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第十話 物語とは違う未来へ③(カロリス視点)

第十話、カロリス視点です。


第一話のカロリス視点の話を半分にした残り。

大幅に改稿しました。


これでお終い、最終話になります。


それではお楽しみください。


誤字脱字報告、ありがとうございました。



「ごめんなさいねカロ、貴女にこんな不愉快な思いをさせて。」


そっと私の手を握ってくるお義母様。あぁ、お義母様。そんな悲しいお顔をしないで。せっかくの美人が台無しです。


面倒くさいことは早めに済ますに限ると夜会が終わってすぐさま話し合いがなされたので、公爵家に帰ってきた時には、もう深夜でした。


夜更かしはお肌の敵ですが、無事に婚約破棄できたということで今夜は特別。深夜のティーパーティーの開催です。


「いいえ。ネルーダのことがなくても私と王子殿下の仲は良好とは言えませんでした。だから婚約破棄されて正直ホッとしているんです。それに義理の姉になる娘と知りながら平気で肉体関係を持てる方と結婚なんて生理的に無理です。」


「本当に、王家に請われて結ばれた婚約だというのに。あぁ、思い出したらまた腹が立ってきたわ。まったくっ!あんな場でなかったら横っ面の一つもひっぱたいてやったのに!」


「あんな男でもひっぱたけば不敬罪です。それにお義母様がお手を痛めてしまうかもしれません。そんなのはイヤです。」


お義母様は私を引き寄せ、頭を撫でてくれます。悲しいことや落ち込んだときにはいつもこうやって撫でてくれるんです。私を産んでくれたお母様が事故で亡くなった時も…。





お義母様はお父様と結婚する前は私の乳母をしていました。偶然が重なりお母様の出産に立ち会ったそうです。お義母様のことを気に入ったお母様の懇願で公爵家で働くことになったのです。お母様が事故で亡くなった後も、私が寂しくないようにいつも傍にいてくれました。


公爵家では、お母様の後釜を狙っていろんな女性がお父様の周りに現れるようになりました。特にお母様の従姉妹ってだけで我が物顔で公爵家に居付く子爵家未亡人の小母様は昔っから大嫌いです。その娘もまるで公爵令嬢にでもなったかのように振る舞うので大嫌いです。


お気に入りのリボン(宝石付き)を盗られそうになったこともありました。その時、お義母様が烈火のごとく怒って邸から追い出して下さったの。


斧を片手に対峙したお義母様は戦乙女(ワルキューレ)のように神々しかった。 お義母様はいつも私を守って下さいます。(物理で)お父様もそれなりに守ってはくれるのですが、お仕事もありますし100%というわけではありません。


公爵家の女主人が不在というのもいろいろと問題があるようです。私は誰かを後妻に迎えなければならないならお義母様がいいとお父様におねだりしたのです。


「トゥイーはカロのお母様になってはくれないの?」


私はこう見えても聡い子どもです。私が邸の中でアイドル的存在であることを理解しています。私必殺のお目目ウルウル攻撃には、例えお義母様であっても太刀打ちできないことを知っていたのです。


こうして私の乳母からジョブチェンジしてくれたお義母様。後はお父様とラブラブになってくださるだけ。コッソリ使用人たちに相談すれば、皆ノリノリで協力してくれました。


「奥様は乳母様時代から磨けば光るって思っていたんですよ~♡」

「救国の聖女の色彩を持つ奥様を飾り立てることができるなんて光栄です~。」


救国の聖女というのは、この国が乱世であった時に現れ、類まれな癒しの力で国を救った女傑です。絵姿は残っていませんが、ピンク色の髪の紅い瞳の女性だったと文献には書かれてあります。


お義母様も癒しの力をお持ちだというし、もしや聖女の末裔?と思って聞いてみれば、もしそうだとしても傍系の傍系のそのまた傍系ぐらいの血の薄さだと。癒しの力もミジンコ程しかないとおっしゃっていました。


でもその小さな力で私は母子共に健康に生まれたと聞いています。お義母様が否定しようと私はお義母様は聖女の末裔だと思うことにしました。


磨きに磨かれたお義母様は、お母様とは違うタイプの美女になりました。もともとお父様もお義母様のさっぱりとした性格を気に入っていらしたので、本当の夫婦になるにはそれほど時間はかかりませんでした。


翌年には弟のティルも生まれました。お義母様のピンク色の髪にお父様の緑の目をしたとっても可愛い男の子。喜びに沸く公爵家ですが、嫡男のティルが生まれたことで私は第一王子の婚約者に内定されてしまいました。


