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夢憑依Ⅰ(次元夢旅行、変な能力に目覚めたらしい)  作者: 夢未太士
[第3部]-東京帝都大学
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入学式

入学式


大学の寮から大学へは歩いて通える距離だ、直線距離にして2k徒歩約15分の道のりという所だが、殆どの学生はキックボードのような乗り物で通っている。

何でも気功力(魔力)を応用して進む乗り物だとか、この大学の学生は殆どが気功術の等級が6級以上で最高で15級と言うベテランの気功術師もいるらしい。

アスラもミサも現在はそんな乗り物を持っているわけではないので1階で待ち合わせ、一緒に歩いて大学への道のりを踏みしめる。


「おはようございます」

「おはよう~よく眠れたかしら」

「はい色々聞いてすっきりしました」

「何のこと?」

「アスラには関係ないことよ」

「うふふ、まあまるっきり関係ない話ではないけどね」

「2人で僕をのけ者にして何かたくらんでいるのかな~」

「な い しょ・」


美女2人は微笑んでアスラを見る、まるでアスラが反応するのが面白くてわざとからかうような話し方をしているみたいだ。

大学までの道には他にも数人新入生らしき学生が歩いている、さすがに親が同伴している子供の数はそんなに多くない。

だが昔と違い16歳で中等学院(昔の高校)を卒業するのだから年齢的にはまだ親が付いていてもおかしくはない。

たぶん親がすでに会場にいる学生も結構いるのではないだろうか。

歩く道すがら後ろから声をかけてくる学生がいた。


「ハーイ アスラ、ミサグッモーニン」

「ミシェルおはよう」

「おはよう」

「こちらの美しいレディは?」

「ああ僕のマザーだよ」

「オウ アスラ君のママですか、ミッシェル・イタガキですよろしくおねがいしま~す」

「おはよう、よろしくね」

「アスラ君のママさんとってもきれいですね~」

「ふふふ、久しぶりだわそんな事言われたの、面白い子ね」

「はい、皆に言われま~す」


話しているうちに赤門が見えてくる、学生と付き添いの親と見られる大人たちが門の中に吸い込まれるように入っていく。

門から少し歩くと掲示板に矢印が出ていた、入学式会場は其の先・徒歩2分と言う表示。

そして其の沿道では先輩達による各サークルへの勧誘が始まっていた。


「囲碁研究会で~す、今なら名人との対戦もできま~す」

「宇宙の神秘サークルです~」

「オスッ応援団に入らないかっ男ならっ今決めようっ」

「てにすさーくるで~す」


「あなた達はサークルやクラブはどうするの?」

「俺は格闘系かな、まだはっきりとは決めてないよ」

「あたしも、研究内容に追いついていけるかを見てからにする」

「ぼくは~医療技術のサークルがあれば~スグ入るよ~」

「そう言えばミッシェルは医学部なのかな?」

「は~い僕はこの大学の医学部に留学してキタので~す」

「そうなんだ」


話しながら歩き続けると勧誘の嵐が途切れ、式典会場の入り口が見えてきた。

中に入るとまるで劇場のようなつくりになっていた、そこは各種イベントや発明論文などの発表をする場としても使われていた。

中には数千人が入れるように見えたが、席の数はまだ半分ぐらいが空いていた。

中ほどまで進み腰掛ける、学長からのスピーチが始まるまでは後20分と言ったところだが。

まあ全員がスピーチを聞くわけではなさそうだ、一番前の席には見知った人が座っていた。


「一番前の席におじいちゃんが居るね」

「あら珍しい最近は入学式のスピーチも避けてるって言っていたのに」

「名誉教授なのに?」

「歳のせいだって、他にも名誉教授が何人か居るしまさか500年前の偉人が壇上でスピーチしても皆わからないでしょうって言ってたわよ」

「でも僕は聞きたいな」

「私も聞きたい」

「ホワット?誰の話ですか~?」

「ユーノウ コウ・ミスイ?」

「しってま~すBIW開発したプロフェッサーですよね、私ファンで~す」


「彼の研究の中に脳のイメージは医療に通じるニューアンサーがあると書いて有りました、それはとても重要で~す」

「彼の話が聞ける とてもうれし~で~すベリーベリーハッピー」


それから15分が過ぎ目の前にある壇上に数人の大学関係者が上がり挨拶をする。


【これより東京帝都大学院 入学式を始めます】


全員が席を立ち学長を迎える。


【え~本日は~・・・・・・・】


約10分お決まりの眠くなる話を聞き、数人がそのあとに続くそして、お目当てのコウ・ミスイ教授が壇上に上がると、大きな拍手が沸き上がる。

ほかの教授ではまばらだった拍手がコウ教授の時はひときわ大きく聞こえた。


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