痩せたね
キーンコーンカーンコーン
「ねぇねぇ今日の 歌っ10観るよね?2時間スペシャル」
「うんもちろん!最後なんだよね?」
「うん、ハリーズも新曲なんだ」
「そうなんだ」
「バラードだって珍しいよね」
「あんずは何位かな?」
「今夜は新人いっぱいでるんだって」
「でも村山さんよかったね。なんもなくて大丈夫?」
「あぁ、珍しく国語の川端がかばったらしいわ」
「ヘ~好きなんじゃない笑」
「おえっ・・・気くるうわ」
「あははだよね」
「つか中谷ハリーズよく知ってるよな」
「うん、ハガキいっぱい出してるよ」
「ヘ~あたるのか?」
「こないだの塀本に載ったよ。サイン入り生写真・・・残念・・・ミックンじゃなかった」
「あはは ムゲンか?」
「うん」
僕と中谷さんと村山さんは 今夜最後の歌っ10を楽しみにしていた。
みんなそうだ。先輩も同級生もそうだろう。
今日の部活はイキイキとこなし
そっこー夕食を済ませ風呂に入った。
「なんやあんた急いでるやん」
「今日は2時間スペシャルやでお母さん」
「ほんまやわ。最後やん。ジュレーでるんやなぁ」
「うん、小郷ひろと やろ 亜希菜に セイコ トキちゃん に ホシガキ隊長とかやわ」
「あんたらはヤングでいいやんか。お母さんは ハスユクゾに 太川たけし テレラテレ とかよ」
「ふーんそうなんや、新人もいっぱいやて、何かランキング違うみたいやで」
「最後やしちゃうか」
「かなぁほな部屋で観るわ」
「はいはい」
バタン
「さぁ始まりました今夜の歌っ10!2時間スペシャルですよ白柳さん」
「でしょーねって あ~た 新聞に書いてありますからね最後ですはい」
「では私 久留米ひとしと」
「あたくし白柳銀子がお送りいたします」
「今夜はラストですよ!お見逃しなく~~っ。皆さん一旦コマーシャル」
CM
‐パリッ あらぁいい音ね。ドキッとしたわ。あ~~ん。私も頂戴! ザ・ポテチョ 新発売‐
‐おげんきですか~~いい車ですよー~ではごきげんよう。ニッソン グレーバーボー‐
‐ちょちょちょ直径10ミリははは半径5ミリ ドスコイスナックー
「さぁではまいりましょう!亜希菜で デザイナー!!」
衝撃だった。
おかっぱに着物 ブーツで登場したのだ。
「素晴らしですあ~た!続きまして フセンハリーズの登場です」
「こんばんは」
「・・・」
「あらら笑 あ~た挨拶くらいしなさいよ、こんばんは」
「ども」
「まいいですはい、今夜は初のバラードとお聞きしましたのよ」
「はい・・・」
「・・・ではまいりましょう、フセンハリーズで【ロール】」
【いつも細くてながい~黄色~青い~その~欲張りな君は~大きいのを買ったんだね~。さぁおいで~僕の気持ちを書いたから~さぁおいで~君に伝える~この気持ちは~クルっとまるまる~欲張りだぜー】
(なんか・・・ちがうな・・・)
(うわぁ最高)(泣ける・・・)(叫ばないな・・・)
「さ次は新人です!ヒカリゲンジツのみなさんです」
「はじめまして」
「あらーあ~たたちそれはローラースケートかしら?」
「はい、履いて歌います、センターのキー君で~~~す」
「では今夜デビューのヒカリゲンジツのみなさんで、【カラスの重罪】どうぞ~」
【鳴かないで~鳴かないで~君だあって悪くないよ~そんな気持ちおさえ~るカラスの重ッ罪!】
また衝撃だった。ローラースケートを履いて歌って踊ってバク転していた。
プルルルルプルルルル
「はい柳です、あら~ちょっと待ってね」(拓~電話~中谷さん)
「もしもし」
「みた?」
「うん」
「凄いよね、あれで踊る?」
「ホントだよ、亜希菜はみた?」
「うん!びっくりしたけどかっこよかったー」
「だね。ハリーズのバラードはどうだった?」
「泣けた。細く生きてたのに、欲張って大きいの選んで失敗した恋でしょ?」
「そうなの?叫ばないからなんか・・・」
「確かにね、今大丈夫なの?」
