表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢憑依Ⅰ(次元夢旅行、変な能力に目覚めたらしい)  作者: 夢未太士
[第2部] — [再び戦闘]決戦
18/44

後輩は孫

後輩は孫


援護の飛行ドローンと地上からの支援AIカーが後退する戦闘員と入れ違いに戦場へと進んでいく、防御ラインへ戻った俺は装備を点検し臨時の医療所へと足を向けた。医療所の手前で医療班の看護師に体をチェックされる、敵の放った毒やウィルスのチェックと簡易消毒、霧状の消毒液を浴びてから青白い光を浴びる。


「はいOK 入り口横の防疫ガウンを着てくださいね」


銀色のガウンに袖を通すと医療所の中へ入って行った、班員のアイは奥から3番目の簡易ベッドにいた。


「大丈夫か?」

「あ 先輩… はいもう大丈夫ですけどまだ少し指先が…」

「無理はするな 今敵さんを火あぶりしている最中だから」

「私 自分がこんなに使えないなんて思いませんでした・」

「キラービーは確実に急所を狙ってくるみたいだね、まあひどくならなくて良かったよ、ひどい場合は下半身不随になったりするらしいからね。」

「私 自分が情けない あんなに練習したのに 泣・・」

「訓練と実践は別だから、俺こそひと声かけるのが遅れてごめんね」

「いえ 先輩は全然悪くないです」   

「いや やはり俺にも責任があるよ、それがリーダーだから」

「今日はゆっくり休んで 反省会は後でしよう」

「先輩ありがとうございます」


アイの心

(もう少ししゃべりたいよ~やっぱり先輩かっこいい)


早いうちに経験積むのは良いけど、たった一回の戦闘で死んでしまったり、半身不随になったりしては元も子もない。

敵の新型ワームが阻害型だと判ったしカマキリに爆発物があるのも確認できた、早めに火炎放射の支援要請したのでカマキリとワームのコンボでやられた味方いないようだ。

見るとキラービーでやられた負傷者の方が多かった。今回は4級の学生も駆り出されている為、4級のほとんどが戦闘初体験のはずだった、それでこの負傷者の数は上出来ではないだろうか。

臨時診療所のベッドはまだ半分ぐらいの使用率(12)この臨時診療所で30人は一度に診療できる。重症者は学院の南側にある病院へ搬送されるようになっているが、後方の病院へ搬送された仲間はまだいないようだ。


