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そこでいいんじゃない  作者: リトルバタフライ
36/41

ピンクエロガッパ

「え〜本日は晴天に恵まれ…」


青山校長先生の話が終わり


「宣誓〜我々優信高校は…」


生徒会長の挨拶が終わり


僕達は体育祭を迎えた。


ガヤガヤ  ザワザワ


運動場の校舎側に本部席のテント


反対側に各チームが手掛けた 立て看板と待機場。


僕達の看板は・・・ピンクのエヘヘな顔をしたカッパだった。ま、何となく想像してたけどね。


鮮やかなピンクのカッパがよだれを垂らして


沼に浸かっている別のカッパをみていた。


ガヤガヤガヤガヤ


「マジかーキッつ。だれや…描いたん激うまやけど・・・」「キモっ」「変態やん このカッパ」


ピンクチームは看板を見てざわついた。


しかし上手い。かなりの絵心だ。


「拓ちゃんっ!」


「あ、鵜飼先輩ども」


「はは〜ん、さてはこのカッパに見とれてたな笑」


「いや、気持ち悪いと言うか…なんでしょ…複雑っす…しかし上手いですよね」


「うん、だって山際さんが描いたんだもん」


「まじっすか!」


「うんうん、わざわざ典子先輩とロン毛がお願いしに来たの」


「へ〜山際さんって上手なんですね」


「うん、結構入賞してるしね、美術はマジすごいんだから」


「そうなんですね・・・その言い方は美術以外はダメっぽいっす 笑」


「よ〜!鵜飼、柳」


「あ、典子先輩」「鈴木先輩」


「今日は頼むぜ!柳1500だよな?」


「あはは、すみません、それは浜田君なんです笑」


「浜田なんだ!ま、どっちもかわらんか。で柳は?」


「借り物ですわ」


「うわぁ!お前の相棒嬉しいだろうな」


「は?なんでですの?」


「ガリガリだけど、ま、顔はいいからな。う~んいいな。キャー!肩くんで足繋いでイッチニイッチニて はぁ…幸せだろなそいつ」


「先輩、鼻の下が…つか何出るんすか?」


「たまいれ〜〜っ!文句あっかよ」


「い・・・いえ・・・ありませんが・・・1000は?」


「あほ!各チーム1年から1人、2年から1人なんだよ!調べとけ!。鵜飼と知らん娘。そや お前のクラスだろ?1-5」


「あはは・・・最後まで余ったんですよ…1000」


「だろうな、つかその娘大丈夫か?」


「…ま…やばいですよ色々と・・・ちゃんと今日来てますけど・・・あはは」


「えぇ!休んじゃおっかな的な娘?あかんな。まぁ鵜飼が頑張るから大丈夫だろ。な、鵜飼」


「はい、青に港いますけどね笑。拓ちゃんのクラスの娘ほんと大丈夫?」


「…すみません、ほら、スタンドで本読んでた…」


「うっそん!!あの娘走れんの?」


「いやいや無理っしょ笑。見たことないです、はい」


「ちょっとー、そんな嬉しそうに言わないでよ」



「鵜飼先輩!鈴木先輩!」


「浜田やん」「浜田だ」


「あ〜も〜お願いですから 明君とか明ちゃんでお願いしますよ」


「ない」「ないっ」


「おはようございます」


「おっはー中谷」「中谷おはよ」


「今日は宜しくお願いします」


「なにでんの?」


「100です」


「そっか〜青木に葉山かー・・・ま、頑張れ」


「はい、頑張ります…なんとかですけど・・・」


「そだ中谷、拓ちゃんの借り物のペアってどんな娘?」


「鵜飼先輩、それが…野間さんなんです…」


「え!それマジ?」


「はい、聞いてませんか?」


「あの件があってから話してないから…てかもう嫌だし。拓ちゃん大丈夫かな」


「ほんとは違う娘だったんですけどね…身長合わすのに先生がかえたんですよ・・・可哀想に柳君」


「おいおい、私はその娘知らないけど、柳ちょっと心配だな」


「鈴木先輩は知らないと思いますが、柳君にオネツで…かなりとゆ〜か、異常とゆ〜か…怖いんですよ」


「その娘どれ?」


「え?あ…えと…あ、いたいた、あの娘です」


「よっしゃ!」


ツカツカ


「ちょっと鈴木先輩!」


ツカツカツカツカ


「いいかな?」


「はい?」


「あんた柳と借り物ペアの娘?」


「はい、そうですけど」


「ふ〜ん、いいけど柳にしょうもない事するなよ」


「え?あのぉ…なんなんですか?てゆ〜か〜もしかして柳っちの事がお好き?」


「はぁ?陸上部の先輩として話てるの」


「あちゃーこないだは違う先輩、あ、鵜飼さんだ〜。でまた今日は違う先輩。柳っちモテモテ〜。キャハ」


「何がキャハやねん!迷惑かけるなよ!頼むで」


「私幸せだ〜!柳っちと肩くんで。も〜夢みたい。このまま二人で消えちゃおうかしら笑。ね、泣く?先輩泣く?ね、柳っちいないと泣いちゃう?中谷と鵜飼さんは絶対泣くよね笑。先輩も泣く?」