王子殿下はちょっと傲慢さが見える俺様タイプな方ですが、長く付き合っていけばお互い歩み寄れるでしょう。


我が公爵家は順風満帆でした。ネルーダが現れるまでは。私の乳母をしていたのですからお義母様が出産経験のある女性だということは分かっていました。ですが、お義母様の子どもは亡くなったと聞かされていたんです。


お義母様も亡くなったと思っていた子が生きていてビックリなさっていました。お義母様にそっくりな女の子。私より一月ほどお姉さんになるそうです。


正直、仲良くできそうにありません。だって私の大切なリボンを横取りしようとした、また従姉妹に似ているんですもの。(性格が)


でも、ネルーダはお義母様の実の娘。私はお義母様の愛情がネルーダにいくのではと不安でした。まぁそんな考えは杞憂でしたけど。お義母様はネルーダを娘と認知はしましたが、公爵家の一員として加えることはしませんでした。


今まで平民として生きてきた者がいきなり貴族になっても苦労するだけだと、一人の人間として自立した生活ができるまで支援することにしたようです。


ネルーダが公爵家で暮らすようになってもお義母様は私を慈しんでくださいますし、弟のティルとも仲良し姉弟です。それがネルーダの癪に障ったのでしょう。ネルーダは私に虐げられていると私の婚約者であった王子殿下に訴えたのです。


王子殿下はあっさりネルーダの虚言を信じました。(私に確認もせずに)王子殿下がネルーダの言葉を信じたのはネルーダがお義母様そっくりだったせいもあります。王子殿下はお義母様に懸想していたのです。


正確には聖女の色彩を持つお義母様に。王子殿下は事あるごとに、救国の聖女のような女が俺の傍には相応しいとおっしゃっていましたから。正直、むかつきました。聖女うんぬんはどうでもいいです。私のお義母様をそんないやらしい目で見ないでください!


もうこの頃には王子殿下には親愛の情すらありませんでした。事あるごとにいやらしい要求をしてくるんですもの。王家の婚姻には処女性が大事だということを知らないわけないでしょうに。何を考えているのかしら?


私で発散できない鬱憤を他の女性で晴らすようになった王子殿下。お陰でよく知りもしないご令嬢からマウント取られることが多くなりました。(あぁ、面倒くさい)側近の方たちは何をしているのかしら?ちゃんと諌めなさいよ。


「側近の奴らも一緒になって遊んでいるから無駄だよ。最近の遊び相手はもう一人のお姉様(ネルーダ)らしいけど。」


そう教えてくれたのは弟のティル。私よりも5歳下だというのにしっかりとした子です。どうやって情報仕入れているのかしら?


「そこは僕も公爵令息だからね♡」


なんてウインク付きの笑顔で言われました。ちょっと笑みが黒いですね。お父様そっくり。でもこれぐらいの性格でないと、うちではやっていけません。


私にとって婚約破棄は青天の霹靂ではありませんでした。ネルーダが事あるごとに王子殿下に愛されているのはあたしなんだからと、突っかかって来るようになってから漠然とそうなるんじゃないかなって思っていました。


まさか貴族中が集まる夜会で宣言されるとは思いませんでしたが。


ネルーダには感謝しているんです。だってあの娘のお陰で嫌な結婚をしなくても済んだし、大好きなお義母様とも一緒に居られるのですもの♡


お礼に王子殿下と結婚させてあげたいけど、王子の肩書きがなくなった方との結婚を望むかしら?贅沢な暮らしが大好きそうだったものね~。


もしかして婚約破棄になるように二人を誘導したですって?ふふふっ、私は弟のティルが頑張ってくれているのを見守っていただけですわ。あらっ、なんだか悪役のセリフみたい。そういえば、ネルーダから悪役令嬢のくせにって言われたこともあったような?


今、気掛かりなのはお義母様が責任を感じてしまわないかです。とっても真面目な性格なんですもの。公爵夫人を止めてネルーダと修道院にでも入るなんて言い出すかもしれません。


まぁ、そんなことには絶対にさせませんけど。ここはお父様の腕の見せ所です。切れ者外務大臣の百戦錬磨の交渉術を見せてもらわねば、と思っていたらお義母様の妊娠が判明。


お父様…いくらなんでも力技が過ぎませんか?まぁ、お義母様が幸せならいいか。


今我が家はお祝い続き、お義母様の懐妊に続いてティルの婚約も整いました。お相手は何とダリ王女。大物を釣り上げましたわね~。王子との婚約破棄は何とも思わなかったのですが、妹姫様からは「お義姉様」と呼ばれて慕われておりましたので、ちょっと残念に思っていたところだったのです。