「アスラ ここに居たんだ、ガイ先生が探してたよ」

(マジ もしかして説教か…汗」

「判った 行ってくる」

「ファイト!♪」


たぶん新米のカバーのことだろうけど、もしかすると新型ワームのことかもしれない次から次と華連邦は何種類インセクター飼ってやがんだ。

診療所から出るとⅤR画面の検索モニターでガイ先生を探す、北部防衛線の20m手前の塹壕から人間兵器ことガイ先生がスコープを手に敵の焼け具合を見ていた。


「先生およびですか?」

「来たかアスラ あの蟲ワームだったか?」

「厄介ですね、やはり土の中に潜られてしまいましたね」

「空からはドローン地上からはAI科学装甲車、メカで敵を叩くのはあまり好みじゃないのだがな」


何言ってんだこの人は・・肉弾戦がそんなに好きか?、今回は4級もいるから肉弾戦は負傷者の数が増えてばかにならないと思うのだが。


「あの糸に絡まれては手も足も出なくなりますから」

「新人はどうだった?」

「手足の軽い痺れで済んだようです」

「そうか あれはわしの孫だから何かあったら唯じゃ済まなかったんだが 命拾いしたな」

「ふぇ?」


マジか聞いてないぞそんなこと、情報にも無かったことだ冷や汗が頭の先から背中を伝いお尻の谷を伝って行くのがわかる。インセクターより怖い物体が目の前にいた。

見た目は40代ぐらいにしか見えない学長だが、孫までいるとは恐れ入ります。


「冗談はさておき、この後敵はどう出るとみる?」

「げ 現在4種の敵インセクターが確認されていますが、規模的にはまだ3分の一しか接敵していません」


先生それは悪い冗談です、目が笑っていませんよね…


「さらに新型が投入されると思われますので今打って出るには時期尚早だと思います」

「うむ おれも同意見だ」

「こちらが優勢だが相手はインセクターだ最後の1匹でも命令は遂行されるからな」

「今のうちに休んでおけ あと10分で作戦会議をする」

「了解」


命拾いしたネ 孫だったとは…全然似てねえ~

アイちゃんは味方にした方がよさそうだな、今後のためにもネゴシエーションしておかねば。


「アスラ どうだった?」

「どうもこうも 新人がガイ先生の孫だってさ」

「うそ!先生結婚していたんだ」

「結婚どころか子供も孫もいるって事でしょ」


ミサは全然知らなかったようだ、まあ早いうちに地雷が見つかってよかったというところか。


「ああそれからあと9分後 作戦会議だってさ」

「了解」


俺は弾倉を確認し補充、装備もチェック刀がべたついていたので薬品を湿らせた布で拭くとネバネバはすぐ取れたが果たしてこの先どうなることやら、悪い予感しかしないのは気のせいか それとも…

ドローンが持ってきた情報によると敵ワームの半分は土の下に隠れて我々を待ち構えている模様とのこと。AI科学装甲車による赤外線センサーとパフュームセンサーでおおよその位置はつかめているが背後に構えているインセクターの数は残り7万以上いる、手榴弾を使うしかないか、確かミョクさんが手榴弾持ってたよな。

塹壕から出てみんなが待機する位置まで進むともう一人の班員ミョクさんが待っていた。


「ミョクさん 手榴弾幾つ持って来てる?」

「はい自分が持参したのは8個ですが」


「何個入りますか?」

「4つもらえるか?」

「4つとも爆裂弾にしますかそれとも電磁パルス弾にしますか?」 


電磁パルス弾、要するに光と電気で敵を痺れさせる手投げ弾という事 殺傷力は低いパラライザーみたいなもの。


「うん 2個ずつで」

「赤いのが普通ので青いのがパルス弾ですから間違えないでくださいね♡あと蟲笛使いますか?」


何? この子用意周到じゃあーりませんか、蟲笛 特に超音波を発生し人間には聞こえない周波数を発生させ蟲の動きをかく乱するために開発された笛である。

犬には聞こえると聞いたことがあるが虫にも効果があるとは、確かに蜂などは羽音でコミュニケーションを取ると聞いたことがある。


「2個あるので、1個お貸ししますです」


ミョクの心

(この蟲笛私のオリジナルなのよね、しかも先輩が使う 口に咥える 唾液が笛に付く…うふふふふ 遺伝子ゲット~)


そこに追加支援の班員がやってきた 今度は5年生でまた女子である

一瞬目を奪われた、今度の班員はもうこれでもかというぐらいナイスバディだったからだ。


ミョクの心

(むむ お邪魔蟲発見)


「一緒に戦うのは初めましてでしょうか?ラン・オオノですよろしくお願いします」

「ォ おおよろしく」


ランの心

(わーい先輩だーうれしーアーんなことやコーんなシチュエーションがこの後待っていたりして・ワクワク)


俺の目は彼女の特に胸へ釘付けされたかのように凝視してしまった、無理もない立派なお胸であるFぐらいかそれともGかな。この世界で初めて遭遇する大きさでしかも胴回りはミサと変わらないぐらいか。身長はやや高めの178cぐらいボディラインはすでに大人の女性。恐ろしい15歳である。

俺は顔を振って正気を取り戻すと。


「えっとすまん じろじろ見てしまってランさんは打撃系かな」

「はい かまわないですよ先輩にならうれしいぐらいです ポッ!」


ミョクの呟き

(ふむふむアスラ氏は巨乳好きと…)


ミョクさん何をぶつぶつと言っているんですか。


この子顔赤くして恥じらっちゃうなんておじさんどうしたらいいの、ちょっとまて確かメールに名前が…この子が熱烈な俺のファンだということが分かった、波乱の幕開け必至である。