「うん、今はジェリーだからいいかな」
「次 綺羅だよ」
「マジで?またブリッコかな」
「多分、また電話するね」
「うん」
ガチャ
「さぁさぁ7週連続1位獲得の 綺羅 の登場です。曲は 【媚薬】」
(なんなん久留米さんめっちゃ静かにゆ~たやん)
【ゲットしちゃうぞ媚薬マジック~マジックな~媚薬で~エッヘンオッホンいちころよ~】
(うゎ・・・今日も凄いな・・・フリフリやんか)
【魔法をかけちゃうぞ~~~~魔法をかけちゃうぞ~~~~。び・や・く・・・ビヤクでいちころよ~】
「ありがとうございました綺羅で媚薬でした。白柳さんいかがでしたか」
「あ~たねそんなんでゲット出来たら苦労しませんよはい」
「あはは・・・そうだそうです。私は欲しい!!!CMです」
‐ちょ~~っと けざくら のっぺぺけ~‐
‐24時間働きますか?ビジネスマンの味方 リゲオン‐
‐飲みすぎたのは~あなたのせいよ~。飲みすぎシール貼りまっせ ソレマッチョ‐
「さぁ続きましては あんず です。こんばんは」
「こんばんは」
「いつも素敵ですよあ~た」
「ありがとうございます」
「しかしあ~たの歌の時はなぜ親衛隊が多いのかしら」
「どうしてでしょうね」
「本人が分からないんだからあ~しが分かるわけないですよ」
「あはは ですよね」
「まぁいいです、頑張って」
「はい お願いします」
「この曲は大人気アニメ ニクニクマンのエンディング曲です。あんずで【ほんとは凄い】どうぞ」
【知らないふりしたてすけだす~弱いフリして大人気~(L.O.V.Eあんず~)マッスルパワーで世の中を~平和へ導くお役目は~(オーオ!オーオ!あ・ん・ず・あ・ん・ず)きっとあなたは~おうじさま~~~(L.O.V.Eあんず、あんずあんず)】
「あんずで ほんとは凄いでした。いや~しかし銀子さん、親衛隊が凄い」
「あ~た会場がピンクのハッピだらけですよ。歌きこえたかしら?」
「はい、私も筋肉ほしいです」
「そう、おすきにぞうぞ」
「あちゃちゃちゃちゃ笑」
「笑ってる場合ですか笑 今夜ラストにふさわしいこの方です、どうぞ」
「こんばんは」
「キャーあ~しあなた大好き」
「ありがとうございます」
「あ~た今日最後よ」
「光栄です」
「では白柳銀子がお送りします最後の曲は、寺得サキラで サファイアのブレスです!どうぞ~」
【君をみつける~そうさ~サファイアのネックレス~を駅でみかけたのさ~】
「白柳さん長い間お疲れ様でした」
「久留米さんありがとう」
「ありがとうございました」
「みなさん末永くごきげんよ~~~~!!!さよ~~~なら~~~~」
プルルルルプルルルル
「もしもし」
「私、聞こえた?あんず」
「あはは まただね親衛隊」
「うん、何かいい曲だね」
「でしょ、マンモスマンはこのアニメだよ」
「そうなんだ!言ってた戦車の人?」
「うん、レオレオドンって言ってね秒殺されるんだ」
「ふ~ん、戦いもの?」
「プロレスだと思うよ・・・なんか生き返るけど死んでるし・・・」
「そうなんだ・・・あそうだ・・また痩せた?」
「うん・・・42キロ」
「は?なんでそうなるかな」
「あははなんでだろね」
「しっかり食べてね、県体3000SCデビューでしょ?」
「うん・・・怖いや・・・スイゴウ」
「あれけっこう深いよね」
「うん・・・何で僕なんだろ」
「文句言わないの、駅伝だって男子いないから新田が走るんでしょ?」
「うん ゴリラも」
「マジで?そんなのゴリラ速いに決まってるよ」
「中谷さん知ってるの?」
「知ってるも何も知らない人いないよ」
「そんな有名なんだ」
「当たり前だよ最強だよ」
「そっか、詳しいね ちょっと期待しとくよ(あら・・・上条先輩ってわかってるんだよね)」
「うん、ほんと食べなよ!」
「うん」
「じゃまた明日ね」
「明日」
「うんバイバイ」
「バイバイ・・・またやる?」
「うん、じゃ せ~の~」
ガチャ