「……(こいつヤバ…)は?泣かしたろか!」


「こわい〜。いや〜こわい〜。そんな言い方したら知らないからね!借り物のペアが柳っちって最高すぎ。ね、ね、見てよね、ぜ〜ったいぜ〜ったい見てよね。じゃ!つか、あんた早く帰れ!シッシッ」


「………」



ツカツカツカツカ


「典子先輩大丈夫です?」「鈴木先輩」


「や、柳…」


「はい?」


「何やあいつ!!お前、借り物んとき気つけろよ…ヤバいな」


「…はい 知ってます」


「鵜飼も中谷もな」


「はい」「はいっ」


「浜田、お前はいいわ」


「はい!!!」


「返事でかいねんっ。じゃまたな」


ツカツカツカツカ


ピンポンパンポン


「本部テントより、実況&進行の放送部 長谷部です。宜しくお願い致します。ゲストの先生は保健室の小島先生です。よろしくお願いします」


「やっほー小島で~~~す。よろぴく」



「(うわぁキツ)有難うございます。先生は1年から3年までの生徒を結構しってますよね?」


「うん、だってみんな可愛いんだもんっ。1年なんて まだまだ お・こ・ちゃ・ま」


「・・・有難うございます。では競技を始めます。男子100Mの出場者は集まってください」



ガヤガヤガヤガヤ



「佐藤、ガンバ」「佐藤頼む」


「新田ファイ」「あ、あの・・・頑張ってください・・・新田さん」


「小南~~」「小南君頑張れー」


2年や3年も激励していた。


「沢いけよ」「飯田~」 「村瀬~」


各学年1名出場の100M


「只今より男子100M予選1年です。赤 1-1近藤君。青 1-8小南君。 緑 1-4新田君。 黄 1-10木村君。 桃 1-5佐藤君。選手は並んでください。小島先生どうでしょうか」