「作戦会議を始めます 5級以上は集合してください」

「それじゃ二人とも待機ね」


あわてて作戦会議の集合場所に行くと5級以上の生徒と6級以上(先生)が全員集合していた。


【ここからは簡易テレパスに切り替えます】          


敵の音声探知に対しては簡易テレパス(脳内音声変換が有効)と言われている、VRとBIWの流用なのですけどね。(ブリーフィングが始まった)


【これより10分後我々は敵へ突撃を仕掛ける、前衛は敵をひきつけ別動隊が敵後方の司令塔を叩く 班分けはVRモニターの選別表示を参考にしてくれ】


突撃班は30部隊 前衛20後衛10部隊 包囲攻撃班10部隊右翼5部隊左翼5部隊

1部隊は10人編成(部隊長が一人と副部隊長が一人隊員8人)突撃班が敵を引き付けているうちに敵後方にいる司令塔を叩くと言う極めてオーソドックスな攻撃である。


たぶん華連邦の軍人は10名にも満たないだろう。彼らは姑息で汚い手を使うのはもう分かっている。敵後方を攻撃ということは東和皇国の上層部も今回の全面反撃にゴーサインしたという事になる。


【後方敵司令部もインセクターで固めてある可能性があるが、こちらはあえて少数精鋭包囲攻撃で攻めようと思う。敵後方まで回り込み司令部を囲むように攻撃、敵の司令官を逃がさずできれば捕虜として確保したいが、生存していなくてもかまわない。

華連邦の仕業だという事が分かればこの戦争に大手を掛けることができるはずだ、諸君らの力を信じる決して深追いはするな10分後23時30分作戦開始】


【ラジャー】


班員の女子2人のところに戻り作戦を伝達する、俺たちの部隊は司令部攻撃班左翼で部隊長は俺らしい、部隊の班が集合してきたその中には先ほど負傷したアイも含まれていた。


【アイちゃん大丈夫か?】

【ハイ心配かけてすみません、手も足もこの通りちゃんと動きます】

【OK それじゃ10人揃ったところで作戦だが…】


アイの心

(もう 戦闘に参加するな!なんておじいちゃん邪魔しないで欲しいんだから プンプン、ここで先輩にアピールできなきゃこの班になった意味ないんだからね)


アイちゃんもアスラに気に入られようと必死みたいだ。


【俺達は左翼5部隊の真ん中3番目を受け持つ形になった、敵後方へ速やかに移動その後北西10時半の方角から敵司令部へ包囲網を作る。華連邦軍を見つけたら無力化、俺たちは二手に別れようと思う】


【俺とミサが分かれて2班となり俺の班はアイとミョクそしてミドルとアマネ

ミサの班はクニとランそしてゴロウとユイ】

【強化クラスが先行技術クラスが後衛、残りは臨機応変に対応してくれ】

【質問は無いか?】…

【無いようだな】

【各自準備は良いな、作戦開始!】

【ミョクさん手榴弾と蟲笛は一応まだ借りておくよ】 

【了解です】 


ミサの心

(何でこういう風に分けるかな~アスラの隣は私なのに、後でもう少しアピールしておかなきゃ それにしても女子が多いわね特にランちゃんは要注意だわ)


作戦開始の合図とともに突撃班が目の前のインセクターへ攻撃を仕掛ける、俺たちはまず左へ突撃班の後方をできるだけ敵に悟られないように移動を始めた。

林の中を縫い素早く敵の右翼をかわし敵の後方へ駆け出す、案の定敵は前進の命令しかされていないようで、俺たちがすり抜けても振り向きさえしなかったのだが、敵もバカではない敵陣の様子を見るために100匹に1匹はカメラの様な機械が仕込まれていたりする。

