
ニッコリ微笑むダリ王女。
げっ!ヤバい。墓穴を掘った。
「あっ、いや、家って今回の被害者加害者両方出したし、ふさわしい家とは言えないかなぁ~ははっ。」
「だったら尚更では?」
「あ~もういいじゃん。ティルが王配でさんせ~な人、手~あげて~?」
「はぁ~い♡」(←ティル以外全員)
「お前らな~~~!」
「まぁまぁ、新しく追加されたお菓子でも食べて♡お茶も美味しいわよ。」
「このジャム入りクッキー美味いぞ?ほら、食えって。」
バショーに無理やり突っ込まれたクッキーは南国フルーツっぽいジャムがたっぷりで旨かった。って、これって何のジャム?
「みんな食うなっ!毒だっ!」
「えっ!」
「この追加の茶と茶菓子用意した全員拘束!医局長のボウナタニアン先生呼んで来いっ!」
部屋の隅に控える護衛騎士に命令すると、すぐさま動いて関係者を拘束した。
「ティル、俺、死んじゃう?」
人一倍食ってたバショーが涙目で訴えてきた。
「菓子しか食ってないなら大丈夫だ。死ぬ毒じゃねぇから安心しろ。俺だって食ってる。」
俺たち全員、ボウ先生の診察を受けた後、念のためその日は王宮に泊まって経過観察となった。翌日事の経緯を聞くことになり用意された部屋に入ると、陛下とダリ王女、ボウ先生に父上、宰相に騎士団長というそうそうたるメンバーがいた。なぜか騎士団長の息子のムーディーさんもいた。他の生徒会メンバーは…来ないのか?
「フォンディーン公爵家子息ティル、この度の働き誠に大儀であった。」
「あっ、い、いえ、もったいなき御言葉。恐悦至極に存じます…。」
うわっ、陛下に直に声かけられちゃった。中身の年齢大人でも緊張するわ…。
「もうわかっているとはおもうケド、一応説明するワね?あの茶会で追加で出されたお茶、角砂糖、菓子、全てに薬が入っていたワ。一つ一つでは効果が出ない。3つ組み合わせることで効果を発揮する媚薬がね。幸運にも3つ全てを体内に入れたコはいなかった。ティルが早い段階で気が付いてくれて良かったワ。」
一つ一つは毒じゃないんだったら、検査もすり抜けられるってことか。王宮、怖ぇ~。
「この度の件は、女王擁立を阻止したい貴族による犯行だった。加担した貴族は全て捕らえてある。安心してほしい。」
騎士団長の説明でふと疑問に思ったので、不敬を承知で聞いてみた。
「あの、なぜ媚薬だったんですか?女王擁立を阻止したいなら媚薬より毒の方が確実なのでは?」
「強い薬は毒と一緒ヨ。理性がブチ切れる程の媚薬を使ってコトに及べば未発達の体じゃ持たないワ。心の傷だって深いものになるでしょう。姉姫が無体な目にあえば妹姫の牽制になるデショ?」
代わりに答えたボウ先生の説明に怒りを覚える。何だよ、それ。自分は手を汚さず俺たちに王女襲わせようとしたのかよ。ゲスの極みじゃね~か!
「王女も君たちも危険な目に遭わせて本当に申し訳なかった。」
テーブルに頭を打ちつけそうな勢いで謝罪する王弟子息のムーディーさん。理由を聞くと、媚薬を運んだ侍女はムーディーさんの別れた恋人だったらしい。彼女は王女を殺める気はなく、王女に子が出来ればムーディーさんと縒りが戻せると思ったらしい。悪い貴族の口車に乗せられたんだな…。
元は第一王子との婚約破棄がなければ起こらない事件だった。カロ姉様と第一王子が婚約破棄になるようにゴミを誘導した俺としては、ムーディーさんを責める資格なんてない。ってか、この人が一番とばっちり受けてんじゃね~の?