「いやん、何 緑はヤンキーなの?」


「えっと・・・新田君ですが・・・」


「先生は赤かな」


「赤が速いと」


「タイプよ、先生のタ・イ・プ」


「ではお願いします」



一発目から新田君と小南君か・・・・2名決勝進出だから、まぁこの2人だろうけど・・・どっちかな・・・



「柳君どっちだと思う?」


「中谷さんはどっち?」


「ん~小南かな」


「そうかぁ僕は新田君。佐藤はむりだよね」


「だね、どっちか転んだらあるかな」


「でも赤のバスケ部も速いよね」


「そうなの?私知らないけど」







「位置について」


新田君と小南君はクラウチングスタートだ。


「よーい」



パンッ



ダダダダダダ



「!!!」「!」「はい?」「おいおい」「はっや」


ザワザワザワザワザワザワザワザワ



「1着 緑 2着 青 3着 赤 4着 桃 5着 黄。1年生お疲れ様でした」



「新田君、決勝は負けないよ笑」


「小南お前流しすぎ」


「あはは新田君だって」


「決勝はガチな」


「うん」



待機場に佐藤が戻ってきた


「佐藤お疲れ」「佐藤君お疲れ様」


「・・・ヤバいよな 青と緑 速すぎ」


「流してたよ」


「はぁ?あれでっ!さようでございますか~」


「でも頑張ったよ」


「あほ!せめて赤には勝ちたかった」


「だね」「だな」「ほんまによ」「だっさ」「あ~あ」「まけよった~」


「散々な言われようやんか笑」




2年3年と行われたが、新田君と小南君のインパクトが凄すぎて笑。



「テント前です。女子100Mの皆さんお集まりください」



「中谷さん頑張って」「中谷頼んだ」「ファイト」


「じゃ柳君行ってくるよ・・・何とか2着に」


「うん、青木さんは仕方ないさ」


「赤1-9 曽我さん 青1-2 青木さん 緑1-6 浦野さん  黄 1-7 服部さん 桃1-5中谷さん」



「位置について  よ~~~い」


パンッ


「!!」「・・・」「う・・・」「なになに!!」



「1着 青 2着 桃 3着 緑 4着 黄 5着 赤



「青やばいだろ・・・」「あれ陸上部 ほらインターハイいく」「あ~男子かとおもたわ」


「青木さん流石」


「あはは 中谷さんごめんよ~」


「流してるよね笑?」


「エヘヘはい」


「決勝は本気だす?」


「うん、3年は葉山先輩と三田村先輩くるでしょ!副島先輩と栄田先輩も」


「え~もう全員陸上部やん・・・べべ確定だよ・・・とほほ」


「幅から残っただけマシマシ。他みんな専門だしね」


「うん・・・」



その後も各競技は熱戦。


そして男子1500Mが始まる。各チーム2名づづの10人。


「浜田いけよ」「浜田ファイ」


「あはは やっぱみんな浜田なんだ~」


「浜田君頑張って」


「うん柳君頑張って北川先輩に勝ってくるよ」


「お!期待してるね」




「北川先輩宜しくです」


「おぉ浜田かぁ。柳違うんか?」


「はい、僕ですわ」


「そか」


「ども」


「常山お前もか」



「位置について」


パン


「さぁ各チームスタートしました。小島先生ぇ、1500は3年生OKってなんなんでしょうね」


「ん~わかんない笑」


ダダダダダ


「やはり快調にとばしてるのは3年赤の北川さん。それにつくように黄色1年常山君とピンクの浜田君。そしてサッカー部のロン毛先輩にバレー部の諸田さんが続きます」


ダダダダダ



「ピンク頑張れー!」「青~~」


「各チーム声援をうけながらラスト2周です。おおっと!ここで1年黄色の常山君がでました~~~。しかしぴったりと北川さんと浜田君、諸田さんがつきます。ピンクチーム主将のロン毛先輩はちょっと苦しいか・・・1年の浜田君が頑張ってます。黄色の2人は常山君と諸田さん。一気に点数をかちとるか~~~~っ。しかし赤の北川さんが粘る~~~~。さぁラスト1周だ。でました、赤の北川さんが常山君を抜いてトップに。あぁロン毛先輩が遅れた~。諸田さんも苦しい!ピンク1年の浜田君がついてますが苦しいか・・・ラスト並びます、北川さんに浜田君、常山君が・・・」


ポッ



「今ゴ~~~~ル」



「ハァハァハァハァ」「ゼェゼェハァハァ」「うぁっ・・・ハァハァ」



「1着 赤 2着 ピンク 3着 黄 4着 黄 5着 ピンク 6着緑・・・」





テクテクテク




「おお!浜田お疲れ」「頑張ったな浜田」「浜田~~~~おつ」


「ハァハァ負けちゃった」


「十分十分お疲れ様」





「女子1000Mの選手は集合して下さい」



「鵜飼先輩頑張ってくださいね」「先輩ファイトっす」


「拓ちゃん中谷サンキュ!行ってくるよ」



「・・・・はぁ」


「む、村山さん・・・無理しないでね」


「あぁ」


「(うわぁ・・・やる気0モードやん)ファイト」


「あぁ」


「村山さん頑張って」


「あぁ」



あぁしか言わない村山さん。いいか。出るんだし点数は入るか笑


(あれ、もどってきたぞ・・・)



ツカツカ



「なぁ柳」


「え?ん?どうしたの?」


「お前さぁ太ももばっか見てんじゃねーよ!」


「えぇ!!見てないよ・・・」


「はぁ…じゃ適当にやるわ。じゃな」


テクテクテク



「あはは、柳君また見てたの?」


「見てないよ・・・村山さん怖い・・・」


「柳君、村山さん最近髪型と色がおとなしいから勘違いしてるんだよ笑。もともと怖いし」


「そだったね」


テクテクテク


ビシッ(起立・礼)



「あ、港先輩頑張ってください」「頑張ってください」



「・・・」



(こえー)



ザワザワザワザワ



「あはは、スタンドにいた娘だよね?同じチームの鵜飼です。宜しくね」


「・・・」  ペコ


(話さないんかい!でも頭は下げるんだ)


「港宜しく」


「・・・」



(こっちは無視かい)



「先輩お願いしますね」「お願いします」


「お~沼澤と長田よろ。あれ川口は?」


「彼女は綱引きです」


「あ~あ~あんなんで綱引きって。ま、宜しく」





「只今より女子1000Mを始めます。小島先生いかかでしょうか」


「う~~ん、あのピンクの1年生よく知ってるよ」


「そうなんですか?」


「うん、よく保健室で寝てる笑」



「・・・は、はい。ではお願いします」



「位置について」



パンッ



「さぁ始まりました女子1000M」



「あれ?・・・ねぇねぇ柳君、走ってるよね、村山さん」


「・・・・・う、うん」




「さぁやはり 青の港さんとピンクの鵜飼さんが引っ張ります。その後ろに 緑の沼澤さんと長田さん。そして・・・ん?ピンク・・・です。えっと・・・村山さんです、失礼しました」