敵がすり抜けている様子が敵司令部へ伝わっている可能性が無いとは言えない、ここからは時間が勝負となる。

戦場となった街の残骸や畑を駆け抜け目標の場所へ到着すると他の部隊と時間を合わせ、同時に詰めていく。やはり敵の防御兵がかなりの数残っている。


【各自戦闘始め 負傷したらすぐ交代しろ ムリはするな】

【ハイ!】

【了解】

【( ̄▽ ̄)ゞラジャ】

(だれだ顔文字入れたの)


まずは1匹目、敵司令部へ向かう道に立ちはだかるカブトムシタイプを袈裟切りにして盾を展開、素早くエアガンで辺りを飛び回るキラービーを2匹3匹と葬ると敵司令部へと歩を進める。

VRモニターで味方の現在地を確認すると他の部隊も順調に進んでいるようだ。

20メートル離れた場所で戦うミサもズバズバと切れっ切れの動きで敵を倒していく。

ミサも今回は小刀を手にしている、後方からの援護射撃もミス無くナイスタイミングで敵の気をそらしたり視覚を奪ったりして、負傷した班員は一人も出ずにかなり順調に進んでいる、何これこの部隊最高じゃね…


あれを見るまでは…


【なんだあれはデカ過ぎないか?】


(無理でしょ)

(無理ね)

(早く帰りた~い)


それは芋虫ワーム?それにしても大きい胴回りの直径は2メートルはありそうだ、そして粘糸攻撃がこちらの足を止める。住宅地の残骸に身を隠すと敵の粘糸が壁にぶつかりネチョっと垂れて体に付きそうになる。


(吹き出し口がでかい分あまり広範囲には広がらないようだな、先のワームとは種類が違うようだ)


【敵の粘糸は幅がないようだ速功よけてサイドから叩くぞ】

【了解】

(行きま~す)

(行くの)

(え~?)

                          

近付くと今回のワームはかなり大きい、確かにこいつを倒すのは骨が折れそうだ、だが動きは最初に見た中型ワームよりさらに遅く防御糸は拡散と言うより糸鉄砲に近い。当たれば即動きを封じられて敵の捕虜または餌になってしまうだろうが、当たらなければ良いだけだ。

仲間がワームに近づくと、待ってましたとばかりキラービーがしつこくまとわりつく。

他の班もワームの手前で足踏みしているようだ、何か打開策が見つかればよいのだが。

そういえば虫笛はこんな時に使うのかな、詳しくは聞かなかったが物は試しだやってみよう。

タイミングを見計らって糸攻撃を避けるように瓦礫から飛びだすと巨大ワームの横に付けた、そこで蟲笛を使ってみる(ピウ シュイ~)いけるか…。

するとワームは頭を左右へ振り出した。

(おお 効いてる・効いてる)


周りを飛び交うキラービーも動きが乱れだし、飛ぶのを止め近くの瓦礫にしがみついて頭をぐるぐる回し始めた。

ワームは次の瞬間ブシューとお尻から体液を出し始めた。


(うへ~なんじゃこの臭い)


思わず気功術で顔面にフィルターよろしく膜を作る、少し後ろへ下がり様子を見るとだんだんワームの体が縮まるのが見えた。


(おーこれはいけるんじゃない・・)

【いまだ!】


回り込んでいた味方と一緒に臭いに耐えながら一斉にワームへ攻撃を始めた、もうめった刺しである

巨大ワームの数は少なかったが。蟲笛が功を奏し早い段階で攻略できた、瓦礫の上から見渡すとあちこちでワームと戦う味方が見えた。


【よし進もう】

【了解】


俺達はさらに敵司令部へと突き進んだ。

その頃華連邦敵司令部では。


〔おい撤退命令が出たぞ〕

〔うむむ残念だ だがここで我ら同志が囚われては作戦自体が無意味になる〕

〔撤退するぞ〕

〔撤退‼〕

(新型を導入したのにこんな結果では本国に帰れんぞ)


敵兵士たちは持ち込んだ装置に時限式の爆薬を仕掛け始めた、その数は少なめだが証拠になりそうな女王蟻や女王蜂などの操縦システム及びインセクター本体に爆薬をセットすると敵兵士達はそれぞれに臨時指令所から脱出を試みるが・・