話は進み、俺が毒を見抜いた経緯を説明することになった。聞かれるとは思っていたけどな。
「この中での会話は文書にも残らないから、安心して話しなさい。敬語も不要だ。ティルが転生者であることも皆知っている。言葉を選ぶ必要もない。」
俺を安心させようと父上が手を握ってきた。転生者バレしてんのか…。まぁ、この場合はバレてた方が説明しやすいか?
「知っての通り、俺は転生者です。でも、前世は成人ちょっとで亡くなったので、ボウ先生程の博識は持ち合わせていません。俺が毒を見抜いたのは、俺の鑑定魔法のおかげなんです。」
別に転生者でなくても鑑定魔法保持者はいる。でも、俺の鑑定魔法はちょっと特殊だった。
この世界、異世界地球と同じものがある。動物なら犬猫や野菜ならトマトやキュウリといったように。名が同じならこちらの世界でも用途は変わらない。因みにトマトを鑑定すると…
〈トマト〉
ナス科の多年草。
葉は羽状複葉で高さ約1〜1.5メートルほど育つ。
夏期に黄色い花が開き、実は球状もしくは楕円状で赤く熟す。
種類によっては、黄、緑、オレンジ、紫色などもあり。
生食のほかジュースやケチャップに加工できる。
こういう結果が出る。
しかし、異世界地球にはないこちらの世界特有のものだと鑑定結果が変わる。例えば、トマトに非常によく似たこの世界産のトメットという植物がある。その鑑定結果がこうだ。
〈トメット〉
トマトにめっっちゃ似てるけど食べるのはお勧めしない。
だって、馬糞味なんだもの。煮ても焼いても馬糞味。
いっとくけどバフンウニ味じゃないからね。
毒じゃないけど栄養価0だし?
間違って食べたら丸一日何食べても馬糞味になっちゃうよ。
熟せば熟すほど馬糞風味が増すから。
獣除けにはもってこい。上手く顔に当てられたら大型獣だって悶絶するよ♡強盗対策にもなるかもね。カラーボールの代わりにトメット投げてやれっ。
あっ、トメットの汁が付いた服はもれなくめっちゃ臭くなるから気をつけてね。
見分け方は種の色。真っ黒だったらトメットだよっ。
コッチ産のものだと、めちゃくちゃフレンドリーな解説になっていろんな情報がもれなく付いてくる。貴重な情報なんだけど、たまに読んでてイラッとする。
こんな感じで、あのクッキーに挟まれたジャムを鑑定した時に付いてきた追加情報で、俺は毒の判定ができたんだ。
「なんと…君は『賢者の目』の持ち主だったか…。」
宰相様が感嘆した声で言った。
「賢者の目?」
「神様から与えられたギフトの一つヨ。ワタシも鑑定は使えるけどティル程じゃないワ。」
ボウ先生は前世医者ではなく医療器具メーカーの社員だった。(それでも一般人よりは医学に精通していたけど)貰ったギフト『錬金術師の手』をフル活用して、コッチでも役立つ医療器具魔道具をバンバン作っていた。
全て説明し終えて場はお開きとなった。陛下が褒美をくれると言っていたが辞退した。身バレで処される心配がなくなっただけ御の字だ。
これでやっと家に帰れるって思ったのに、何で俺はダリ王女と二人っきりでお茶してんの?