「ということで、今度は私が幸せになる番だという意味なんでしょうね。このお茶会は。」


公爵家自慢の庭で私たちのお茶会は始まりました。お茶会といっても参加者は二人だけ。私と騎士団長の子息でもあるムーディー様です。


ーぱっか~んー


「申し訳ない。王家の打診だ。断り切れなくて…。」


「まぁ、そんな風に仰らないでくださいな。この日の為に手入れをしてくれた庭師や美味しいお茶菓子を用意したシェフが気の毒です。それに、私自身も今日のこの日を楽しみにしていたのですよ?」


「えっ?」


「ムーディー様はもう少しご自分の魅力を自覚した方がいいですよ?」


シェール元王子と同じ王家の血が流れているこの御方の人気は高い。将来有望株な殿方にはアンテナ張り巡らすのが貴族令嬢というもの。たとえ親が一代限りの貴族でその息子であるムーディーが身分的には平民であったとしてもです。


貴族令嬢から婿入り打診が山のように来ていたのを父親である王弟閣下が突っぱねていました。冒険者を夢見る息子に貴族の妻は不要と気をまわしたのでしょう。


ムーディー様の代まで公爵家が続くことになり、ここに来て妻の座争奪戦が再燃いたしました。粗野に振る舞ってはいましたが、もともと王弟子息としてマナーや教育はしっかり受けている方です。


数ヶ月で洗練された貴公子になったムーディー様の元には婚約者がいるにも関わらずワンチャン狙って令嬢たちから釣書が山のように届いていました。(比喩ではないそうですよ?)


ーぱっか~んー


「私は剣を振るうしか取り柄のない男だがな?というか、さっきから気になっているんだが…この音はなんなんだ?」


「あぁ、きっとお義母様でしょう。」


「フォンディーン公爵夫人?」


「はい、ご覧になりますか?」


私はムーディー様を伴って音の方向へと進みます。そこには斧を片手に実に晴れやかなお義母様の姿が。


ーぱっか~んー


快音を響かせ薪を割るお義母様。あらあら、ムーディー様の目が点になってしまわれたわ。


「お見事ですね、お義母様♡」


「カロ?あらムーディー様まで?もしかしてお邪魔をしてしまったかしら?ごめんなさい、久々だったものだからついつい張り切ってしまったわ。」


斧を片手にもじもじするお義母様♡か、可愛い♡


「いいえ、あまりにいい音だったから様子を見に来てしまいました。でも、お義母様、お腹に赤ちゃんがいるのですから無理しないでくださいね。」


「なっ?赤ちゃん?ご懐妊なされているのか?公爵夫人は?危なくないのか?斧など振るって。」


「大丈夫ですよ。安定期に入りましたから。ちゃんと回数守っていますよ?妊婦には運動も必要なんです。」


むふんっと胸を張る誇らしげなお義母様を後にして、私たちはお茶会の席に戻ったのでした。



「斧夫人の噂は本当だったのだな…。」


まだ少し呆然としているムーディー様。斧を嗜む公爵夫人というのは余りお目にかかれないですからね。


「お義母様は私の、いえ公爵家の戦乙女(ワルキューレ)なのです♡」


「その…カロリス嬢も斧を(たしな)むのか?」


「いいえ、私には斧の才能はないので。あぁ、でも狩りは嗜みますので弓矢なら扱えますわ。」


「ほぅ、弓矢を?自然豊かなフォンディーン公爵領ならではだな。」


ムーディー様、弓矢と聞いて心なしかホッとしているような…?


ーぱっか~んー


「えぇ、自然豊かです。豊か過ぎて最近森でダンジョンが発見されたぐらいですから。」


「なっ?ダンジョン?!」


「えぇ、まだ誰も踏破していない未踏のダンジョンです。」


「未踏のダンジョン…。」


冒険者を目指していただけあって興味津々ようですね。これはもうひと押しというところでしょうか?


「ムーディー様、私、自慢ではないですが王太子妃として教育を受けただけあってそこそこ優秀ですのよ?」


「何を謙遜を。そこそこどころではないだろう?」


「ふふっ、ありがとうございます。だから次期公爵としての教育も順調なんです。旦那様がダンジョン探索をなさっている間、しっかり家のことを守れるぐらいには。」


「カロリス嬢…。」


「もし生まれた子が王家のスペアでなくなったとしても、私の子ならフォンディーン公爵家の子として身分で将来不安になることもありません。いかがでしょうか?婚約解消となった娘ではありますが、なかなかお得だと思いません?ムーディー様の…」


「ストップ、ストップ!それ以上はやめてくれっ!俺はこういうことは流されついでにするのは嫌なんだ!時間が欲しい。準備ができたらこちらから連絡をするから待っていてくれ!」


