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夢憑依Ⅰ(次元夢旅行、変な能力に目覚めたらしい)  作者: 夢未太士
[第1章] — [第1部]夢だから
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まずは自己紹介

まずは自己紹介



俺の名は多賀秀樹60歳を超えたいわゆる爺さんだ、ただし今の時代では爺さんと呼ぶのはかなり抵抗があるだろう。

何故かって?昔は60歳ですでに体はがたがた腰は曲がり軽快に動ける年寄りは少なかったが今は違う。

俺も自分で言うのもなんだが結構体は動かせるほうだ、別に何かスポーツを頑張っているわけじゃない、気が向けばジョギングをしたりする程度だ。

まあいうなればなんちゃって健康おじさんとでも言おうか、若者には当然だが負けるそこは意地を張らないでおこう。

そして俺こと多賀秀樹の秘密を明かそう、まずは職業だが今は美容師をしているそしてお店の経営もしている。

要するに自分でお店を持っていてそこで自らスタイリストとして仕事をしているということだ。

悲しいことに従業員はいない、そうおひとり様サロンを経営している。

家庭環境はごく普通だが結婚30年目に妻に先立たれ今は一人暮らし、子供も2人息子と娘がいるが2人ともに独立し現在俺はアパートに一人暮らしだ。


店の2階に住んでいたりするのが小規模店舗経営の場合普通なのかもしれないが、俺の場合店と住居は別々だ。

元々は店舗の建物が自分の親の持ち物だったりした事もあり、早いうちに店を出すことができたが住まいとは別になってしまった。

住環境は東京都内の郊外にあるベッドタウンなのでかなり満足している。

亡くなった妻も同じ町の出身だったから両方の親の面倒を見るのはかなり楽だった、親の面倒って離れて暮らしていると一番の障害になるんだよね。

俺たちの両親は妻のほうはすべて妻が見ることになりそのせいもあったのだろうか、妻の両親がなくなってから2年が経った頃に妻は癌を発症、1年間の闘病後享年57歳で妻もこの世を去ってしまった。


妻が亡くなってから1年は仕事も手につかなくなり休みがちだった事は今でも忘れない。

振り返ってみればそれだけが俺の中で一番の不幸といえるだろう、それから3年経ち今でも自分の店を何とか経営しているが、この店もすでに30年以上経って内外装ともにがたが来ている。

妻が死んだあと落ち込んでいたがそれでも残されたものとして、いつまでも悲しみにばかり浸って暮らしていくことも俺にはできなかった。

俺の妻は生きていればこう言うだろう「いつまで悲しんでるの?」と、彼女は明るかったそれはもうとびっきりに。

1年が経ち悲しみに区切りを付け彼女の死を悼むより前を向いて歩くことにした。

だが・・・店を再開すると次々に問題が発生する、30年も経つとボイラーやエアコンは次々と壊れだす、店を続けるには新しい機材に交換せざるをえなくなっていた。

もちろん内装もかなりへたってきていたが、とりあえず一番重要なボイラーとエアコンを何とかすれば店の存続は可能なので内装は後回しにした。

現状仕事がうまくいっているわけではない、機材購入には手持ちの資金だけでは足らず借金をすることにした、そして借金を返すには店の売り上げだけでは絶対的に足りなかった。

このままでは借金を返せないどころか店の存続も難しい、そこでお店の売り上げだけではなく他の方法で借金を返すことができないか考えた。


齢60前にして俺はアルバイトを始めることを決心した。店を午後6時に閉め午後8時から他の業種でアルバイト、アルバイトと言っても60歳に近い歳の美容師にやれることはそんなにない、ましてやお店が終わってからさらに働くわけだから、職種は限られる。

アルバイト自体は色々調べた所結構あったのが一番収入の良い道路工事の交通整理、道路工事の交通整理はほぼ8時間の拘束でなければ雇うところはない、まさか朝までバイトをして明けた後すぐ自分のお店を開けるなどという、スーパーな体は持ち合わせていないので自分の店が終わってから最大で6時間、できれば5時間前後の勤務が可能な業種を探した。

始めは自分の業種である美容師でのバイトも視野に入れたが、その場合午後8時からのバイトはまず無い、夜の蝶のへアーメイクも考えたが最近はお店の数も減って数が少ないし、技術的にもかなり高度な仕事を求められる、カットアンドパーマでたたき上げた技術だけではカバーできない技術が必要になる、さらにお嬢のお誘いを躱すのは困難になるだろう。


そちら(夜の蝶)が好きな方にはうってつけだが、おれはそんなに酒も飲まないので却下だ。

次に考えたのはマッサージ師、この場合は1か月以上の訓練期間が必要でその間は無給となる。しかも配属されるお店はそんなに選べない。

ということで今回高齢ながら飲食店関係でのアルバイトを考えてみた、飲食店は数も形もかなり豊富にある、探しましたよ色々と各アルバイトの紹介サイトも利用して、何件かピックアップしてアポイントを取ってみましたその中でこれはと言うのがカラオケ屋さんです、カラオケ屋さんはお店によっては朝まで営業している場合もあり夜8時から朝1時までの5時間勤務が可能とのことで、そのお店に面接に行ってみました。

58歳という年齢で雇ってもらえるとは思わなかったが、面接の結果接客業に慣れており即戦力になるということでめでたく採用されました。

就業時間は夜8時から翌日午前1時まで、本業が終わった後に働くわけだから結構しんどい、慣れるまでに結構日数がかかったのは言うまでもない。

バイトが終わり家に帰ってきてもすぐには眠れずそうすると睡眠時間は4時間ぐらい良くて5時間、俺は朝6時半に起き自分のお店を開けに行かなければならず、バイトの翌日は結構ハードな生活が数か月続くことになりました。

カラオケ屋さんのアルバイトは最初は週四日だったが現在は週三日行けば良いほう、だんだん体がもたなくなってきたためです。

まあそれでも借金は何とか返すことができていました、そんな状況が2年続き最近になって変な夢を見ることが多くなった。

それは未来の夢、俺が誰かになってその時代を生き抜く夢だ。


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