A{0,7} ロボットの操縦
――TIMES_A{0,7}――
2024年9月21日(土)16:40
毎回ツタエが帰っていく……。
さて、今回はなんのスキルを試すか。
スキルのチェックをする。
久々に、モノクルを使い、ステータス画面を見ていた。
魔法少女になって最初のころはモノクルを使い、ステータス画面を見ていたのだけど、変身すると、AR画面としてステータス画面が見えていた。
何度も変身をして、何度も変身中にステータス画面をARで見ていたのだけど、気が付けば変身前でもARで見れるようになっていた。
無意識でいつ体得したのか分からないけど、本当に、気が付けばって感じで変身前でもARでステータス画面を見ていたんだよね。
あまりにも、ナチュラルなことだから、気にしてなかったのだけど、これも成長や慣れだったのか………………。
と、ステータス画面を見ると、常態能力保持レベル1の次のレベルになるためのポイントが減っている。
しかも現在の常態能力保持レベル1の性能が上がっている。
1/18になっていた。
前回の時よりも上がり幅は落ちているが、上がっている。
最初は1/25、前回は1/19だった。
というか、今回のリープで元の数値である1/25に戻ってもおかしくはないと思ってたのに、逆に上がっていた。
前回のループでは、常態能力保持のスキルレベルは、前々回ほど上げなかった。
だから1/19から1/18という小さい変化だったのだろうか。
召喚スキルでポイントをかなりの部分を使ってしまっていたため、そんなには上げることができなかったんだ。
常態能力保持のスキルのスキルは、なんと表現したら良いのか分からないけど、残りやすい。
ループしても効果が残っている。
これはどういうことなんだろうか。
前回のループから引き継げるもの。
それは記憶だ。
記憶のみだと考えていた。
間違ってはいないのだろう。
タイムリープって、そういうものだと思う。
では、記憶を引き継ぐとは、なんなのだろうか。
記憶って経験とも繋がるものだよね。
だから経験は残ってるのではないだろうか。
他の人はステータスが、ゲームの中の人じゃないのだから可視化されない。
せいぜい学校の成績や偏差値、あとスポーツテストの結果。
そんなものしかステータスとして可視化されない。
あと、英検とかの資格もあるか。
トイックやトッフルなんかの点数もだね。
でも私は持っているスキルや、ステータスが、魔法少女になったことによって、可視化することが出来ている。
サムが言うには、そのシステムが流行ってるんだとかなんだとかで。
そしてステータスを見ることが可能だから、こうやって他の人より緻密に確認ができるんだよね……。
少し他の角度から考えてみよう…………。
例えば、学校で何かに筆記のテストを受ける。
テストを受ければ、テストの内容を覚える。
ループ後もう一度同じテストを受ければ、テストの点数は上がる。
その一回の同じ内容のテストに着目して見れば、その一回のテストの能力は上がっている。
これは、経験と知識が数値結果の反映としての分かりやすい例だ。
筆記テスト以外で他の角度から考えると、体育の授業で握力のテストと遠投のテストの2種類のテストがあるとする。
握力のテストを受けて、結果が出て、タイムリープしてまた握力のテストを受けた場合、握力の数値結果は多分ほんの少ししか上がらないだろう。
下手すれば、気疲れして結果が悪くなるかもしれない。
だけど技術を伴う遠投のようなテストの結果は、ループ後に上がるのではないだろうか。
その考察からすると、魔法少女の能力とは遠投のテストのようなもの。
ようは、技術だ。
スキルと技術、言葉の意味的に近いのではないだろうか。
さらに奥深く考察をしてみよう。
魔法少女のスキルやステータスが技術ということはどういうことなのかを。
魔法少女のスキルは体を動かして行う。
いわば、自分の体を自分で操縦してるようなものだ。
これはどういうメカニズムなのだろうか。
前々回のループでは、体の動かし方、走り方などの動画を見たり勉強したりした。
その動画の中でも言っていたが、スポーツなどは、自分の体の操縦の技術を向上させるものなのだと。
イメージ的には自分の体というロボットに乗って操縦してるようなものだと。
さらにそのスポーツユーチューバーの動画では『全身の義体』を操縦するようなものだ。
義体について詳しく知りたければ、なんとかのアニメを見ろとか言ってたけど、まだそのアニメは見てない。
後で、見ておかないと。
まぁ、話を戻して、スポーツの技術を伸ばす、体を思うがままに動かすということは、そんな感じで体をロボットとして操縦するような感じだと、捉えるのもありだとのこと。
ところで、このことに忌避感を抱く人はいるのだろうか。
自分の体がロボットみたいだったら嫌なのだろうか。
昔の人は嫌がりそうだけど、私はまだ、嫌か嫌じゃないかに結論は出てない……。
と、また、考えが逸れたけど、そんな感じで魔法少女のスキルやステータスは技術なのではないだろうか。
ループという現象と、常態能力保持という、魔法少女のステータスを普段の状態でも変身後の強い状態に成れるようなスキル、この両方の効果によって、知覚できるようになったのではないだろうか……。
ふぅ、いろいろ考えたから頭が疲れた。
でも、このような三段論法を、しっかりと考えられるのも、しっかりと魔法少女ものやループものの動画配信を見て、勉強をして頭が良くなった結果なんだろう。
今後も頑張って動画配信を見ていこう。
あっ、義体とやらの勉強もしとかないと。
あれはなんのアニメなんだろう。
くぐって調べねば…………。
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その日はやりたいことがたくさんあって、どのスキルを取るのかを決めかねてしまった。
しょうがないので、SF系の勉強をした。
体をロボットと見立てて操縦か……。
――TIMES_A{0,7}――
2024年9月22日(日)8:00
昨日の夜は結局配信を見てしまった。
SFの勉強になった。
全部で26話くらいあるのか、もっとあるのか。
まだ、半分くらいしか見てないのか。
結局どのスキルを試そうかなぁ。
うーん、なんか決まらない、しょうがないからSF、『体がロボットで操縦』の勉強を先にするか……。
いや待て、この流れは結局決まらない流れじゃ無いかなぁ……。
先にスキルをとっちゃうか……。
3ループ前に行った、MPを上げて部屋から遠距離索敵を行えば良いのでは。
MPは、すべての源かもしれない。
先に上げておいた方が、後での成長の能率が上がりそうな気がする。
最終的には満遍なく良くしたいけど、まずはMPからなんじゃ無いだろうか。
それが最適解な気がしてきた。
よし、スキルを上げて、配信を見ながらMPを上げて探索を行お……。
違う、探索を行いながら、部屋から出れない、出ない方が効率が良いから、仕方なく家で動画の配信を見るんだ。
で、ついでだがらSFの勉強をするんだ。
全身がロボットで、自分で操縦するんだ。
そうしろって囁くのよ。ワタシのゴーストが。
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その日はMPを上げながら一日中勉強をした。
その日の夜には最大のMPが、2上がった。
影響が少ないけど常態能力保持スキルをMP特化で上げている。
決して、何のスキルを選ぶかがめんどくさくなった訳では無い。
決して早くSFの勉強をしたいから、スキル選びがおざなりになったわけでは無い。
決して1期を見終わり、2期目に突入したからではない。
常態能力保持スキルをMP特化型にしたおかげで、なんか相乗効果が働いているっぽい。
さすが私だ。
計算通りだ。
ゴーストが囁いてた通りだ。
さて、流石に疲れたから寝るか。
明日はどうしようかなぁ。