ザワザワザワザワザワザワザワザワ


「おいおい村山走ってんぜ」「まじかよ」「うそー」


僕は夢でも見てるのだろうか。村山さんが・・・走ってるではないか!。


「柳君、村山さんは速くない?」


「う、うん・・・フォームきれいだし」



「やはり陸上部の港さんと鵜飼さんがグングン引っ張ります。沼澤さんと長田さん、村山さんに緒方さんが続きます」


「ハァハァ港、1着ゆずって~~~」


「・・・」



「つか、ピンクの相棒やるね~、まだいける?」


「はいっ!!」


「!!ビックリした~~~っいいよ、君いいね~」


「・・・」


「さぁ女子1000M は意外な展開となっております。港さん、鵜飼さん、そして村山さんに沼澤さん。長田さん遅れました」




ザワザワザワザワザワザワザワザワ


「村山マジで?」「村山さん・・・」「やべーあいつやべー」


「ちょっとちょっと柳君・・・村山さん何?」


「うん、もうケツゲにつままれた気分だよ」


「それを言うならツクネ!わかった?」


「そうなんだ」


「そうよ、ほんとアホなんだね」


「中谷さん結構知ってるんだね」


「こんなの知らない方が珍しいよ、ね、コニタン」


「うん、柳君もっと勉強しな。ま、地球なくなるけどね」


(またアホさを競った柳と中谷、小西だった。 狐だろ!)


ダッダッ


「さぁラスト2周です。並ぶように港さんと鵜飼さん。そして少し遅れて村山さんと沼澤さん」


(小野寺先生がみてる)



「村山~~~」「頑張ってむらやまさん」「みなと〜」「鵜飼ファイト」



ハァハァハァハァ


「ラスト一周です。物凄いスピードで港さんと鵜飼さん。これは嬉しい!体育祭で全国レベルの争いだ~。私は坂下さんと鈴木さんも見たかった放送部2年の長谷部です。凄い凄い!激走の2人。後ろには全く想像していないピンクの1年生だ~~!えっと・・そう村山さんです。1年5組・・多分帰宅部の村山さんが陸上部の沼澤さんと長田さんの前に~~~!。ラストだ。いけ!いけ!私かなり興奮してます長谷部です。放送部です。今並んでゴ~~~~~~~ル」




「ハァハァハァハァ」「ハァハァハァハァ」「ゼェゼェハァハァ」


「1着 青 港さん ピンク 鵜飼さん 3着 ピンク 村山さん 4着 緑 沼澤さん 5着 緑 長田さん 6着 赤 下田さん」



ザワザワザワザワザワザワザワザワ



「お疲れ、やるやんあなた…村山さんだっけ」


「・・・おつかれさまです」


「拓ちゃんからヤバいって聞いてたけど笑」


「ま、誰も知らないっすから…走れることは」


「そうなんだ。陸上すれば?」


「は?やだよ」


「ふ~ん そっか、一緒に都大路走りたかったのにな」


「・・・」


「じゃ待機場に戻ろう戻ろう」


「はぃ・・・」




「お疲れ様です」「おお!!」「お~~~」「おつ」


「私はいいからさ、この娘ほめたげて」


「マジでびっくりだわ、村山はえ~な」


「・・・」



(うわぁやっぱ佐藤は無視なんだな)



「村山さんおつ!」


「あぁ、西出サンキュ」


「もう!ひ・が・し・で⁉東出よ笑」


「笑」


「お疲れ様。びっくりだ」「私も、つか全員」


「ま、柳、中谷サンキュ・・・つか皆サンキュ」



パチパチパチ



「先輩お疲れ様でした」


「拓ちゃんありがと。あの娘にはビックリしたけどね」


「みんなですよ。出るだけでも奇跡だったのに・・・あんな速いなんて」


「ほんと。陸上部誘ったんだけどね」


「どうでした?」


「ん~まだ・・・無理っぽい。拓ちゃんからも誘って」


「え?どつかれますやん」


「どつかれても誘ってよ笑」


「あはは了解っす」



村山萌々香さんはこっそり毎朝走っていると判明した。



「ぬお~~~~~っ!ひけ~~~~!」


そして綱引きではゴリラ(上条先輩)率いる青が圧勝した。



ピンポンパンポン


「借り物競争出場者は集まってください」



「・・・大丈夫?」


「柳君頑張って」


「東出さん、吉川、行こうか」


「うん」「うん」



「じゃいってきます」




「ちょと~~~柳っち~ヤダヤダ~プンプン。おいてかないでよ・・・泣いちゃうぞエへへからのテヘ」



僕は野間さんと足を結んでメモを取り、誰かに物を借りないといけない。



「ではペアを組んでください。審判の方はペアの足をしっかり結んでください」



「ワクワク。ワクワク。キャー柳っち!クンクン。いいぞーっ石鹸の香りだね~~~」


(うわぁ屁でもこいてやろうか)


