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夢憑依Ⅰ(次元夢旅行、変な能力に目覚めたらしい)  作者: 夢未太士
[第3部]-東京帝都大学
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コウ・ミスイ(三錘・香)

コウ・ミスイ(三錘・香)


ペントハウスへはエレベーター内にある許可申請で行なわれる、彼がこの建物に住んでいるのは関係者しか知らない。

それは何故か?それは彼が生きていれば500歳を超えていると言うことが原因の一つ。

そして彼は戸籍上は微妙な存在として扱われている。

この時代の最高齢は公式発表で432歳平均年齢266歳これは表向きだが、裏のデータではさらに+100歳が本来正確な数値となっている。

正確な数値の出所は気功術協会、隠しているのは少なからず500歳を超えている人物が存在するからだ、しかもその人たちは協会や国のトップクラスの人物達。


生きていると世間に知られると困るからなのだ。

そして長く生きるために必要な魔法が存在する。各気功術協会支部にて8級以上になるとレクチャーされる、魔法の数々 そのひとつに若返りの魔法がある。

生命光化 生命回帰 生体維持という3つの魔法を使い、人間の寿命を3倍以上も延長させ昔なら考えられないぐらい長く生きることを可能にする。

生命回帰で若返らせて、生体維持で体の状態を固定化し、生命光化で生きる活力を取り戻す。

コウ・ミスイ名誉教授はこの魔法を使い今でも生きているということ。

気功術協会員ならば周知の事実なのだが、協会員以外には一応秘匿とされていて。

一般の人には知らない人も多い。


それゆえ何故有名人たちが長生きしているのかを公にできないという事情がある。

今のこの国では約半分の大人たちが今でも魔法のことを知らずに暮らしている。

気功術の習得率は80%を超えたのだが、気功術協会に所属している人間は60%に満たない、魔法や気功術の内容を知っている人間も全てではない。

エレベーターに乗ると最上階35階のボタンをタッチする、すると他の階では現れなかったパネルに英語文字でスキャンの文字と同時に図形が表示される。

アスラの母アキナはそこに表示された図形をタッチすると、エレベーターは動き出した。

アスラは35階も同じようなマンション形式の寮だと思っていたのだが・・・

35階に着きエレベーターの扉はすぐにあいた。

3人が中に入ると、そこには植物がたくさん植えられた不思議な空間だった。


「あれっ?ここは35階だよね」

「そうよ、彼は緑が大好きなの」


35階通路の左右には緑いっぱいの畑があった、そこには色々な花や植物が植えられていて、室内のはずなのに気分だけ外にいるように感じた。

通路を先に進むと両開きの扉が見えた、まるで映画館の入り口のような扉だ、本当に中が映画館ならかなり偏った趣向の持ち主だと思うが、母が先に扉をあけると中はそれまでと違う様式の部屋だった。

通路には沢山の本棚がありそこにはびっしりといろんな本が並んでいた、そしてさらに進むと広いリビングが現れた。

窓からは薄いカーテン越しに柔らかい日差しが降り注ぎ調度品は白に統一されていて、特注に見える長いソファーが10メートルぐらいありテーブルもその形に合わせてどっしりと部屋に存在していた。右手にはアイランド方式のキッチン、その後ろには壁一面にキャビネットがあり、食器や調理道具が収納されていた。


その向こうを見るとさらに部屋は続いていて、そこに彼は立っていた。


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