「さぁ、遠慮しないで。お茶も茶菓子にもいかがわしいものは入っていないわ。何なら鑑定してもらってもいいわよ?」
「疑ってなんかいませんよ?で、俺に何か話でも?」
フルーツサンドにレアチーズケーキにアップルパイ。俺の好きなものばっかだ。
「ふふっ、ティルって素だと俺っていうのね。男っぽくていいわね♡あぁ、大したことじゃないんだけど何でご褒美もらわなかったの?貴方は私やあの場に居合わせた子息子女たちの命の恩人なのに?」
「褒美をもらえるような大層なことはしていないからだよ…。」
「ムーディーお兄様に気を使ったんでしょ?」
驚く俺をいたずらっぽい目で見るダリ王女。可愛いだけじゃなくて聡い人だな。俺と違って本当に13歳の少女なのに。
「第一王子の振る舞いが許せなくて婚約破棄になるように動いたんだ。今回の事件はその結果とも言えなくないだろ?褒美なんかもらえないよ。そんな資格ない。」
「まぁ、ムーディーお兄様はなりたくもない公爵位を継ぐことになって付き合っていた女性と別れる羽目になったし、私もあわや貞操の危機だったわけだし?」
「グぅ…」
「ふふっ、責めてるわけじゃないわよ?あのね、シェールお兄様はあの自称公爵令嬢がいなくてもいずれ何かやらかしていたから。結婚前にやらかしてくれてよかったと思ってる。カロリス様には醜聞になってしまったけど純潔は守られたし。それに、ムーディーお兄様は一介の冒険者で終わるには惜しい方だと思わない?」
「しかし、夢だって聞いたし恋人だって…。」
「恋人って言っても付き合いだして日も浅かったし、責任とるような行為にはまだ及んでいなかったわ。それに誰かさんと違ってポイ捨てするような別れ方もしていないのよ?親も交えて話し合ってそれなりの補償もした。私はその恋人って女も分不相応な夢を見たんだと思う。」
「随分と詳しいね。」
「ふふっ、私王太女ですもの。それにムーディーお兄様は尊敬する人でもあるし。」
そう言って優雅な手つきでフルーツサンドを食べるダリ王女。つられて俺も一切れ食べる。旨っ、クリームと果物の甘さと酸味のバランスが絶妙だ。
「ねぇ、私とこの国の経営を手伝う気はない?退屈はさせないわよ?有事の際に的確な判断できる人が王配になってくれると頼もしいって両親も言ってたし。それに、あの時のティル、とっても格好良かったわよ?私、キュン♡って、なっちゃった♡」
そう言ってニッコリ笑うダリ王女。可愛い…身分抜きにしても、ほんっと可愛い。
「ごめん…。」
自分の情けなさにテーブルに突っ伏した。
「あっ、あの、早々に結論出さなくてもまだ私たち13歳だし?もうちょっと考えて…」
「違うよ、そうじゃない。」
俺は王女の言葉を遮ると、テーブルに飾ってあった薔薇の花を1本引き抜き王女の前に跪いた。
「貴女と共に歩む栄誉を私に。女性の口から先に言わせるような情けない男ではありますが、貴女の隣に立つに相応しくなるよう死ぬ気で精進してまいります。」
王女に薔薇を差し出す。
「ティル…。」
瞳を潤ませながら震える手で薔薇を受け取ってくれた王女は、今まで見た中で最っ高に可愛かった…。
ーおまけー
公爵「というわけで、ティルは王女のお婿さんになることになったよ♡」
トゥイー「ええっ!あの可愛らしい王女様とティルが?まぁ、どうしましょう?」
カロリス「ダリ様可愛らしいものね♡ティル、大事にしてあげてね♡」
ティル「もちろんです。カロ姉様。」
トゥイー「プロポーズの言葉は何て言ったの?あぁ、見たかった~!」
ティル「母上でも教えませんよ。んな恥ずかしいこと。」
公爵「なかなかの男っぷりだったよ♡トゥイーには後で教えてあげる♡」
ティル「何でそんなこと知ってんだよ?!」
公爵「何でってみ~んなで見守っていたからに決まってんじゃないか?私とボウだけでなく、陛下や側妃様、末姫のアジェ様、宰相閣下や騎士団長もいたかな?魔術師団長が姿消しの強力な結界張ってくれたからね♡結構ガッツリ見てたよ?」
ティル「うがぁぁぁ!!恥ずか死ぬ~~~!」
トゥイー「いいわねぇ~青春してて。甘酸っぱいわぁ♡」
「奥様ちょっと天然入ってきた?」
(↑使用人一同心の声)
お読みいただきありがとうございました。