わずかに早く飛び出した2人はそのまま包囲の薄い方角へと逃げると、アスラ達が入れ替わりに敵司令部へと到着した。

ほんの僅かの時間差で敵兵士達8人が逃げ遅れた、東和皇国側の包囲網の一部が予測より早く敵司令部へと突撃したからだった。

敵司令部として使われていた建物に取り付くと窓を割り、電磁パルス弾を敵司令部の中に投げ込み身を潜めた。


(1 2 3)

バリバリバリ‼

〔うわ~目が…〕


けたたましい音と同時に雷に似た光が敵司令部内に炸裂した、ドアをけ破り敵司令部に飛び込むと盾を使い敵兵を力任せに殴りつけた、そのたびにいやな音が拳と肘に伝わるが 2度もの戦闘で結構怒りが溜まっていたらしい容赦は無かった。

この時敵兵は鬼のような形相で戦うアスラを見て鬼神と言って恐れたと尋問した担当官の報告書には書かれていたらしい。

敵司令部を制圧した後、調べていくと時限爆弾が仕掛けられているのがわかり、手分けして敵捕虜を外へと連れ出すと約2分後に敵司令部は跡形もなく吹き飛んだ。

まだ調べたい事が有ったのだが命には代えられない。

結局取り逃がしたのは2名で、残った敵兵8名のうち2名は可哀そうだが天に召されてしまった。

アスラが制圧に行く中、狭い室内で乱戦になり運悪く敵同士の弾がお互いの急所に命中してしまったためだ。

気功防御術を纏うと銃弾ではほとんど負傷することは無い、大口径のライフル弾ならばそこそこの痛手を負う可能性もあるが部屋の中しかもハンドガンの弾なら無傷で耐えられる。

たまたま敵兵は両端の対角線上からアスラを撃った為、2人とも味方の銃弾を受けて致命傷を負ったのだ。

パルス弾の光で目がやられている状態で銃を使うなんて、同士討ちになることを考えられないほど慌てていらしい。


【撤収】


アスラの心

(やべー冷や汗掻いたぜ)


時限爆弾の威力はそれほど大きく無かったが持ち込まれた敵のPCや機材などは跡形もなく吹き飛んでいた。


捕虜の敵上級兵・

(冗談ではないぞ なんでこんな目に合わなけりゃならない)


捕虜の敵歩兵・

(くそ こんなはずじゃ…)


結局俺たちは敵華連邦の兵隊6名を捕虜とすることに成功した

捕虜となった6人だが3人は軽傷3人が重症、重症の3人は俺が容赦なく戦ったせいではあるが後悔はない。

なんせ自爆用の爆弾まで仕掛けているのだから死ななかっただけマシなはずだ。

この後敵兵の取り調べは防衛軍の上層部によって詳しく事細かにネチネチと行われるらしい、聞いたところに居ると拷問専門の部隊まであると噂されている。

そんな事何故判るかって?元防衛軍の情報隊にいた先生に聞いたからだ。

保健室の主 リサ先生がその人 もともと訓練や怪我で保健室はアスラにとって第2の教室だったらしく、今回の捕虜引き渡しやその時の書類受け渡しに対応したのがリサ先生で、防衛軍情報部の隊員が軍式の挨拶をリサ先生にしていたのを見かけて、これは何かあるなと先生にカマをかけてみた。


(キラッ!目が光る・真実は一つ)


案の定あっさり白状もとい情報を提供してくれたと言うわけだ。

情報と言っても全てでは無いけどね、学生の身で防衛軍の裏側まで知る事は厄介事に自ら首を突っ込むという事でそこまで俺はお人好しでも祭り好きでもない、知りすぎて軍隊行きから逃れられなくなるのも今の状態では避けたい所だ。                     

あまり余計なことをすると夢が覚めた後でアスラに恨まれる可能性がある、まあ本当に夢ならば心配することも無いのだが万が一と言うこともあるので情報収集は控えめにしておいた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