「ピンクのお前うるさいぞ」


「はぁ?うぜ~んだよ不細工!」


「あぁ?」


「なんだよ黄色の不細工女!いいねいいね、相手の男子もプププ」


「こら!静かにしろ」


「先生おこらないでぇ・・・・え~~ん・・・柳っち・・・ヨチヨチして。泣いちゃうから。もう走んないいよ」


「・・・はぁ。野間さんお願いだから集中しようよ」


「うん!柳っちが言うならそうするねっ」



「それでは借り物競争1組目スタートです。この競技はタイムレースです。各学年2組ありますが、一回のみの出場です。結果はタイムの速い順となります」


「吉川、東出さん頑張って」


「位置について、よ~い」


パン



「今1年1組目スタートです」


イッチニイッチニイッチニイッチニ


「うわ・・・本部の人の靴て・・・」「あちゃー赤い靴」



吉川と東出さんは長袖の体操服を探していた。



待ってる間の野間さんは・・・



「うおうおっ!近い~~~近い。柳っちの真横だよ〜ん。モエモエキュンキュン」


「……(はぁ、やだな)」




そして


「2組スタートです」


「よ~い」


パン



イッチニイッチニイッチニ



「赤がんばれ~」「ピンク!」「きいろ~~」



イッチニイッチニイッチニ


「あっ」



ドテッ



シーン



「あ~~~っとピンクの二人が転倒だ~~~~~!!」


「ちょっと野間さん」


「えへへ・・・おこしておこしてよー」



「まだ起きません。小島先生いかかでしょうか」


「あの子かわいい子知ってる~~~。入学式の日に小野寺先生探してた子ね。かわいい」


「えっとこの状況の解説を・・・」


「女性がワザと転んだわぁ~やらし~」


‐待機場‐


「野間さんワザとだよね」「あの女」「拓ちゃん・・・」「柳・・・」


‐グラウンド‐



「ずーっとこのまま転んでよ~よ。ねぇ柳っちぃ痛くない?」


「・・・ちょっと早く起きて」


「やだやだ、動かないもん、痛いもん。ゴロンしてよ~~よエヘ顔近いね〜。抱きついちゃおかな〜。いやだ〜キャー柳っちの顔が〜」



「あ~っと必死で起きようとする柳君に対してペアの野間さんは起きない~~~っ!うざ~い!キラ〜いと叫びたくなる放送部の長谷部です。おきろ~~~~!ブリっ娘 が寝てます寝てます」



「先生、起こさないと」 「だな」



「あ!ここで体育の森先生が起こしにかかります」



「こら!野間、起きなさい」


「・・・」



「野間」



「チッ…はぁ血でてるやんか!柳っち!バカ!」


「はぁ?」


「いきなりコケるなよ!さっさとおきてよ」


「柳お前…」


「先生違いますよ」


「言い訳はいらん。お前も血でとるやんけ」



「あ、今 森先生から×のサインがでました~~~~。柳・野間ペアはリタイアです」



「お前ら小島先生んとこいってみてもらえ」


「・・・」


「はい、あ~あ柳っち最悪」


森先生が去った後


「ごめんねテヘ。残念。邪魔が入ったね。引き裂かれちゃった笑」


「・・・」



「顔こわいよ柳っち。怒ってるの?」


「野間さんってそんな人なの?」


「ん?何が?知らないでしょ私の事なんて」


「うん。知りたくないよ」


「いいよ別に笑 たまたま~たまたまだからね〜」



「・・・」



「でもさ、近かったね私達」



ニコーっと笑った野間さんはそのまま 1-5や鵜飼先輩 鈴木先輩をみて


手を振っていた。


そして


「大丈夫ですよ~二人とも」


そう言って保健室に消えていった。




ザワザワザワザワザワザワザワザワ



‐待機場‐


「大丈夫?」「おい大丈夫か?」「拓ちゃん」「柳・・・」



「・・・こわいっす」


















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