そう言って物凄い勢いで帰ってしまわれたムーディー様。帰り際に、私の左手薬指のサイズをしっかり測って帰られました。


ーぱっか~んー





きっかり1ヶ月後、ムーディー様から王家秘蔵の薔薇の鑑賞会に誘われた私。お嬢様の一世一代の晴れ舞台と使用人総出で磨かれました。みんなの目が血走っていてちょっと怖かったです。


王家秘蔵の「フルムーンライト」、満月の夜だけ開花する薔薇です。神秘的な美しさの希少な薔薇をバックに私はムーディー様の求婚を受けました。


漆黒の騎士服に身を包んだムーディー様は王者のような貫禄です。希少な薔薇より見とれてしまいました。ムーディー様は腰の剣を引き抜くと、私に持たせます。自らは跪いて剣先を自分の肩に乗せるように指示してきました。まるで「騎士の誓い」のようです。


「カロリス姫、生涯の愛と忠誠を貴女に。私を姫だけの騎士(ナイト)になることをお認めください。」


「認めます。末永くよろしくお願いしますね。私の騎士(ナイト)様」


剣を鞘に納めたムーディー様は流れるように無駄のない動きで私の左手薬指に指輪を()めてくださいました。先代王妃から譲り受けたサファイアの指輪です。父親である騎士団長がプロポーズの際にも使われた指輪が、サイズぴったりに私の指に嵌まりました。


その瞬間、割れんばかりの拍手に包まれました。王家の方々をはじめ、私の家族、騎士団長や宰相様、魔術師団長に護衛騎士や使用人の皆様。あら、ボウ先生もいる。えっ?さっきまで誰もいなかったよね?


「ゴメン…場所提供する代わりに見守らせろってうるさくて…。魔術師団長の姿消しの結界だよ。俺もこんなにいるとは思わなかった…。」


ひきつった顔のムーディー様。ティルも同じことされてたようですし、味を占められたんですね皆さん…。


プロポーズから二年後、私とムーディー様は結婚致しました。王族しか式を挙げられない神殿を使っての結婚式。感動よりも緊張しっぱなしでしたわ。


新しく生まれた妹ツァルがお祝いの花かごを大事そうに抱えて一生懸命ライスシャワーをまいてくれました。もうその姿ったら可愛くって可愛くって可愛くって♡皆で悶絶しまくりです。


夫となったムーディー様は嬉々としてダンジョン踏破を目指しています。なかなかの難易度ダンジョンで未だ踏破には至っていませんが、様々なレアアイテムを我が家にもたらしてくれています。


まぁ、私たちが公爵位を継ぐ頃には踏破しちゃうんですけど。で、夢だったS級冒険者になるんですけど。ご自分の公爵位と私の伴侶、S級冒険者をこなしています。器用ですね、疲れないのかしら?


「体力だけは自信あるからね。」ですって。確かに()()()()()()でパワフルでしたわ。(少し膨らんできたお腹を撫でる)


夫婦仲も良好、家族仲も良好。

物語風に締めると、こうしてヒロインは幸せに暮らしましたってなるのかしら?でも、どっちかっていうと、お義母様の方がヒロインらしいです。逆境にも負けず、持ち前の明るさで周りを巻き込んで幸せになっていく…。うん、まさにヒロインそのもの。


お義母様のことは詳細に書き残しておきましょう。いつか文才のある子孫が物語を書くやもしれませんからね…。どんな物語になるのか…今からとっても楽しみですわ。










トゥイー愛用の斧は公爵家の家宝となります。

ムーディーがダンジョンボスを倒して手に入れた、最初の踏破者だけにドロップするアイテム「智龍の宝玉」も並んで公爵家の家宝となります。


カロリスは悪役令嬢の素質はあったのか?否ですね。彼女は自分の能力をしっかり把握していただけの貴族令嬢に過ぎません。シェール王子と結婚したとしても、夫を上手く掌で転がして王宮で確固たる地位を確立していたでしょう。


因みにカロリスより3代後の公爵令嬢(異世界転生者)がトゥイーの伝記を出版。

タイトルは『聖女の末裔は斧を片手に成り上がる』だったそうです。なろう小説家だったみたいですね。




最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 読ませていただきました、面白かったです
[一言] ツァルが小さいお義母様みたいな外見だったら良いなとなんとなく思った。 あの、もうひとりの親とそっくりな外見の長女。あれ転生じゃなくて恐らく憑依だったんだろうな。 本当の長女はきっと死産だっ…
[良い点] 面白かったです! 何気に読んでたら、豪快で魅力的なキャラやエピソードがワラワラ出てきてこの世界のファンになりました。 身内物にはフレンドリーに語っちゃう鑑定さん好き笑 [気になる点] 領…
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